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Ak4951eg

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[AKD4951EG-B] AKD4951EG-B AK4951EG 評価用ボード Rev.1 概 要 AKD4951EG-Bは、マイクアンプ、ヘッドフォンアンプ、スピーカアンプを内蔵した低消費電力の24bit ス テレオCODEC、AK4951EGの評価用ボードです。当社A/Dコンバータの評価用ボードとのインタフェー スを装備しており、手軽に評価可能です。更にディジタルインタフェースにも対応しており、光コネク タを介してディジタルオーディオ機器とインタフェース可能です。  オーダリングガイド AKD4951EG-B --- AK4951EG評価ボード (コントロールソフトを同梱。) 機 能  2種類のインタフェースを装備 - 当社A/Dコンバータ評価ボードとダイレクトにインタフェース - DIT, DIRにより、光入出力が可能  ボード制御用USBポート TVDD DVDD AVDD GND1 REG1 3.3V 1.8V 3.3V 0V 5V 3.3V REG 1.8V REG LDO LIN1 Digital MIC (T3) RIN1 PIC4550 Mini Jack LIN2 (J1) RIN2 AK4951EG USB External Clock Opt In Mini Jack (J2) AK4118A (DIT/DIR) RIN3 (Port1) Opt Out (Port2) SPP SPN SPK LINEOUT Jack (J4) HP Jack (J3) Figure 1. AKD4951EG-Bブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 2015/11 -1- [AKD4951EG-B]  操作手順 (1) 電源の配線 (1-1) レギュレータから電源を供給する場合 JP17 USB5V 電源の接続 名称 REG1 GND1 色 赤 黒 電圧 5V 0V 内訳 レギュレータへの入力 グランド Table 1. 電源の配線 (1-2) USB5Vから電源を供給する場合: JP17 USB5V (2) 評価モード、JPピン、DIPスイッチの設定(以下参照) 2015/11 -2- [AKD4951EG-B]  評価モード AK4118Aを使用してAK4951EGを評価する場合は、必ずAK4951EGとAK4118Aのオーディオインタフェ ースを一致させて下さい。AK4951EGのオーディオインタフェースフォーマットに関しては、AK4951EG のデータシート、AK4118AのオーディオインタフェースフォーマットはTable 2.をそれぞれ参照して下さ い。 AK4118Aはfs=32kHz以上に対応します。fs=32kHz未満で評価する場合は他のモードをお使い下さい。 また、AK4118AのMCLKは256fs、512fsに対応します。これ以外の条件で評価する場合は他のモードをお 使い下さい。 AK4951EGのレジスタ設定に関しては、AK4951EGデータシートを参照して下さい。 対応可能な評価モード (1) AK4118AのDIT機能を使ったA/D部の評価 (1-1) External Slave Modeでの設定 (2) AK4118AのDIR機能を使ったD/A部の評価 (2-1) External Slave Modeでの設定 (3) 外部クロックを使ったA/D部、D/A部の評価 (3-1) PLL Master Modeでの設定 (3-2) PLL Slave Modeでの設定 (3-3) External Slave Modeでの設定 (4) A/D → D/Aループバックの評価 (4-1) PLL Master Modeでの設定 (4-2) PLL Slave Modeでの設定 (4-3) External Slave Modeでの設定 2015/11 -3- [AKD4951EG-B] (1) AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 (1-1) External Slave Modeでの設定 水晶発振子X1(12.288MHz)及びPORT2(光出力)を使用します。PORT1には何も接続しないで下さい。 AK4951EGのレジスタをEXT Slave Modeに設定します。AK4118AからMCKI, BICK, LRCKを供給し、SDTO をAK4118Aに供給します。 [JPの設定] JP11 MCKI EXT JP14 BICK DIR EXT JP12 LRCK DIR EXT JP15 SDTO DIR (2) AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 (2-1) External Slave Modeでの設定 PORT1(光入力)を使用します。PORT2には何も接続しないで下さい。 AK4951EGのレジスタをEXT Slave Modeに設定します。 [JPの設定] JP11 MCKI EXT JP14 BICK DIR EXT DIR JP12 LRCK EXT DIR JP13 SDTI EXT DIR JP10 SDTI-SEL ADC DIR 2015/11 -4- [AKD4951EG-B] (3) 外部クロックを使ったA/D部、D/A部の評価 外部クロックを使用して評価します。PORT1, PORT2には何も接続しないで下さい。 (3-1) PLL Master Modeでの設定 JP11のMCKIからマスタクロックを入力し、AK4951EG内蔵のPLLにより BICK, LRCKを生成し出力しま す。 AK4951EGのレジスタをPLL Master Modeに設定します。 JP11からMCKI, JP13からSDTIを入力し、JP12からLRCK, JP14からBICK, JP15からSDTOを出力します。 11.2896MHz, 12MHz, 12.288MHz 13.5MHz, 24MHz, 27MHz DSP or P AK4951EG MCKI BICK LRCK 32fs, 64fs 1fs BCLK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 2. PLL Master Mode 2015/11 -5- [AKD4951EG-B] (3-2) PLL Slave Modeでの設定 JP14のBICKに入力されるクロックを基準に、AK4951EG内蔵PLLにてAK4951EGに必要なクロックを生 成します。 AK4951EGのレジスタをPLL Slave Mode (Reference Clock = BICK)に設定します。 JP14からBICK, JP12からLRCK, JP13からSDTIを入力し、JP15からSDTOを出力します。 DSP or P AK4951EG MCKI BICK 32fs, 64fs 1fs LRCK BCLK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 3. PLL Slave Mode 2(PLL Reference Clock: BICK pin) [JPの設定] JP11 MCKI DIR EXT 2015/11 -6- [AKD4951EG-B] (3-3) External Slave Mode での設定 AK4951EGのレジスタをEXT Slave Modeに設定します。 JP11からMCLK, JP14からBICK, JP12からLRCK, JP13からSDTIを入力し、JP15からSDTOを出力します。 AK4951EG DSP or P 256fs,384fs 512fs or 1024fs MCKI MCLK  32fs BICK 1fs LRCK BCLK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 4. EXT Slave Mode (4) A/D → D/Aループバックでの評価 (4-1) PLL Master Modeでの設定 PORT1、PORT2には何も接続しないで下さい。 AK4951EGのレジスタをPLL Master Modeに設定して下さい。 (4-1-1) JP11(MCKI)からマスタクロック(MCKI)を供給する場合 [JPの設定] JP15 SDTO JP13 SDTI EXT DIR JP10 SDTI-SEL ADC DIR 2015/11 -7- [AKD4951EG-B] (4-2) PLL Slave Modeでの設定 AK4951EGのレジスタをPLL Slave Mode(Reference Clock: BICK)に設定して下さい。 PORT1、PORT2には何も接続しないで下さい。 (4-2-1) JP14からBICK, JP12からLRCKを供給する場合 [JPの設定] JP11 MCKI JP13 SDTI JP15 SDTO EXT EXT DIR DIR JP10 SDTI-SEL ADC DIR (4-3) External Slave Modeでの設定 AK4951EGのレジスタをEXT Slave Modeに設定します。 PORT1、PORT2には何も接続しないで下さい。 (4-3-1) AK4118Aから全てのクロックを入力する場合 X1(12.288MHz)を使用します。 [JPの設定] JP11 MCKI EXT JP14 BICK DIR EXT DIR JP12 LRCK EXT JP15 SDTO DIR JP13 SDTI EXT DIR JP10 SDTI-SEL ADC DIR 2015/11 -8- [AKD4951EG-B]  DIPスイッチの設定 [S1] (SW DIP-4): AK4118Aの評価モードの設定 No. 1 2 3 4 Name OCKS1 DIF0 DIF1 DIF2 ON (“H”) OFF (“L”) AK4118A Master Clock Setting :Table 4.参照 AK4118A Audio Format Setting Table 3.参照 Default L L L H Table 2. AK4118Aのモード設定 Mode DIF2 DIF1 DIF0 0 1 2 3 4 5 6 7 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 1 1 0 0 1 1 0 1 0 1 0 1 0 1 DAUX 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, I2S 24bit, Left justified 24bit, I2S SDTO 16bit, Right justified 18bit, Right justified 20bit, Right justified 24bit, Right justified 24bit, Left justified 24bit, I2S 24bit, Left justified 24bit, I2S LRCK I/O H/L O H/L O H/L O H/L O H/L O L/H O H/L I L/H I BICK 64fs 64fs 64fs 64fs 64fs 64fs 64 -128fs 64 -128fs I/O O O O O O O I I Default Table 3. AK4118A Audio Format Setting OCKS1 MCKO1 X’tal Default 0 256fs 256fs 1 512fs 512fs Table 4. AK4118A Master Clock Setting  トグルスイッチの設定 (上方が“H”、下方が“L”です) [SW1] (PDN): AK4951EG, AK4118Aのパワーダウン。 “H”側: コントロールソフトでPDNpinを制御。 “L”側: 強制パワーダウン 2015/11 -9- [AKD4951EG-B]  シリアルコントロール AKD4951EG-BはPCのUSBポートを使用してコントロール可能です。USBケーブルでUSBコネクタ (PORT3)とPCのUSBポートを接続して下さい。 AK4951EGのシリアルμPインタフェースをI2CBusと3線シリアルに設定 (1) I2C通信を使用する場合 (1-1) Chip Address = “0” に設定 [JPの設定] JP18 I2C SEL CIF JP3 CAD0 3 4 CSN JP20 CAD0 CSN JP20 CAD0 JP19 2 (1-2) Chip Address = “1” に設定 [JPの設定] JP18 I2C SEL CIF JP3 3 4 JP19 CAD0 2 (2) 3線シリアルを使用する場合 [JPの設定] JP18 I2C SEL CIF JP3 JP19 CAD0 3 4 CSN 2 2015/11 - 10 - [AKD4951EG-B]  アナログ入出力回路 (1) 入力回路について Figure 5. LIN1/RIN1, LIN2/RIN2, RIN3入力回路 (1-1) LIN1/RIN1 を入力する場合 J1からLIN1/RIN1 を入力します。 LIN1/RIN1へMic Powerを供給しない場合は、JP6, JP7をOpenにして下さい。 JP1 LIN-SEL JP2 LIN2 RIN2 LIN1 RIN1 JP4 JP5 JP6 JP7 DMDT DMCK MP-LIN1 MP-RIN1 RIN-SEL 2015/11 - 11 - [AKD4951EG-B] (1-2) LIN2/RIN2 を入力する場合 J1からLIN2/RIN2を入力します。 LIN2/RIN2へMic Powerを供給しない場合は、JP8, JP9をOpenにして下さい。 JP1 JP2 JP8 JP9 LIN2 RIN2 LIN1 LIN-SEL MP-LIN2 RIN1 MP-RIN2 RIN-SEL (1-3) RIN3を入力する場合 J2からRIN3を入力します。 (1-4) デジタルマイクから入力する場合 JP5からDMCKを出力し、 JP4からDMDTを入力します。 JP4 JP5 DMDT DMCK 2015/11 - 12 - [AK4951EG] (2) 出力回路について (2-1) HPL/HPR 出力 Figure 6. HPL/HPR出力回路 J3(ミニジャック)からHPL/HPR を出力します。 (2-2) スピーカー 出力 Figure 7. SPP/SPN出力回路 TP3, TP4からSPP/SPNを出力します。 (2-3) ステレオライン 出力 Figure 8. LOUT/ROUT出力回路 J4(ミニジャック)からLOUT/ROUTを出力します。 2015/11 - 13 - [AK4951EG] AK4951EGコントロールソフトマニュアル ■評価ボードとコントロールソフトの設定 1. 評価ボードを適宜、設定して下さい。 2. 評価ボードとPC をUSB ケーブルで接続して下さい。 3. USBコントロールは、PC 上ではHDD (Human Interface Device) として認識されます。 4. コントロールプログラム (akd4951eg-b.exe) を立ち上げてください。(Note 1) 左下に”AKDUSBIF-B” と表示されない場合は、PC とUSB ケーブルを再度接続し直して [Port Reset] ボタンを押して下さい。 5. 適宜、操作を行い評価してください。 Figure 9. Window of Control Soft 2015/11 - 14 - [AK4951EG] ■操作説明 コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作を行えます。 これらは、上部のタブで切り替えます。 頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。 各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「■各ダイアログ機能の説明」を参照してください。 1. [Port Reset]: メインボード上のUSB ポートにリセットを行います。 ソフト起動後PC とUSB コントロールを接続した場合、このボタンをクリックしてください。 2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。 3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [All Read]: AK4951 の全てのレジスタ値を全て読み出し、レジスタマップに表示します。 5. [Save]: [Save Address of Register] ダイアログを立ち上げます。 6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 7. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。 8. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。 9. [Sequence (File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。 10. [Read]: 現在のレジスタを読み出して、Register 欄に表示します。 [All Read] ボタンとは異なり16 進表示のみを行い、レジスタマップへの反映は行いません。 11. [PDN:H(L)]:AK4951, AK4118A のPDN pin への入力を設定します。(Note 1) Note 1. 評価ボードに電源を投入後、一旦“PDN:L”とした後、“PDN:H”に戻してAK4951とAK4118A のリセットを行ってください。“PDN:H”とした時、“Dummy Command”も発行されます。 2015/11 - 15 - [AK4951EG] ■各タブ機能の説明 1. [Function] タブ:ファンクション機能 各ボタンを押すと各機能の動作を実施します。 (設定ダイアログに関しては「■各ダイアログ機能の説明」を、ファンクション機能実施時の設定に関し ては「■シーケンス処理の説明」を参照してください) Figure 10. [Function] Window [Function] ボタン : ボタン名の機能のシーケンス処理を実施します。(1- 1 参照) 設定ダイアログボタン : 各設定ダイアログを呼び出します。(1- 2 参照) 2015/11 - 16 - [AK4951EG] 1- 1. [Function] ボタン Figure 11. [Function] Button ボタン名の機能のシーケンス処理を実行して、複数のレジスタを更新します。 主にパス設定で使用します。 Function Name Recording_MIC+18dB (ALC, AHPF ON) Recording_DigitalMIC (AHPF, ALC ON) Playback_Headphone Playback_Speaker (ALC ON) Playback_Lineout Loopback_Headphone (ALC, AHPF ON) Description マイク入力録音 (ステレオ) デジタルマイク 入力録音(ステレオ) Input LIN1, RIN1 Output SDTO Path LIN1,RIN1→MIC-AMP(+18dB)→ADC →Digital Filter→SDTO DMDAT SDTO ヘッドフォン出力 SDTI スピーカ出力 SDTI ラインアウト出力 SDTI LOUT, ROUT SPP SPN LOUT, ROUT HPL HPR DMDAT*→Digital Filter→SDTO * Digital MICの時、LIN1がDMDATに 変わります。 SDTI→DAC→HPL,HPR LIN1, ループバック RIN1 (マイク入力録音、 ヘッドフォン出力) Table 5. Sequence Process Setting SDTI→ALC→DAC→SPP,SPN SDTI→DAC→LOUT,ROUT* * Digital Filter も通過します。 LIN1,RIN1→ADC→Digital Filter→DAC →HPL,HPR ※クロックモード、I/F モードは変更されません。AK4951 のデフォルト設定は以下となっています。 クロックモード :外部クロックモード(スレーブ) I/F モード :24bit MSB Justified サンプリングレート :48 kHz 2015/11 - 17 - [AK4951EG] 1- 2. 設定ダイアログボタン Figure 12. Setting Dialog button [System Clock Audio I/F] ボタン : システムクロックおよびオーディオI/F 設定ダイアログの呼び出し [MIC – ADC Setting] ボタン : 入力セレクト、入力レベル、マイクゲイン、マイク感度調整 ダイアログの呼出し [Digital MIC Setting] ボタン : デジタルマイク設定 ダイアログの呼び出し [Digital Filter] ボタン : プログラマブルディジタルフィルタ設定ダイアログの 呼び出し [ALC Setting] ボタン : ALC 設定 ダイアログの呼び出し [DAC Setting] ボタン : 出力セレクト、出力レベル設定ダイアログの呼び出し [BEEP Setting] ボタン : BEEP 出力設定 ダイアログの 呼び出し 2015/11 - 18 - [AK4951EG] 2. [REG] タブ: レジスタマップ レジスタの書込み、読み込みを実施する画面です。 レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。 マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。 “H”または “1” はボタンDown 状態、赤字 (Read Only では濃い赤) 表示、 “L”または “0” はボタンUp 状態、青字 (Read Only ではグレー) 表示が行われます。 Read Only のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。 データシートで定義されていない部分は“---” で表示されます。 Figure 13. [REG] Window 2015/11 - 19 - [AK4951EG] 2-1. [Write]: データ書き込みダイアログ 同じアドレス上の複数のbit を同時に変更する場合に使用します。 レジスタマップの各レジスタに対応した[Write] ボタンをクリックし、 ダイアログを立ち上げます。 チェックボックスをチェック(点がチェックした印です) すると、データは“H” または“1” になり、 チェックしなければデータは“L” または“0” になります。 各レジスタに対応したダイアログがあります。 入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK] ボタンを、書き込まない場合は[Cancel] ボタンを 押して下さい。 Figure 14. [Register Set] Window 2-2. [Read]: データ読み込み実施 レジスタマップの各レジスタに対応した[Read] ボタンをクリックすると、 各レジスタの読み込みを実施します。 各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。 “H” または“1” ではボタンDown 状態、赤字 (Read Only では濃い赤) 、 “L” または“0” ではボタンUp 状態、青字(Read Only ではグレー) に表示されます。 2015/11 - 20 - [AK4951EG] ■各ダイアログ機能の説明 1. [Save]: [Save Address of Register] ダイアログ メイン画面で[Save] ボタンを押すと保存アドレス設定ダイアログが開きます。 Figure 15. [Save] Window [All Address] チェックボタン : ON のとき、全レジスタアドレスの設定値を保存します。 [Start Address] エディットボックス : [All Address] がOFF のとき、保存を開始するレジスタアドレス を指定してください。 [End Address] エディットボックス : [All Address] がOFF のとき、保存を終了するレジスタアドレス を指定してください。 [OK] ボタン : 保存するファイルを指定して、レジスタ設定値の保存を実行します。 [Cancel] ボタン : 処理を中止します。 2015/11 - 21 - [AK4951EG] 2. [All Reg Write]: [All Register Write] ダイアログ メイン画面で[All Reg Write] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 メイン画面の[SAVE] ボタンで作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができま す。 Figure 16. [All Reg Write] Window [Open (左)] ボタン [Write] ボタン [Help] ボタン [Save] ボタン [Open (右)] ボタン [Close] ボタン [All Write] [Start] ボタン [Stop] ボタン [Interval time] [Current No] : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。 : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。 : 本機能の説明画面を開きます。 : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。 : “*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 : レジスタ書き込みを開始します。 : レジスタ書き込みを中止します。 : 次のレジスタ設定ファイルの書き込みを開始するまでの待ち時間を指定 します。(5msec ~ 10,000msec) : 現在書き込み中のファイルNo(上側のファイルから 1, 2, 3… 10) を表示します。 ~ 操作上の注意 ~ 1. 2. 右側にある[Save] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要が あります。 レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるために そのファイルを再度読み出して下さい。 2015/11 - 22 - [AK4951EG] 3. [Sequence]: [Sequence] ダイアログ メイン画面で[Sequence] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 Figure 17. [Sequence] Window ~ シーケンスの設定 ~ シーケンス設定は以下の手順で設定します。 1. シーケンス処理内容を選択します。 [Select] コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。 処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。 < Select選択項目 > ・No_use ・Register ・Reg (Mask) ・Interval ・Stop ・End : 未使用 : レジスタ書込み : レジスタ書込み (マスク指定) : インターバル : 一時停止 : シーケンス終了 2015/11 - 23 - [AK4951EG] 2. 動作させるシーケンスを入力して下さい。 [Address] [Data] [Mask] [Interval] : アドレス : データ : マスク [Data] 入力に対してマスクbit が 1のbit のみデータを変更します。 MASK bit が 0 の bit を維持しますが、レジスタRead は実施せず、ソフト内に保持して いるデータを利用します。 電源再投入や PDN pin で Reset を行った場合、ソフトで維 持しているレジスタデータとAK4951 のレジスタデータが異なりますので、 “Write Default” を実施してください。 Mask = 0x00 のとき、現在値の設定を維持します。 Mask = 0xFF のとき、Data で設定された8bit データが書き込まれます。 Mask = 0x0F のとき、Data で設定された下位4bit データが書き込まれます。 上位4bitは現在の設定値を維持します。 : インターバル時間 シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。 ・No use : なし ・Register : [Address]、[Data]、[Interval] ・Reg_Mask : [Address]、[Data]、[Mask]、[Interval] ・Interval : [Interval] ・Stop : なし ・End : なし ~ 操作ボタン説明 ~ 操作ボタンの機能は以下の通りです。 [DEL] ボタン : チェックしている1ステップを削除します。 [INS] ボタン : チェックしているステップに前回削除した1ステップを挿入します。 [Start Step] 選択: 開始するステップを選択します。 No.1 Step : No.1 ステップから開始します。 Checked Step : チェックしているステップから開始します。 [Start] ボタン : 設定したシーケンスが実行されます。 [Stop] ボタン : 実行中のシーケンスを停止します。 [Help] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 [Save] ボタン : シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。 [Open] ボタン : “*.aks” で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。 [Close] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ シーケンスの一時停止 ~ シーケンス処理内容にStop が選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 処理停止後、[Start Step] の選択が自動的に“Checked Step” へ変わり、かつ、次の開始ステップがチェッ クされます。再度[Start] ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。 処理の終わり(”END” ステップ) まで実行させた場合、[Start Step] は自動的に “No.1 Step” に変わります。 2015/11 - 24 - [AK4951EG] 4. [Sequence (File)]:[Sequence by *.aks file] ダイアログ メイン画面で[Sequence (File)] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)の[SAVE] ボタンで作成したシーケンス設定ファイルを複数 割り当て、実行することができます。 Figure 18. [Sequence (File)] Window [Open (左)] ボタン [Start] ボタン [Start All] ボタン [Stop] ボタン [Help] ボタン [Save] ボタン [Open (右)] ボタン [Close] ボタン : シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。 : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。 : 選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 : シーケンス処理を中止します。 : 本機能の説明画面を開きます。 : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。 : “*.mas”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ 操作上の注意 ~ 1. 右側にある[Save] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている 必要があります。 2. シーケンス処理内容に Stop が選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[OK] ボタンを押下すると先に進みます。 Figure 19. [Sequence Pause] Window 2015/11 - 25 - [AK4951EG] 5. [System Clock Audio I/F]: [System Clock & Audio I/F] ダイアログ メイン画面で[System Clock Audio I/F] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 システムクロックおよびオーディオI/F のレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 20. [System Clock Audio I/F] Window Clock Mode を「PLL Mode」に変えた時、PMVCM bit に“1” が設定されます。 「EXT Mode」に戻してもPMVCM bit は“0” となりませんので、レジスタマップを直接操作してください 。 2015/11 - 26 - [AK4951EG] 6. [MIC – ADC Setting]: [MIC – ADC Setting (Recording)] ダイアログ メイン画面で[MIC-ADC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 ADC への入力セレクト、初期化サイクル、マイクゲイン調整のレジスタ設定を実施でき、 MIC Gain Adjustment ではより細かい値でのゲイン調整が行えます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 21. [MIC-ADC Setting] Window 以下の場合、PMVCM bit に“1” が設定されます。各設定を戻してもPMVCM bit は“0” となりませんので、 レジスタマップを直接操作してください 。 ① MIC Power (PMMP bit) をPower-up した時 ② MIC Amp Power (PMADL/R bit) をON にした時 (Note 2) 2015/11 - 27 - [AK4951EG] Note 2. Path Select でDigital Filter を含むパスを選択している場合、PMPFIL bit も”1” となります。 ただし、PMVCM と同様にPMPFIL bit は”0” となりませんので、こちらも同様にレジスタマップを 直接操作してください。 ~ Gain 設定での入力操作 ~ スライダの下にある入力ボックスでデータ設定を行うと任意の設定位置まで移動することが可能です。 設定値は入力値を元に設定可能な値が自動的に選択されます。(設定後、入力した値から変更されます。) 設定位置への移動後マウス操作またはキーボードの上下カーソル操作により微調整を実施してください。 設定値に移動し ます。 設定可能な値が自動的に選択されます。 Figure 22. Volume Slider Control 2015/11 - 28 - [AK4951EG] 7. [Digital MIC Setting]: [Digital MIC Setting] ダイアログ メイン画面で[Digital MIC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 デジタルマイクのレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 23. [Digital MIC Setting] Window Input Signal Select を「ALL”0”, ALL”0”」以外に設定した時、PMVCM bit に“1” が設定されます。 「ALL”0”, ALL”0”」に戻してもPMVCM bit は“0”となりませんので、レジスタマップを直接操作して ください 。 2015/11 - 29 - [AK4951EG] 8. [Digital Filter]: [Filter Setting] ダイアログ メイン画面で[Digital Filter] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各フィルタの係数の計算を実施し、書き込みを実施できます。 (フィルタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 24. [Digital Filter] Window [Register Setting] ボタン : フィルタ関係のレジスタ設定のダイアログが開きます。 レジスタへのフィルタ係数書き込みも実施します。 [F Response] ボタン : [Filter Plot] フィルタ特性ダイアログを表示します。 レジスタへのフィルタ係数書き込みも実施します。 [Write] ボタン : 全フィルタの計算、係数書き込みを実施します。 [Reg Map to Fc/Plot] チェックボタン : ON にするとレジスタマップに書き込まれている係数を逆算してカットオフ 周波数等の各パラメータを表示します。 HPF とLPF の Gain は 1.0 とする必要があります。[ Digital Filter Setting ]上で [ Coefficient Write ] 等で係数書き込みを実施するとき、HPF とLPF の Gain は 常に 1.0 で計算します。 EQ Sequence for Noise [ON/OFF] ボタン : ON のとき、ノイズ発生時用のパス設定になります。 OFF のとき、ON にする前の設定が適用されます。 [Close] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 2015/11 - 30 - [AK4951EG] 8-1. パラメータの設定 各フィルタのパラメータを設定して下さい。 項目 内容 Sampling Rate サンプリング周波数 (fs) HPF HPF1 Cut Off Frequency HPF2 Cut Off Frequency AHPF AHPF Detection Level AHPF Suppressor Level LPF Cut Off Frequency FIL3 Cut Off Frequency Filter type Gain EQ0 Pole Frequency Zero-point Frequency Gain Gain2 5 Band Equalizer EQ1-5 Center Frequency EQ1-5 Band Width EQ1-5 Gain High Pass Filter 1 のカットオフ周波数 High Pass Filter 2 のカットオフ周波数 風切り音フィルタ の感度レベル 風切り音フィルタの抑圧レベル 設定範囲 8, 11.025, 12, 16, 22.05, 24, 32, 44.1, 48kHz のいずれか 3.7×fs/48 ~ 236.8×fs/48 (kHz) 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 0.5(弱) ~ 4.0(強) weak(弱) ~ strong(強) Low Pass Filter のカットオフ周波数 0.05 ≦ fc/fs < 0.497 ステレオ強調感フィルタの カットオフ周波数 ステレオ強調感フィルタ のタイプ ステレオ強調感フィルタの減衰量 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 ゲイン補正フィルタの極の周波数 ゲイン補正フィルタの零点の周波数 ゲイン補正フィルタのゲイン量 ゲイン補正 EQ1-5 の中心周波数 (Note 3) EQ1-5 のバンド幅 (Note 4) EQ1-5 のゲイン Table 6. Parameter Setting of [Filter Setting] LPF or HPF -10dB ≦ Gain ≦ 0dB 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 -20dB ≦ Gain ≦ +12dB 0 / +12 / +24dB 0.003 < fc/fs < 0.497 fc/fs < 0.497 -1 ≦ Gain < 3 Note 3. 中心周波数からゲイン差が 3dB の帯域幅 Note 4. “-1”のときノッチフィルタとなります “HPF1 Enable”, “AHPF Enable”, “HPF2 Enable”, “LPF Enable”, “FIL3 Enable”, “EQ0 Enable”, “EQ1”, “EQ2”, “EQ3”, “EQ4”, “EQ5” のチェックボタンで Filter の ON/OFF を設定して下さい。チェックした場合に Filter が ON になります。 “Notch Filter Auto Correction” を チェックしたとき、ノッチフィルタの中心 周波数の自動補正を行います。 Figure 25. Filter ON/OFF Check Box 2015/11 - 31 - [AK4951EG] 8-2. [Register Setting]: [Register Setting for Filter] ダイアログ [Register Setting] ボタンを押すとレジスタ設定値が表示されます。1つのパラメータでも、設定範囲外 の値が設定されている場合、エラーメッセージが表示されレジスタ設定の計算は実行されません。 Figure 26. [Register Setting for Filter] Window レジスタ設定値が更新されるのは以下の場合です。 1. [Register Setting] ボタンが押されたとき 2. [F Response] ボタンが押されたとき 3. [Write] ボタンが押されたとき 4. 周波数特性表示ウィンドウ上の [UpDate] ボタンが押されたとき 5. 各パラメータを設定後、Enter またはTab キーが押されたとき 2015/11 - 32 - [AK4951EG] 8-3. [F Response]: [Filter Plot] ダイアログ [Filter Setting] ダイアログ画面で[F Response] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 フィルタの設定値でのフィルタ特性の表示を行います。 Figure 27. [F Response] Window [Frequency Range] エディットボックス : フィルタ特性の表示幅を指定します。 [UpDate] ボタン : フィルタ特性グラフを再描画します。 [Gain/Phase] 選択 : ゲイン表示/位相表示の切り替えを行います [Log View] チェックボタン : リニア表示/ログ表示の切り替えを行います。 [Close] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ 縦軸の調整 ~ 1.[Y-axis Ref] エディットボックス 2.[縦スライド] 3.[横スライド] : 縦スライドの中心値を設定します。 : 中心参考値を移動できます。 : 縦軸の目盛りを調整できます。(左は縮小、右は拡大) 2015/11 - 33 - [AK4951EG] 8-4. 周波数特性表示ウィンドウ上のEQ 5Band の設定 EQ がON になる場合、[Filter Plot] ダイアログ画面上に緑の数字が表示されます。この数字は各EQ の 中心周波数とゲインの設定を示しています。 (数字の横座標はEQ の中心周波数、縦座標はEQ のゲイン(-1 ~ 2.99)です。) [Filter Setting]ダイアログ画面では表示中の1-5の数字をマウス選択し移動操作を実施することで、フィ ルタ特性の表示を行いながら設定が可能です。 左クリックでの移動操作では中心周波数(Center Frequency) およびゲイン(Gain) 設定を変えられます。 右クリックでの移動操作ではバンド幅(Band Width) の設定を変えられます。 マウスでの移動操作後、 中心周波数( Center Frequency) および ゲイン(Gain) の設定値が変更されます。 数字を選択し、 左クリックしながら移動操作を行う Figure 28. Filter Setting (Left-clicking operation) 数字の上で右クリックしながら移動操作を行うと バンド幅(Band Width) の設定値が更新されます。 Figure 29. Filter Setting (Right-clicking operation) 2015/11 - 34 - [AK4951EG] 8-5. ステレオ感強調フィルタのシミュレーション ステレオマイクの設定 [L-ch Level] / [R-ch Level] [Distance] [Angle] Default Fil3: OFF : マイク感度のばらつきによりゲインのミスマッチを設定します。 : 音源 ⇔ マイク間の距離を設定します。 : 音源 ⇔ マイク間の角度を設定します。 FIL3: ON, Filter Type: LPF, EQ0: ON Figure 30. Stereo Separation Emphasis Operation 2015/11 - 35 - [AK4951EG] 8-6. ノッチフィルタの中心周波数の自動補正 5 Band Equalizer のゲインを“-1” に設定すると、Equalizer はノッチフィルタとなります。複数のノッチ フィルタの中心周波数が隣接する場合、中心周波数にずれが生じます(Figure 31)。“Notch Auto Correct” チェックボタンをチェックすると、ノッチフィルタの中心周波数の自動補正を行い、自動補正後のレ ジスタ設定、および、周波数特性を表示します(Figure 32)。 この自動補正は、ゲインを “-1” に設定した Equalizer に対して有効です(Note 5)。 Note 5. 中心周波数間の幅が、バンド幅設定より小さい場合、自動補正が正しく行われない可能性があ りますので、周波数特性の表示で補正結果を確認してください。 中心周波数の設定 : 4400Hz, 5000Hz, 5400Hz / バンド幅 : 200Hz (3 band共通) Figure 31. 5Band Equalizer Operation (Not Check of “Notch Auto Correct”) 中心周波数の設定 : 4400Hz, 5000Hz, 5400Hz / バンド幅 : 200Hz (3 band共通) Figure 32. 5Band Equalizer Operation (Checked of “Notch Auto Correct”) 2015/11 - 36 - [AK4951EG] 8-7. ノイズ発生時用共通ゲインのシーケンス ノイズが継続することが想定される場合、“EQ Sequence for Noise (ON/OFF)” ボタンをON する ことで、EQ2-5のパスを一括で切り替えることができます。 Figure 33. Equalizer Gain Setting ボタンON 時:EQCx bit: OFF, EQxG5-0 bits: 0x3F (-0.03dB), EQxT1-0 bits: 00 (256/fs) Figure 34. Equalizer Gain Setting (Setting for Noise button is “ON”) ボタンOFF 時:ボタンをONする前の設定 Figure 35. Equalizer Gain Setting (Setting for Noise button is “OFF”) 2015/11 - 37 - [AK4951EG] 9. [ALC Setting]: [ALC Setting] ダイアログ メイン画面で[ALC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 Auto Level Control のレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 36. [ALC Setting] Window ~ 読み出し操作 ~ ダイアログの下方にあるボタンで(Default の表示名は”Start”)、ALCの現在のボリューム値(VOL) を読み 出すことが可能です。 読み出しは、Read を止めるまでボタン横にあるエディットボックス内で設定した間隔で行います。 読み出した値はプログレスコントロールおよびその 横のエディットボックスに表示されます。 読み出しの間隔は100~1000 msecの間で設定可能です。 Figure 37. Volume Progress Control 2015/11 - 38 - [AK4951EG] 10. [DAC Setting]: [DAC_LINE/SPK/HP Setting(Playback)] ダイアログ メイン画面で[DAC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 DAC からの出力セレクト、出力ゲイン調整のレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 38. [DAC Setting] Window 以下の場合、PMVCM bit に“1”が設定されます。各ボタンを元に戻してもPMVCM bit は“0”となりませんの で、レジスタマップを直接操作してください 。 ① ② ③ ④ DAC Power (PMDAC bit) をPower-up した時(Note 6) SPK-Amp (PMSPK, SPPSN, DACS bit) をEnable にした時 Line Out (PMLO, LOPS, DACL bit) をEnable にした時 DAC_HeadphoneAmp (PMHPL bit, PMHPR bit) をPower-up した時 Note 6. Path Select でDigital Filter を含むパスを選択している場合、PMPFIL bit も”1” となります。 ただし、PMVCM と同様にPMPFIL bit は”0” となりませんので、こちらも同様にレジスタマップを 直接操作してください。 2015/11 - 39 - [AK4951EG] 11. [BEEP Setting]: [BEEP Setting] ダイアログ メイン画面で[BEEP Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 39. [BEEP Setting] Window BEEP Amp Power (PMBP bit) をPower-up した時、PMVCM bit に“1” が設定されます。各ボタンを元に戻して もPMVCM bit は“0” となりませんので、レジスタマップを直接操作してください 。 2015/11 - 40 - [AK4951EG] ■シーケンス処理の説明 1. [Recording_MIC+18dB (ALC, AHPF ON)] メイン画面で[Recording_MIC+18dB] ボタンを押すと、下記のように各ダイアログにマイク入力録音 (ステレオ) の設定がされます。(Note 7) [MIC-ADC Setting] Window [ALC Setting] Window [Filter Setting] Window Figure 40. [Recording_MIC+18dB] Setting 2015/11 - 41 - [AK4951EG] 2. [Recording_DigitalMIC (AHPF, ALC ON)] メイン画面で[Recording_DigitalMIC] ボタンを押すと、下記のように各ダイアログにデジタルマイク入力録 音(ステレオ) の設定がされます。(Note 7) [Digital MIC Setting] Window [ALC Setting] Window [Filter Setting] Window Figure 41. [Recording_DigitalMIC] Setting 2015/11 - 42 - [AK4951EG] 3. [Playback_Headphone] メイン画面で[Playback_Headphone] ボタンを押すと、下記のようにヘッドフォン出力再生の設定が されます。 [DAC_LINE/SPK/HP Setting] Window Figure 42. [Playback_Headphone] Setting 4. [Playback_Speaker (ALC ON)] メイン画面で[Playback_Speaker] ボタンを押すと、下記のように各ダイアログにスピーカ出力再生 の 設定がされます。(Note 7) [DAC_LINE/SPK/HP Setting] Window [ALC Setting] Window Figure 43. [Playback_Speaker] Setting 2015/11 - 43 - [AK4951EG] 5. [Playback_Lineout] メイン画面で[Playback_Lineout] ボタンを押すと、下記のようにライン出力再生の設定がされます。 (Note 7) [DAC_LINE/SPK/HP Setting] Window Figure 44. [Playback_Lineout] Setting 5. [Loopback_Headphone] メイン画面で[Loopback_Headphone] ボタンを押すと、下記のように各ダイアログにループバック設定が されます。 [MIC-ADC Setting] Window [ALC Setting] Window 2015/11 - 44 - [AK4951EG] [Filter Setting] Window [DAC_LINE/SPK/HP Setting] Window Figure 45. [Loopback_Headphone] Setting Note 7. [Recording_MIC+18dB], [Recording_DigitalMIC], [Playback_Speaker], [Loopback_Headphone] でALC ダイアログに設定される値は同じです。 また、[Playback_Speaker] 以外の上記3つは、Digital Filter ダイアログに設定される値も同じです。 2015/11 - 45 - [AK4951EG] 測定結果 [測定条件] ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Measurement unit MCKI BICK fs Bit Measurement Mode Power Supply Input Frequency Measurement Frequency Temperature : Audio Precision, System two Cascade : 256fs (12.288MHz) : 64fs : 48kHz : 24bit : EXT Slave Mode : AVDD = SVDD = TVDD = 3.3V, DVDD = 1.8V : 1kHz : 20 ~ 20kHz : Room [測定結果] 1. ADC Result Lch ADC: LIN1/RIN1 → ADC → IVOL, IVOL=0dB, ALC=OFF MGAIN = +18dB S/(N+D) (-1dBFS) 82.3 DR (-60dBFS, A-Weighted) 88.8 S/N (A-weighted) 88.8 MGAIN = 0dB S/(N+D) (-1dBFS) 83.6 DR (-60dBFS, A-Weighted) 95.8 S/N (A-weighted) 95.9 Rch Unit 82.4 88.9 88.8 dB dB dB 83.6 95.7 95.8 dB dB dB 2. DAC Result Unit Lch Rch Headphone-Amp: DAC  HPL/HPR, IVOL=DVOL=0dB, RL=16Ω fs=48kHz, BW=20kHz S/(N+D) 84.8 83.4 dB S/N (A-weighted) 96.7 96.7 dB Speaker-Amp: DAC  SPP/SPN, IVOL=DVOL=0dB, SPKG=+8.4dB, RL=8 fs=48kHz, BW=20kHz S/(N+D) (-0.5dBFS) 78.0 dB S/N (A-weighted) 98.8 dB Stereo Line Output: DAC  LOUT/ROUT, IVOL=DVOL=0dB, RL=22kΩ LVCM1-0 bits = “01”, fs=48kHz, BW=20kHz (0dBFS) 81.8 80.2 dB S/(N+D) (-3dBFS) 87.0 88.2 dB S/N (A-weighted) 95.5 95.5 dB 2015/11 - 46 - [AK4951EG] [Plot] 1. ADC (LIN1/RIN1  ADC) (Ceramic Capacitor) [MGAIN=+18dB] AK4951EG ADC FFT (-1dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 46. FFT (Input level= -1dBFS) AK4951EG ADC FFT (-60dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 47. FFT (Input level= -60dBFS) 2015/11 - 47 - [AK4951EG] AK4951EG ADC FFT (No signal) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k -10 +0 Hz Figure 48. FFT (No signal) AK4951EG ADC THD+N Input Level (fin=1kHz) -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 dBr Figure 49. THD+N vs. Input Level 2015/11 - 48 - [AK4951EG] AK4951EG ADC THD+N vs Frequency (-1dBFS) -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 50. THD+N vs. Input Frequency AK4951EG ADC Linearity (fin=1kHz) +0 TT T -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBr Figure 51. Linearity 2015/11 - 49 - [AK4951EG] AK4951EG ADC Crosstalk (-1dBFS) -60 TTT TT TTTT TTT TT TT TTTT T T T T TTT T TT T -70 -80 -90 d B -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 18k 20k Hz Figure 52. Crosstalk AK4951EG ADC Frequency Response (-1dBFS) +0 -0.2 -0.4 -0.6 d B F S -0.8 -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k Hz Figure 53. Frequency Response 2015/11 - 50 - [AK4951EG] [MGAIN=0dB] AK4951EG ADC FFT (-1dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 54. FFT (Input level= -1dBFS) AK4951EG ADC FFT (-60dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 55. FFT (Input level= -60dBFS) 2015/11 - 51 - [AK4951EG] AK4951EG ADC FFT (No signal) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k -10 +0 Hz Figure 56. FFT (No signal) AK4951EG ADC THD+N vs Input Level (fin=1kHz) -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 dBr Figure 57. THD+N vs. Input Level 2015/11 - 52 - [AK4951EG] AK4951EG ADC THD+N vs Frequency (-1dBFS) -50 -55 -60 -65 d B F S -70 -75 -80 -85 -90 -95 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 58. THD+N vs. Input Frequency AK4951EG ADC Linearity (fin=1kHz) +0 T -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBr Figure 59. Linearity 2015/11 - 53 - [AK4951EG] AK4951EG ADC Crosstalk (-1dBFS) -60 TTTTTTTTTTT TTT TTTT TTT T T T -70 -80 -90 d B -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 18k 20k Hz Figure 60. Crosstalk AK4951EG ADC Frequency Response (-1dBFS) +0 -0.2 -0.4 -0.6 d B F S -0.8 -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k Hz Figure 61. Frequency Response 2015/11 - 54 - [AK4951EG] 2. ADC (LIN3/RIN3  ADC) (Electrolytic Capacitor) [MGAIN=+18dB] AK4951EG ADC FFT (-1dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 62. FFT (Input level= -1dBFS) AK4951EG ADC FFT (-60dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 63. FFT (Input level= -60dBFS) 2015/11 - 55 - [AK4951EG] AK4951EG ADC FFT (No signal) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 64. FFT (No signal) AK4951EG ADC THD+N vs Input Level (fin=1kHz) -60 T -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 65. THD+N vs. Input Level 2015/11 - 56 - [AK4951EG] AK4951EG ADC THD+N vs Frequency (-1dBFS) -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 66. THD+N vs. Input Frequency AK4951EG ADC Linearity (fin=1kHz) +0 T -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBr Figure 67. Linearity 2015/11 - 57 - [AK4951EG] AK4951EG ADC Crosstalk (-1dBFS) -60 TTTT TTT TTTTTTTTTT TTTTTTTT TT TT TTTT TT T -70 -80 -90 d B -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 18k 20k Hz Figure 68. Crosstalk AK4951EG ADC Frequency Response (-1dBFS) +0 -0.2 -0.4 -0.6 d B F S -0.8 -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k Hz Figure 69. Frequency Response 2015/11 - 58 - [AK4951EG] [MGAIN=0dB] AK4951EG ADC FFT (-1dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 70. FFT (Input level= -1dBFS) AK4951EG ADC FFT (-60dBFS) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 71. FFT (Input level= -60dBFS) 2015/11 - 59 - [AK4951EG] AK4951EG ADC FFT (No signal) +0 -20 -40 d B F S -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 72. FFT (No signal) AK4951EG ADC THD+N vs Input Level (fin=1kHz) -60 T -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 73. THD+N vs. Input Level 2015/11 - 60 - [AK4951EG] AK4951EG ADC THD+N vs Frequency (-1dBFS) -60 -65 -70 -75 d B F S -80 -85 -90 -95 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 74. THD+N vs. Input Frequency AK4951EG ADC Linearity (fin=1kHz) +0 T -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBr Figure 75. Linearity 2015/11 - 61 - [AK4951EG] AK4951EG ADC Crosstalk (-1dBFS) -60 TTT TTTTTT TTTTTT TT -70 -80 -90 d B -100 -110 -120 -130 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 18k 20k Hz Figure 76. Crosstalk AK4951EG ADC Frequency Response (-1dBFS) +0 -0.2 -0.4 -0.6 d B F S -0.8 -1 -1.2 -1.4 -1.6 -1.8 -2 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k Hz Figure 77. Frequency Response 2015/11 - 62 - [AK4951EG] 3. DAC (DAC  Headphone (HPL/HPR)) AK4951EG DAC=>HP FFT (0dBFS) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz Figure 78. FFT (Input level= 0dBFS) AK4951EG DAC=>HP FFT (-60dBFS) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k Hz Figure 79. FFT (Input level= -60dBFS) 2015/11 - 63 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>HP FFT (No signal) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 80. FFT (No signal) AK4951EG DAC=>HP Out of band noise +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 81. FFT (Out-of-band Noise) 2015/11 - 64 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>HP THD+N vs Input Level (fin=1kHz) -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBFS Figure 82. THD+N vs. Input Level AK4951EG DAC=>HP THD+N vs Frequency (0dBFS) -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 83. THD+N vs. Input Frequency 2015/11 - 65 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>HP Linearity (fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 d B r A -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBFS Figure 84. Linearity AK4951EG DAC=>HP Crosstalk (0dBFS) -40 -50 -60 -70 d B -80 -90 -100 -110 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 85. Crosstalk 2015/11 - 66 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>HP Frequency Response (0dBFS) +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 d B r +0.1 A -0.1 +0 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k Hz Figure 86. Frequency Response 2015/11 - 67 - [AK4951EG] 4. DAC (DAC  Speaker (SPP/SPN)) AK4951EG DAC=>SPK FFT (-0.5dBFS; SPKG=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 87. FFT (Input level= 0dBFS) AK4951EG DAC=>SPK FFT (-60dBFS; SPKG=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 88. FFT (Input level= -60dBFS) 2015/11 - 68 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>SPK FFT (No signal; SPKG=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 89. FFT (No signal) AK4951EG DAC=>SPK Out of band noise (SPKG=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 90. FFT (Out-of-band Noise) 2015/11 - 69 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>SPK THD+N vs Frequency (-0.5dBFS; SPKG=01) -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 91. THD+N vs. Input Frequency AK4951EG DAC=>SPK Linearity (fin=1kHz; SPKG=01) +0 -10 -20 -30 -40 d B r A -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBFS Figure 92. Linearity 2015/11 - 70 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>SPK Frequency Response (-0.5dBFS; SPKG=01) +0 -0.1 -0.2 -0.3 d B r -0.4 A -0.6 -0.5 -0.7 -0.8 -0.9 -1 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k Hz Figure 93. Frequency Response AK4951EG DAC=>SPK THD+N vs Output Power (fin=1kHz; SPKG=00) d B -40 200m -45 180m -50 160m -55 140m -60 120m -65 100m W -70 80m -75 60m -80 40m -85 20m -90 -40 -35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 +0 0 dBFS Figure 94. THD+N vs. Output Power (SPKG=00) 2015/11 - 71 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>SPK THD+N vs Output Power (fin=1kHz; SPKG=01) d B -40 300m -45 275m -50 250m -55 225m -60 200m -65 175m -70 150m W -75 125m -80 100m -85 75m -90 50m -95 25m -100 -40 -35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 +0 0 dBFS Figure 95. THD+N vs. Output Power (SPKG=01) AK4951EG DAC=>SPK THD+N vs Output Power (fin=1kHz; SPKG=10) d B +0 500m -10 450m -20 400m -30 350m -40 300m -50 250m W -60 200m -70 150m -80 100m -90 50m -100 -40 -35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 +0 0 dBFS Figure 96. THD+N vs. Output Power (SPKG=10) 2015/11 - 72 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>SPK THD+N vs Output Power (fin=1kHz; SPKG=11) +0 600m -10 550m 500m -20 450m -30 d B 400m -40 350m -50 300m W -60 250m 200m -70 150m -80 100m -90 -100 -40 50m -35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 +0 0 dBFS Figure 97. THD+N vs. Output Power (SPKG=11) 2015/11 - 73 - [AK4951EG] 5. DAC (DAC  Line-out (LOUT/ROUT)) AK4951EG DAC=>Line-out FFT (0dBFS; LVCM=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 98. FFT (Input level= 0dBFS) AK4951EG DAC=>Line-out FFT (-3dBFS; LVCM=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 99. FFT (Input level= -3dBFS) 2015/11 - 74 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>Line-out FFT (-60dBFS; LVCM=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 100. FFT (Input level= -60dBFS) AK4951EG DAC=>Line-out FFT (No signal; LVCM=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 101. FFT (No signal) 2015/11 - 75 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>Line-out Out of band noise (LVCM=01) +0 -20 -40 d B r A -60 -80 -100 -120 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz Figure 102. FFT (Out-of-band Noise) AK4951EG DAC=>Line-out THD+N vs Input Level (fin=1kHz; LVCM=01) -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 103. THD+N vs. Input Level 2015/11 - 76 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>Line-out THD+N vs Frequency (-3dBFS; LVCM=01) -60 -65 -70 -75 -80 d B r A -85 -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 104. THD+N vs. Input Frequency AK4951EG DAC=>Line-out Linearity (fin=1kHz; LVCM=01) +0 -10 -20 -30 -40 d B r A -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -100 -80 -60 -40 -20 +0 dBFS Figure 105. Linearity 2015/11 - 77 - [AK4951EG] AK4951EG DAC=>Line-out Frequency Response (-3dBFS; LVCM=01) -2.5 -2.6 -2.7 -2.8 d B r -2.9 A -3.1 -3 -3.2 -3.3 -3.4 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k Hz Figure 106. Frequency Response 2015/11 - 78 - [AK4951EG] 改訂履歴 Date (yy/mm/dd) 14/07/01 14/09/01 14/09/11 15/11/17 Manual Revision KM118000 KM118001 KM118002 KM118003 Board Revision 0 1 1 1 Reason Page 初版 基板変更 記述追加 変更 変更 変更 1 46-78 27 41 44 誤記訂正 46 誤記訂正 46 誤記訂正 46 誤記訂正 46 誤記訂正 46 Contents AK4951EG: Rev.B → Rev.C 測定データ追加 Figure 21を変更 Figure 40 [MIC-ADC Setting] Window を変更 Figure 45 [MIC-ADC Setting] Windowを変更 MCKI : 256fs (11.2896MHz, 24.576MHz) → 256fs (12.288MHz) Speaker-Amp: DAC SPKG=+6.26dB →SPKG=+8.4dB Speaker-Amp: DAC S/(N+D) (-0.5dBFS): 78.5 → 78.0 Speaker-Amp: DAC S/N : dBV → dB Stereo Line Output: DAC S/(N+D)(-3dBFS) (90.0 , 91.2) → (87.0 , 88.2) 2015/11 - 79 - [AK4951EG] 重要な注意事項 0. 本書に記載された弊社製品(以下、「本製品」といいます。)、および、本製品の仕様に つきましては、本製品改善のために予告なく変更することがあります。従いまして、ご使 用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、あるい は弊社特約店営業担当にご確認ください。 1. 本書に記載された情報は、本製品の動作例、応用例を説明するものであり、その使用に際 して弊社および第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾を行 うものではありません。お客様の機器設計において当該情報を使用される場合は、お客様 の責任において行って頂くとともに、当該情報の使用に起因してお客様または第三者に生 じた損害に対し、弊社はその責任を負うものではありません。 2. 本製品は、医療機器、航空宇宙用機器、輸送機器、交通信号機器、燃焼機器、原子力制御 用機器、各種安全装置など、その装置・機器の故障や動作不良が、直接または間接を問わ ず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて高い信 頼性を要求される用途に使用されることを意図しておらず、保証もされていません。その ため、別途弊社より書面で許諾された場合を除き、これらの用途に本製品を使用しないで ください。万が一、これらの用途に本製品を使用された場合、弊社は、当該使用から生ず る損害等の責任を一切負うものではありません。 3. 弊社は品質、信頼性の向上に努めておりますが、電子製品は一般に誤作動または故障する 場合があります。本製品をご使用頂く場合は、本製品の誤作動や故障により、生命、身体、 財産等が侵害されることのないよう、お客様の責任において、本製品を搭載されるお客様 の製品に必要な安全設計を行うことをお願いします。 4. 本製品および本書記載の技術情報を、大量破壊兵器の開発等の目的、軍事利用の目的、あ るいはその他軍事用途の目的で使用しないでください。本製品および本書記載の技術情報 を輸出または非居住者に提供する場合は、「外国為替及び外国貿易法」その他の適用ある 輸出関連法令を遵守し、必要な手続を行ってください。本製品および本書記載の技術情報 を国内外の法令および規則により製造、使用、販売を禁止されている機器・システムに使 用しないでください。 5. 本製品の環境適合性等の詳細につきましては、製品個別に必ず弊社営業担当までお問合せ ください。本製品のご使用に際しては、特定の物質の含有・使用を規制するRoHS指令等、 適用される環境関連法令を十分調査のうえ、かかる法令に適合するようにご使用くださ い。お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じた損害に関して、弊社は一切の責任 を負いかねます。 6. お客様の転売等によりこの注意事項に反して本製品が使用され、その使用から損害等が生 じた場合はお客様にて当該損害をご負担または補償して頂きますのでご了承ください。 7. 本書の全部または一部を、弊社の事前の書面による承諾なしに、転載または複製すること を禁じます。 2015/11 - 80 - 5 4 3 2 USBGND USB5V DVDD + C4 100u D R30 open VSS2 R2 0 AVDD GND1 C5 0.1u 1 9 R3 5.1 NC GND Vcont PCL Vin Vout NC Pad NC TK73633AME TVDD 4 3 2 1 L1 1 C6 0.1u GND C13 0.22u R18 33 R17 33 R15 22k R16 22k C14 1u + T2 5 6 7 8 C12 0.22u VSS1 2 D3V TP1 VSS1 HPR TP8 DVDD 10u + C7 100u DVDD C16 10u C17 0.1u + TP2 HPL 3 C3 0.1u 1 2 + C1 C2 100u 0.1u R1 0 2 1 VDD 4 3 2 1 3 D NC GND Vcont PCL Vin Vout NC Pad NC TK73618AME + 5 6 7 8 1 REG1 J4 LINE-OUT 9 J3 HP-OUT T1 1 TP3 SPP C15 1u TP4 SPN C18 2.2u VSS3 C19 2.2u F1 F2 E2 F3 E3 F4 E4 E5 VSS3 F5 C C TP5 CDTIO/SDA CDTIO/SDA F6 E6 + C25 VSS1 2.2u J2 BEEP-IN AVDD CN CP VSS1 VCOM HPL SPN VSS3 DVDD SPP CDTIO/CAD0 C24 2.2u TVDD D5 REGFIL RIN3/BEEP U1 AK4951EG I2C C26 1u D1 BICK MCKI C1 RIN2 B6 MPWR1 LIN1/DMDAT CCLK/SCL SDTO LRCK B1 B2 VSS1 JP1 LIN-SEL R6 2.2k C9 1u C21 0.1u TP7 TVDD JP18 I2C SEL STDI A1 C20 10u JP20 CAD0 VSS2 TVDD R14 51 MCKI R13 51 BICK R12 51 B LRCK R11 51 SDTO R10 51 SDTI A2 CSN/SDA B3 JP4 JP8 MP-LIN2 A3 B4 DMDT JP5 B5 A6 R7 C10 2.2k 1u PDN R9 10k R8 2.2k TP6 SCL SCL PDN C8 1u JP6 MP-LIN1 LIN2 LIN1 JP9 MP-RIN2 A4 DMCK 2 1 C11 1u MPWR2 RIN1/DMCLK A5 LIN2 JP7 MP-RIN1 3 J1 MIC-IN CSN CSN R20 10k C2 VSS1 JP2 RIN-SEL RIN2 RIN1 JP19 CSN/CAD0 E1 D2 C5 RIN3/BEEP 2 1 R19 2.2k JP3 CIF CAD0 C6 B HPR C23 0.1u TP10 VSS D6 3 VEE + AVDD C22 10u VSS2 VSS2 TP9 AVDD A A R5 2.2k R4 2.2k Title AKD4951EG-B Size 5 4 - 81 3 A3 Date: 2 Document Number Rev 0 AK4951EG Monday, May 26, 2014 Sheet 1 1 of 3 5 4 3 2 1 PORT2 JP11 MCKI C37 0.1u DIR MCKI 2 3 EXT C30 10u ADC 26 VCC IN D 13 C31 0.1u TVDD 14 NC/GP1 15 TX0/GP2 16 TX1/GP3 17 BOUT/GP4 18 19 20 21 23 22 DVDD COUT/GP5 SDTO C29 0.1u UOUT/GP6 JP10 SDTI-SEL EXT DIR BICK 25 DIR DIR SDTI VSS2 LRCK JP13 SDTI MCKO1 EXT + + DIR LRCK GND OPT-OUT C32 10u VOUT/GP7 JP12 LRCK 24 VIN/GP0 BICK XTL1 MCKO2 XTL0 DAUX P/SN 12 11 EXT 27 28 NC 7 S1 SW DIP-4 H (ON) L(OFF) OCKS1 DIF0 DIF1 DIF2 8 7 6 5 5 4 3 2 RP1 47k B RX3 1 48 VSS4 47 RX2 46 45 6 C33 0.47u C34 0.1u + C38 0.1u 2 SW1 RESET TEST1 IPS0/RX4 RX1 INT0 R22 10k 1 H 3 L 8 1 2 3 4 OCKS0/CSN/CAD0 VSS3 R24 10k 9 1 2 3 4 DIF0/RX5 37 A OCKS1/CCLK/SCL INT1 K 36 TEST2 41 B CM1/CDTI/SDA VCOM 35 DIF1/RX6 40 34 CM0/CDTO/CAD1 R 33 VSS1 39 32 DIF2/RX7 PDN AVDD 31 PDN IPS1/IIC U2 AK4118A X1 12.288MHz 30 XTI C28 5p USB-PDN D1 HSU119 XTO 44 R23 2.2k 10 C 29 NC 1 2 C C27 5p 43 JP15 SDTO RX0 SDTO 42 JP14 BICK 38 D 1 D3V C35 10u R21 470 C36 0.1u PORT1 1 2 3 OUT GND VCC OPT-IN A A Title AKD4951EG-B Size A3 - 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83 4 3 Date: 2 Document Number Rev 0 Control I/F (USB) Monday, May 26, 2014 Sheet 1 3 of 3 - 84 - - 85 - - 86 - - 87 -