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Dstj 3000 スマート・トランスミッタ 温度・圧力補正形差圧発信器

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CM1-DST720-2001 TM DSTJ 3000 スマート・トランスミッタ 温度・圧力補正形差圧発信器 JTD 720A 形 取扱説明書 お願い ・ このマニュアルは、本製品をお使いになる担当者のお手元に確実に 届くようお取りはからいください。 ・ このマニュアルの全部または一部を無断で複写または転載すること を禁じます。 ・ このマニュアルの内容を将来予告無しに変更することがあります。 ・ このマニュアルの内容については万全を期しておりますが、万一、ご 不審な点や記載もれなどがありましたら、当社までご連絡ください。 ・ お客さまが運用された結果につきましては、責任を負いかねる場合 がございますので、ご了承ください。 保証について 製品の保証は下記のようにさせて頂きます。 保証期間内に弊社の責任による不良が生じた場合、ご注文主に対して弊 社の責任でその修理または代替品の提供により保証とさせて頂きます。 1.保証期間 保証期間は初期納入時より1ヶ年 納入時より1ヶ年とさせていただきます。 納入時より1ヶ年 ただし有償修理品の保証は修理個所について納入後3ヶ月 納入後3ヶ月とさせてい 納入後3ヶ月 ただきます。 2.保証適用除外について 次に該当する場合は本保証の適用から除外させていただきます。 ① 弊社もしくは弊社が委託した以外の者による不適当な取扱い、改 造、または修理による不良 ② 取扱説明書、スペックシート、または納入仕様書等に記載の仕様条 件を超えての取扱い、使用、保管等による不良 ③ その他弊社の責任によらない不良 3.その他 ① 本保証とは別に契約により貴社と弊社が個別に保証条件がある場合 には、その条件が優先します。 ② 本保証はご注文主が日本国内のお客様に限り適用させていただきま す。 2004-2012 Azbil Corporation All Rights Reserved. 安全に関するご注意 はじめに TM 当社のスマート・トランスミッタDSTJ 3000 JTD720 はじめに シリーズをご購入いただき、誠にありがとうございます。 本器を安全にご使用いただくためには、正しい設置・操 本シリーズは1983年に世界最初のスマート・トランス 作と定期的な保守が不可欠です。この取扱説明書に示さ ミッタとして発売以来、高精度、高性能の発信器として れている安全に関する注意事項をよくお読みになり、十 高い評価をいただき、50万台以上の豊富な実績を有して 分理解されてから設置作業・操作・保守作業を行ってく います。 ださい。 測定の開始、測定データの読み取り、各種設定値および 確 認 設定状態の確認、変更などほとんどの操作はスマート・ ・ 製品がお手元に届きましたら、仕様の間違いがない コミュニケータ(S-SFC)により簡単に行うことができます。 か、また輸送上での破損がないかを確認してくださ い。本器は、厳しい品質管理プログラムによるテス ト後出荷されています。万一品質や仕様面での不備 な点がありましたら、銘板に書かれている形番・工 番をお知らせください。 ・ 銘板はケース上部に取付けられています。 使用上の注意 この取扱説明書では、機器を安全に使用していただくた めに次のようなシンボルマークを使用してます。 警告 取扱を誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を負う危険の状 態が生じることが想定される場 合、その危険を避けるための注 意事項です。 注意 取扱を誤った場合に、使用者が 軽傷を負うか、または物的損害 のみが発生する危険の状態が生 じることが想定される場合、そ の危険を避けるための注意事項 です。 機器を正しく安全にお使いいただくため、次頁の注意事 項を必ずお守りください。 これらの注意事項に反した取扱により生じた損害につい て、当社は責任と保証をいたしかねます。 i 製品取扱上のご注意 保守上の注意 設置上の注意  警告  警告 (1) 本器を保守のためにプロセスより外す場合に は、測定対象物の残圧、残留にご注意くださ (1) 設置の際プロセスとの接続部(アダプタフラン い。液体が付着する可能性があり危険です。 ジと導圧管、フランジとの接続)は、ガスケッ (2) ベント・ドレン抜きを行う際は、ベント・ドレ トがはみ出さないようにしてください。 (2) 機器の規定する定格圧力や接続規格、定格温度 ンの抜ける方向を確認し、人体に触れないよう 以外では使用しないでください。破損による大 に行ってください。やけどなど、身体に有害な きな事故原因となる恐れがあります。 影響を及ぼす危険があります。 (3) 防爆エリアでの使用中、機器のカバーを開放し (3) 防爆エリアでの配線工事は、防爆指針に定めら ないでください。爆発などの危険があります。 れた工事方法に従ってください。  注意  注意 (1) 設置後、本器を足場などに使用しないでくださ (1) 製品は当社の十分な製品管理のもと出荷されて います。機器の改善などは絶対におこなわない い。機器が破損し、けがの原因となります。 でください。機器破損の原因となります。 (2) 表示のガラス部分は工具などを当てますと破損 し、けがをする可能性があります。ご注意くだ さい。 通信機器使用上の注意 (3) 設置は正しく行ってください。設置が不十分な  注意 場合や行われなかった場合、出力の誤差や該当 する規則に違反することになります。 (1) 本器の近くで、トランシーバー、携帯電話、 (4) 製品は重量物ですので足場に注意し、安全靴を PHS、ポケベルなどの通信機器を使用すると 着用し作業を行ってください。 送信周波数によっては、正常に機能しない場合 がありますので、次の注意事項をお守りくださ 配線上の注意 い。 ・ 事前に通信機器が本器の動作に影響を与え  警告 ない距離を確認し、その距離以上離して使 (1) 配線は濡れた手での作業や通電しながらの作業 用してください。 は行わないでください。感電の危険がありま ・ 発信部ケースのふたを閉めてから通信機器 す。作業は乾いた手や手袋を用い、電源を切っ を使用してください。 てください。  注意 (1) 配線は仕様を十分に確認し、正しく行ってくだ さい。間違って配線されますと機器破損や誤作 動の原因となります。 (2) 電源は仕様に基づき正しく使用してください。 異なった電源を入力しますと機器破損の原因と なります。 ii 開梱と製品の確認・保管 この取扱説明書の構成と使い方 開梱 構成と使い方 本器 は精密機器です。事故や損傷を防ぐためにも、てい この取扱説明書は、次のような順序で本器の構成とその ねいに扱ってください。 使い方について説明しています。 付属品の確認 第1章  本器、S-SFCの機能、構成および構造 開梱すると、本器の本体と次のものが入っていますので 本器の各部分の機能、構成、構造、およびスマー 確認してください。 ト・コミュニケータ( S-SFC)の機能と構成について 説明しています。はじめて本器 をお使いになる方 は、この章からお読みください。 • 標準付属品(L レンチ(M3)1 個) 第2章 本器の設置 仕様の確認 本器の据え付け、配管および配線について必要な情 本体の銘板に仕様が記載してあります。ご指定の仕様と 報を説明しています。 比較して内容をご確認ください。特に次の仕様について 特に据え付け方法については測定対象別に説明して は必ずご確認ください。 います。 据え付け、配管、配線を担当される方はこの章を参 • タグNo. (TAG No.) 照してください。 • 形番(MODEL) • 工番(PROD No.) 第3章 本器の運転と停止 • 設定レンジの下限値と上限値(RANGE) 測定の準備、開始および運転の停止に最小限必要な • 供給電源電圧(SUPPLY) 情報について説明しています。また、納入時に必要 • 防爆検定合格標章( 防爆仕様の場合) なタグNo.の設定と仕様の確認についても説明してい ます。S-SFCの基本的操作以外は測定対象別に説明 お問い合わせ してあります。 本器に関するお問い合わせは、最寄りの当社の支店、営 測定を開始する場合にはこの章をお読みください。 業所へお願い致します。 お問い合わせには、銘板に記載されている以下の番号を 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 必ずお知らせください。 S-SFCを使用して行うことができる操作について説 明しています。S-SFC の操作の基本事項、運転を始 • 形番(MODEL) める、運転中に測定値を表示させる、各種のデータ • 工番(PROD NO.) を印字させる、各種の設定値データを変更する等の 操作についてはこの章を参照してください。 保管について 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 本器をご購入後そのまま長期間保管される場合は、以下 本器の保守およびトラブルが発生した場合の対処の の注意事項をお守りください。 方法について説明しています。必要に応じてこの章 の該当する箇所を参照し適切な処置を実施してくだ • 振動や衝撃の少ない、常温、常湿の屋内に保管して さい。 ください。(25℃、65% RH程度) • 納品時の梱包状態のまま保管してください。 付録 A 本器およびS-SFCの標準仕様と形番、本器の外形寸 法を掲載してあります。必要に応じて該当する項目 を参照してください。 iii 目次 第1章 本器、S-SFCの機能、構成および構造 ..... 1-1 3.2.6 ダンピング時定数を確認する .................................. 3-3 1.1 本器の機能と構成 ............................................................. 1-1 3.2.7 設計圧力を表示、変更する ...................................... 3-4 1.2 動作原理 ............................................................................ 1-2 3.2.8 設計温度を表示、変更する ...................................... 3-4 1.3 各モードの説明 ................................................................ 1-2 3.2.9 補正形式を表示、変更する ...................................... 3-5 1.3.1 測定モード .................................................................. 1-3 3.2.10 静圧のエレベーション値を表示、変更する .......... 3-6 1.3.2 校正(CALIB.)モード ............................................. 1-3 3.3 測 定 ................................................................................. 3-7 1.3.3 擬似入力(インプット)モード .............................. 1-3 3.3.1 流量測定 ...................................................................... 3-7 1.3.4 定電流(アウトプット)モード .............................. 1-3 3.3.1.1 運転の準備をする ................................................ 3-7 1.4 デジタル指示計(オプション) .................................... 1-4 3.3.1.2 運転を開始する .................................................... 3-8 1.4.1 メイン表示 .................................................................. 1-4 1.4.2 サブ表示 ...................................................................... 1-4 3.3.1.3 運転を停止する .................................................... 3-9 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) ............ 4-1 1.5 S-SFC の機能と構成 ......................................................... 1-5 1.5.1 S-SFC の機能 ............................................................... 1-5 4.1 S-SFCで通信する前に ...................................................... 4-1 1.5.2 S-SFC の構成 ............................................................... 1-6 4.1.1 S-SFCを使って行うこと ............................................ 4-1 4.1.2 キー操作、画面との対話の原則 .............................. 4-1 第 2 章  本器の設置 .............................................. 2-1 4.1.3 S-SFCのキーボード .................................................... 4-2 2.1 設置場所の選定条件 ......................................................... 2-1 4.1.4 キー入力の基本操作 .................................................. 4-2 2.1.1 一般的な設置条件 ...................................................... 2-1 4.1.5 S-SFCのキーの機能 .................................................... 4-3 2.1.2 防爆形発信器の設置基準 .......................................... 2-1 4.1.6 専用機能 ...................................................................... 4-6 2.2 据付け ................................................................................. 2-2 4.1.7 S-SFCを充電する ........................................................ 4-8 2.2.1 据付け寸法 .................................................................. 2-2 4.2 通信を始めるときの操作 ................................................. 4-8 2.2.2 据付け場所 .................................................................. 2-2 4.3 測定データを表示させる操作 ......................................... 4-9 2.2.3 発信器本体の据付け .................................................. 2-2 4.3.1 入力している値を表示する ...................................... 4-9 2.2.4 発信器本体の据付け姿勢 .......................................... 2-2 4.3.2 発信している出力(%)を表示する ....................... 4-9 4.4 印字(プリンタ付の場合) ............................................. 4-9 2.3 配管 ..................................................................................... 2-3 2.3.1 流量測定の配管 .......................................................... 2-3 4.4.1 印字機能の概要 .......................................................... 4-9 2.3.1.1 配管について ........................................................ 2-3 4.4.2 内部データを印字する (メンテナンス・プリント) ................................ 4-10 2.3.1.2 気体流量測定の配管 ............................................ 2-4 4.4.3 2.3.1.3 蒸気流量測定の配管 ............................................ 2-5 応答結果を連続印字する 2.4 電気配線 ............................................................................. 2-6 (アクション・プリント) .................................... 4-11 2.4.1 一般形の配線 .............................................................. 2-6 4.5 本器の設定の表示と変更 ............................................... 4-12 2.4.2 耐圧特殊防爆形の配線 .............................................. 2-7 4.5.1 設定の表示、変更の概要 ........................................ 4-12 2.5 プロセス接続口の位置変更 ............................................. 2-8 4.5.2 タグNo.を表示、変更する ...................................... 4-12 2.5.1 プロセス接続口の上下位置を変更する .................. 2-8 4.5.3 出力形式を表示、変更する .................................... 4-12 4.5.4 指示計(オプション)の工業量(実目盛) の単位を表示、変更する ........................................ 4-12 第 3 章  本器の運転と停止 .................................... 3-1 4.5.5 3.1 運転準備 ............................................................................. 3-1 工業量(実目盛)の上・下限値を 表示、変更する ........................................................ 4-13 3.1.1 S-SFCを接続する ........................................................ 3-1 3.2 タグNo.設定と仕様の確認 ............................................... 3-1 4.5.6 ローフローカットオフ値を表示、変更する ........ 4-14 3.2.1 通信を開始する .......................................................... 3-1 4.5.7 設定レンジの上・下限値、スパンを 表示、変更する ........................................................ 4-16 3.2.2 タグNo.を設定する ..................................................... 3-2 出力形式を表示、変更する ...................................... 3-2 4.5.8 工業単位を表示、変更する .................................... 4-17 3.2.4 測定差圧の工業単位を確認する .............................. 3-3 4.5.9 ダンピング時定数を表示、変更する .................... 4-17 3.2.5 差圧レンジの下限値と上限値を確認する .............. 3-3 4.5.10 異常時の出力振り切り方向を表示する ................ 4-18 3.2.3 iv 4.5.11 PROM No.を表示する .............................................. 4-18 4.5.12 センサー部温度を表示する .................................... 4-19 4.5.13 ソフトウエアバージョンを表示する .................... 4-19 4.5.14 温度センサタイプを表示、変更する .................... 4-20 4.6 定電流源モード ............................................................... 4-20 4.6.1 定電流源モードを設定する .................................... 4-20 4.6.2 定電流源モードを解除する .................................... 4-21 4.7 インプットモードの設定/解除 .................................. 4-21 4.7.1 インプットモードを設定する ................................ 4-21 4.7.2 インプットモードを解除する ................................ 4-22 4.8 DE出力に変更する .......................................................... 4-22 4.8.1 アナログ出力⇒デジタル出力に変更する ............ 4-22 4.8.2 デジタル出力⇒アナログ出力に変更する ............ 4-22 4.8.3 DE出力(多変数出力)の設定 ............................... 4-23 4.9 メモを記録する ............................................................... 4-24 4.9.1 スクラッチパッド1に記入する .............................. 4-24 4.9.2 スクラッチパッド2に記入する .............................. 4-24 第 5 章 本器の保守とトラブルシューティング .... 5-1 5.1 本器の分解と組立て ......................................................... 5-1 5.1.1 分解にあたっての注意事項 ...................................... 5-1 5.1.2 センタボディカバーを取外し、取付ける .............. 5-1 5.1.3 発信器の洗浄 ............................................................. 5-2 5.2 設定レンジと出力信号の校正 ......................................... 5-2 5.2.1 概要 .............................................................................. 5-2 5.2.2 基準入力による設定レンジの校正 .......................... 5-2 5.2.3 差圧センサの校正 ...................................................... 5-2 5.2.3.1 均圧時のゼロ点校正 .................................................. 5-2 5.2.3.2 ゼロ点とスパン点の校正 ..................................... 5-4 5.2.4 静圧の校正 .................................................................. 5-7 5.2.4.1 大気圧(1気圧)点の校正 ................................... 5-7 5.2.4.2 ゼロ点とスパン点の校正 ..................................... 5-9 5.2.5 温度センサの校正 .................................................... 5-12 5.2.5.1 ゼロ点とスパン点の校正 ................................... 5-12 5.3 定電流モードで出力信号を確認、校正する ............... 5-15 5.4 トラブルシューティング ............................................... 5-17 5.4.1 動作の確認と異常発生時の対応 ............................ 5-17 5.4.2 通信中に異常が発生した場合 ................................ 5-18 5.4.3 自己診断のメッセージ ............................................ 5-18 5.4.4 トラブルシューティング ........................................ 5-20 付録A 本器の仕様・性能・形番・外形寸法図 ........... ................................................................. 付録A-1 v vi 第1章 本器、S-SFCの機能、構成および構造 この章の概要 1.1 本器の機能と構成 この章では本器の基本的機能、構造、構成、および本器 DSTJ3000温度・圧力補正形差圧発信器JTD720A形は、 を操作するために必要なスマート・コミュニケータ( S- 気体の流量測定を目的として作られた発信器です。 SFC)の基本的機能と構成について説明します。 この発信器はプロセスの差圧、静圧、温度を同時に測定 して、その値にから図1.1のブロック図に従い、静圧変 はじめて本器 を使用される方はこの章により本器および 動、温度変動による密度変化の補正を行い、質量流量 S-SFCの基本事項を理解してください。 (標準状態における体積流量Nm3/□)に比例した出力 を発信します。 また、SFC(スマート・コミュニケータ)を介して発信 器の諸設定(差圧レンジ、設計圧力値、設計温度、開平 出力、ダンピング時定数など)を変更・設定できます。 質量流量 (温度・圧力補正後の出力) JTD720A ・差圧/圧力/温度測定 ・温度・圧力補正の実施 質量流量 (温度・圧力補正後の出力) 気体 温度センサ (測温抵抗体) 飽和蒸気 JTD720A ・差圧/圧力測定 ・ 飽和蒸気補正の実施 図1-1 温度・ 圧力補正形発信器の計装例 図1-2 温度・ 圧力補正形発信器(飽和蒸気補正仕様) の計装例 リニアのとき 差圧DP 静圧PP 温度PT 静圧 設計圧力 × 設計温度 温度 × 差圧−LRV ダンピング URV−LRV √ 開平のとき 図1-3 温度・圧力補正形発信器の演算ブロック図 差圧DP 静圧より求めた密度 静圧PP 設計圧力より求めた密度 × 差圧−LRV URV−LRV 図1-4 温度・圧力補正形発信器(飽和蒸気補正仕様)の演算ブロック図 LRV:0%(4mA DC)を出力させる差圧の下限値 URV:100%(20mA DC)を出力させる差圧の上限値 1-1 出力 第 1 章 本器、S-SFCの機能、構成および構造 1.2 動作原理 発信部に送られた差圧信号、圧力信号、温度信号はデジタ 受圧部では、プロセス流体の差圧および圧力が封入液を ル化され、マイクロプロセッサによって演算処理され設 介してセンサ部に伝えられます. 定された差圧レンジ、設計圧力、設計温度に対応した4∼ センサ部では、伝えられた差圧に応じて差圧センサがゆ 20mADCのアナログ信号に変換されて出力します。 がみ抵抗値が変化します.この抵抗値をホイートストン 差圧センサの温度特性、静圧特性および圧力センサの温 ブリッジ回路で検出し、A/D変換して発信部に送りま 度特性はすべて製造中にデータ取りされ、製造ラインの す。 コンピュータを介して発信器内部の不揮発メモリに格納 同じく圧力に応じて圧力センサがゆがみ、抵抗値が変化 されています。 します。この抵抗値をホイートストンブリッジ回路で検 マイクロプロセッサはこのメモリ内の情報を使って出力 出し、さらにA/D変換して発信部へ送ります。 を出します。 プロセス流体の温度は測温抵抗体(Pt100Ω)を介 半導体センサの広範囲な入出力特性データもメモリ内に して発信器に伝えられます。発信器内で測温抵抗体の抵 格納されています。 抗変化を電流に変換し、発信部へ送ります。 製造ライン コンピュータ り 取 タ ー デ ROM PROM RAM EEPROM 差圧(圧力) センサ 温度センサ プロセス圧 静圧センサ 4∼20mA DC出力 マ ル チ プ レ ク サ A/D マイクロ・プロセッサ D/A or A/D デジタル I / O デジタル通信 メータボディ部 プロセス温度 発信部  温度センサ ( JPt100Ω, Pt100Ω) 図1-5 動作原理 1.3 各モードの説明 測定モード(温度・圧力補正) 差圧 DPモード 擬似差圧 圧力 PPモード 出 力 擬似静圧 温度 PTモード 擬似温度 校正モード 擬似入力モード 定電流モード 図1-6 各モードの概念図 1-2 1.3.1 測定モード 温度・圧力補正後の出力を発信するモードです。通常の 測定時は、このモードを使用します。測定モード時の設 定値の変更・確認は3章を参照ください。 差圧のゼロ点校正を除いた、各種パラメータの校正は 1.3.2の校正モードで行います。 1.3.2 校正(CALIB.)モード 差圧・静圧・温度それぞれの信号を校正する時に使用し ます。 機器のメンテナンス、校正時にはこのモードを使用しま す。 1.3.3 擬似入力(インプット)モード 差圧、または静圧、温度の入力値を擬似的に設定し、補 正後の出力が読めるモードです。 温度・圧力補正が正常に動作しているか検証する時に使 用します。 1.3.4 定電流(アウトプット)モード 入力値によらず、出力信号を発信するモードです。発信 器の内部素子であるD/A(デジタル/アナログ)変換部の 校正や、ループテストを実施する時に使用します。 1-3 第 1 章 本器、S-SFCの機能、構成および構造 1.4 デジタル指示計(オプション) 注1: 飽和蒸気補正仕様(付加仕様:F2選択時)の時 には、℃の後ろに@表示されます。温度表示が管 指示計表示部の名称は以下の通りです。 内蒸気圧力に基づく計算により算出された飽和温 度であることを示します。蒸気が流れていない状 % D S P √ − 0 . k g / H 0 0 M P a G − 1 0 0 ℃ @ メイン表示 態や大気圧下においては、蒸気の飽和温度(100 ℃)を表示いたします。ご注意ください。 サブ表示 注2: %表示⇔実目盛表示の切替え、LINもしくはOUT √からDSP√への切替えはできません。ご注意く ださい。 1.4.1 メイン表示 メイン表示では出力値(%)表示をします。 測定モードまたは校正モードによって次のように表示し ・校正モード時 ます。 モードに応じて圧力または温度を表示します。 ・測定モード時 ・DP(差圧)モード時 補正後出力を%で表示または実目盛の値を表示します。 ・校正モード時 2 DP(差圧)モード:設 定 さ れ た 差 圧 レ ン ジ に 対 し て 、 0 ∼ 100%出力を表示します。 . 6 7 D P k P a M O D E 現在の差圧値を表示します。単位はkPa。 PP(静圧) モード:設 定 さ れ た 静 圧 レ ン ジ に 対 し て 、 下段にはDP MODEと表示します。 0∼100%出力を表示します。 PT (温度)モード:設 定 さ れ た 温 度 レ ン ジ に 対 し て 、 ・PP(静圧)モード時 0∼100%出力を表示します。 1 ・ 定電流(アウトプット)モード時 . 4 1 P P M P a M O D E 設定出力値を%表示します。ただしDSP√のときは開平 した値を表示します。 現在の静圧値を表示します。単位はMPa(ゲー 例:出力50%に設定したとき ジ圧)。下段にはPP MODEと表示します。  LIN表示の時 :50.00% ・PT(温度)モード時  DSP√表示の時 :70.71%  開平出力の時 :50.00% 2 5 . P T ・ 擬似入力(インプット)モード時 擬似センサ入力値における補正後出力の%表示、または 0 D e g C M O D E 現在の測温抵抗体の温度値を表示します。単位 実目盛表示します。 は℃。下段にはPT MODEと表示します。 ・定電流(アウトプットモード)時 1.4.2 サブ表示 現在アウトプットモードであることを表示します。 ・測定モード時 (LOOP TESTと表示) 出力・表示のリニア/開平、実目盛表示の単位、プロセ D S P √ スの圧力(ゲージ圧)、温度を表示します(測温抵抗体 L O O P N m 3 / H T E S T を接続時)。 LIN: 出力、表示ともにリニアであることを示します。 ・疑似入力(インプットモード)時 DSP√: 出力がリニア、表示が開平であることを示し 現在インプットモードであることを表示します。 ます。 OUT√: 出力、表示ともに開平であることを示します。 D S P √ I N P U T 実目盛りの単位、上、下限値の設定については3章を参 照ください。 1-4 N m 3 / H M O D E 1.5 S-SFC の機能と構成 S-SFCの機能 1.5.1 S-SFC の機能 S-SFC は主に次の場合に使用します。 はじめに 測定データを読み取る場合 S-SFCは信号ラインを通して本器と通信するための機器 • 本器の入力(差圧、センサ温度)を表示する です。測定データの読み取り、設定データの表示(変 • 本器の出力(% )を表示する 更)、自己診断内容の確認など全ての操作はこのS-SFC 各種の設定データを表示、変更する場合 を使用します。通信の内容は画面に表示され、必要に応 • タグNo.を表示、変更する じて印字させることもできます。(プリンタ付のみ) • 出力形式(リニアまたは開平)を表示、変更する 本取扱説明書に記述されているS-SFCに関する内容は、 • 設定レンジの上限値、下限値を表示、変更する ソフトウエア・バージョン7.1以降が対象となります。 • ダンピング時定数を表示、変更する S-SFC には英語版と日本語版があります。 • 差圧の工業単位を表示、変更する これらはキーボード表記、画面の表示およびプリンタの • ローフローカットオフ値を表示、変更する 印字がそれぞれ日本語、英語となりますが、操作方法は • S-SFC、本器のソフトウエアバージョンを表示する 同じです。本取扱説明書では日本語版について第4章で 本器を保守、交換する場合(第5章で説明) 説明してあります。英語版については、英語版取扱説明 • データを保存しておき、そのデータを再び本器に送 書を参照してください。 る 警告 本器 本体、およびS-SFCに異常が発生した場合 • 自己診断のメッセージを表示する ・ 本器と通信する前には、プロセスの制御ループを 必ず手動制御に切り換えてください。 データを印字させる場合( プリンタ付の場合) プロセスが自動制御の状態で、S-SFCと本器との • 本器 内部に記憶されているデータや、現在の本器の 通信を開始すると、通信時一時的に出力が突変 状況を一括して印字する し、危険な運転状態になることがあります。 ( この機能をメンテナンス・プリントと呼びます。) ただし、本器およびS-SFCにアナログ重畳形を使 • S-SFC の指示に対する本器からの応答をその都度印 用している場合には、この限りではありません。 字する ・ S-SFCには一般形と本質安全防爆形があります。 ( この機能をアクション・プリントと呼びます。) 防爆雰囲気でS-SFC をご使用になるときは、SSFC本体の裏面に防爆検定合格標章が添付されて いることをご確認ください。検定合格標章のない S-SFC を防爆雰囲気で使用することは禁止されて います。 ・ 内部部品の交換や配線の変更は行わないでくださ い。本質安全防爆機能が保証できなくなります。 ・ S-SFCは充電式ですが、防爆雰囲気では絶対に充 電を行わないでください。 注意 ・ データ表示窓に「:」が表示されたら、低電圧状 態を示しますので充電を行ってください。 ・ S-SFCの充電はS-SFCの「4.1.7項S-SFCを充電す る」に従って行ってください。過放電をすると内 蔵のバッテリーの寿命が短くなる場合がありま す。 1-5 第 1 章 本器、S-SFCの機能、構成および構造 1.5.2 S-SFC の構成 各部の名称と機能 各部の名称 次の表で、S-SFC の各部の名称と機能、構造について説 次の図でS-SFCの構造と各部の名称を示します。 明します。 ロール紙収納部 標準 プリンタ部(オプション) 画面 名称 電源スイッチ 説明 • オンにすると自動的にS-SFCの自 己診断が始まります。 電源スイッチ • 設定変更等を終了するときはオ 操作キー フにします。 バッテリチャージャ 接続コネクタ キーボード • 通信に使う32個のタッチ・キー があります。 通信ケーブル 接続コネクタ • 各キーは、主要な機能別に色分 けしてあります。(詳細は第4 章参照) プリンタ付 画面 • 通信データを16字×2 行で表示 します。 通信ケーブル • 本器とS-SFC の接続に使用しま す。 通信ケーブル接続・ • 通信ケーブルのプラグ側を接 プリンタなし コネクタ プラグ 続します。 バッテリ・ • S-SFC に充電します。 チャージャ • 画面に「: 」が表示されたら充 電してください。 バッテリ・ 通信ケーブル (プラグ・フック付) バッテリーチャージャ チャージャ・ • バッテリ・チャージャのプラ グを接続します。 接続コネクタ 図1 - 4  S-SFCの各部の名称 オプション 名称 プリンタ部 説明 • 設定データ、測定データなどを 印字します。 ロール紙収納部 1-6 • 印字用ロール紙を収納します。 第 2 章  本器の設置 この章の概要 「0 種場所」への設置はできません。 この章では本器の据え付け、配管および配線の方法や重 • 温度: 要事項などについて説明します。設置工事を担当される 次に示す銘板上の合格標章に記載された範囲となる 方はこの章をお読みください。 ような場所を選定してください。ここで、AMBIENT TEMPは発信器の周囲温度、METER BODY TEMP は 2.1 設置場所の選定条件 接液部温度を示しています。温度下限値は、どちら 2.1.1 一般的な設置条件 も-20℃です。 はじめに 本器は、長期にわたってその性能を最大限に発揮させる 重要事項: ために、ここに述べる選定条件に従って設置してくださ この温度を越えると防爆性能は保証できなくなります。 い。 その可能性がある場合は、断熱処置を施したり、通風の なお、防爆形の場合は、労働省産業安全研究所の定めた よい所を選ぶなどして、本器 の温度がこれらの上限値以 規定にしたがって場所を選定してください。 下となるような処置を施してください。 参考資料 設置場所の選定条件 労働省産業安全研究所「新・工場電気設備防爆指針(ガ 本器の設置場所については次の条件に従って選定してく ス防爆1985)」 ださい。 ・ 温度変化のできるだけ少ない場所に据付けてください。 ・ プラント側から輻射熱を受ける場所への据付けは避 けてください。 ・ 測定流体やシール液が凍結するおそれがある場合は 保温処置を施してください。 ・ できるだけ衝撃や振動の少ない場所を選んでくださ い。 (配管振動 : 5m/s2 以下)また、脈動のないとこ ろに設置してください。 ・ 腐食性雰囲気への据付けは避けてください。 図2 - 1 銘板と合格標章 2.1.2 防爆形発信器の設置基準 防爆形発信器の設置について 参考資料 防爆形発信器は労働安全衛生法に基づき、公的機関の検 労働省産業安全研究所「新・工場電気設備防爆指針 定に合格し、下記に示す危険場所での使用を許可された (ガス防爆1985)」 ものです。本器の防爆仕様には、耐圧特殊防爆形と本質 安全防爆形の2種類があります。 使用上の注意事項 これらの発信器には銘板に検定合格標章を貼り付け、防 本質安全防爆形の使用にあったっては、特に次の事項に 爆上必要な項目が記載してあります。その内容を確認の ご注意ください。 上、正しく設置してください。 • 配線方法、設置 耐圧特殊防爆形設置基準 配線工事は、防爆指針に従って行ってください。詳 耐圧特殊防爆形は、次の爆発等級、発火度と防爆構造区 細については、2.4.3 本質安全防爆形の配線を参照 分の合致する場所に設置してください。 してください。 • 保守 • 対象ガスの爆発等級および発火度: IIB+H2T4 (IIC相当のガス、蒸気、水素、T4: 発火温度 部品の変更、内部配線変更などは、本質安全防爆構造 135 ℃を超えるガス、蒸気)です。 の防爆性を保てなくなりますので、行わないでくださ い。修理される場合は、プリント基盤単位で交換して • 危険場所の区分: ください。 「1 種場所」または「2 種場所」です。 2-1 第2章 本器の設置 2.2 据付け 2.2.4 発信器本体の据付け姿勢 2.2.1 据付け寸法 据付け姿勢は特に制約はありませんが、受圧ダイヤフラ 付録Bの本器の外形を参照してください。 ムが垂直になるように据付けることが最良の方法です。 傾けて据付けた場合は、ゼロ点の校正を以下の手順で 行ってください。 2.2.2 据付け場所 2.1.1 一般的な設置条件を参照してください。 次の手順でゼロ点校正を行います。 2.2.3 発信器本体の据付け 発信器の入力圧が均圧になるようにします。 据付けに必要な部材 本器の設置には以下の部材をご用意ください。 S-SFC によるゼロ点校正の操作 • 2Bパイプ 本器 の差圧が0 kPa であるかどうかをチェックします。 • 取付ブラケット(U ボルト、ナット、取付けボル ト)・・・オプション 手順 据付け方法 S-SFCの画面 1.S-SFC の電源スイッ 据付けには次の方法があります。 ループハ マニュアルデスカ? チをONにし、プロセス ・ パイプ・スタンション据付け(図2-2参照) が手動制御モードである いずれも取付ブラケットを用いて垂直または水平の50A ことを確認後 パイプにUボルトで固定します。受圧部本体の裏面に4 個のボルト穴がありますのでブラケットに取付けてくだ 、 〔 ID 〕 ヲ ドウゾ キーを押します。 さい。パイプは基礎にしっかり固定し、ぐらつかないよ うにしてください。ただし、ラインマウントの場合は、 2. ラインパイプに50Aパイプを取付ける装置をご用意くだ す。 キーを押しま DSTJ TAG NO. リニア DP FIT-1234 さい。 注) 50Aパイプに発信器を取付ける手順は、据付け 3. 方向によって発信器−ブラケット−50Aパイプ 、 シフト の順 でキーを押します。 の組付順序が異なりますのでご注意ください。 ニュウリョク FIT-1234 ツウシン チュウ... ↓ 水平パイプ据付け  垂直パイプ据付け ニュウリョク FIT-1234 0.0000 kPa 発信器固定用ボルト ブラケット 上記の手順でS-SFC の画面が 0kPa にならない場合は次 の手順以降でゼロ点校正を行います。 Uボルト Uボルト用 2Bパイプ 図2 - 2 伝送器本体の取付け 2-2 以下の手順で0.005kPaが表示された場合の校正方法に 2.3 配管 ついて説明しています。 2.3.1 流量測定の配管 2.3.1.1 配管について 手順 はじめに S-SFCの画面 配管方法は本器の位置、パイプラインの設置状態などに 4. 、 の順 シフト より異なりますが、一般的には3 方マニホールド弁を使 用し、必要に応じて延長用のエクステンション・パイプ でキーを押します。 を接続します。 ニュウリョク FIT-1234 ツウシン チュウ... 高圧側と低圧側の配管接続口がありますので、工事の際 は注意してください。 ↓ 3 方マニホールド弁は別売りです。 ニュウリョク FIT-1234 0.005 kPa 3 方マニホールド弁(別売り) 3 方マニホールド弁には次に示す一般形があります。 5. す。 ニュウリョク FIT-1234 キーを押しま ニュウリョクハ ゼロデスカ? ストップ弁 ストップ弁 6. キーを押しま ニュウリョク FIT-1234 ヨロシイデスカ !? キーを押しま ニュウリョク FIT-1234 ツウシン チュウ... す。 7. す。 均圧弁 MVG1形 図2 - 3 3 方マニホールド弁 ↓ ニュウリョク FIT-1234 ゼロ コウセイ カンリョウ エクステンションパイプ(別売り) エクステンション・パイプには次の図に示すストレート 8.手順3で入力値が0.00 形とユニオン形があります。 となることを確認しま す。ゼロ点校正が完了し ました。 S-SFC が上記以外の画面を表示した場合は第4章を参照 して対処してください。 ユニオン a.ストレート形    b.ユニオン形 図2 - 4 エクステンション・パイプ 2-3 第2章 本器の設置 本器の高圧側の表示 差圧取り出し口 本器のセンタボディの高圧側には、高圧を示す Hが表示 してありますので、配管の際に必ず確認してください。 元弁 (無印の側が低圧)となります。 勾配 ガス抜きプラグ オリフィス 低圧側 勾配 高圧側 低圧側 勾配 高圧側 H プロセス配管(垂直) 図2 - 5 センタボディ上の高圧側表示 差圧取り出し口 オリフィス 使用配管の選択 元弁 プロセスからの導圧配管は、プロセス圧力などの条件に 勾配 ガス抜きプラグ より配管のスケジュール番号や呼び厚さを決めてくださ い。 勾配 例としては、1/2B、スケジュール番号80の鋼管がありま 低圧側 高圧側 勾配 す。 ティ− 3方マニホールド弁 必要な部品 配管には次の部品が必要です。配管例の図を参考にして ご用意ください。 • 3方マニホールド弁 • 配管 • 元弁 • ユニオンまたはフランジ ドレン弁 • ティー ドレン弁 • ドレン弁 ドレンプラグ • ドレンプラグ • ベントプラグ プロセス配管(水平) • シールポット(蒸気流量測定用配管の場合のみ) 図2 - 6 気体流量測定の配管例 (本器がプロセス配管の差圧取り出し口より下にある場合) 2.3.1.2 気体流量測定の配管 推奨配管例-1 推奨配管例-2 本器 がプロセス配管の差圧取り出し口より下にある場合 本器がプロセス配管の差圧取り出し口より上にある場合 の代表的な配管例を次頁の図に示します。 の代表的な配管例を次の図に示します。 次の点をお守りください。 次の点をお守りください。 ・ 差圧取り出し部の配管は勾配をつけて取り出してく • 差圧取り出し部の配管は勾配をつけて取りつけてく ださい。 ださい。 図中の勾配記号 図中の勾配記号   の意味:低位   高位   の意味:低位   高位 • 配管後、導圧管、3 方マニホールド弁、発信器などに ・ 配管後、導圧管、3 方マニホールド弁、発信器などに 圧力漏れが起きないことを確認してください。 圧力漏れがないことを確認してください。 2-4 段違い位置で生ずるゼロシフトは、S-SFCでゼロ調整 差圧取り出し口 を行います。 オリフィス 元弁 勾配 ガス抜きプラグ オリフィス 差圧取り出し口 元弁 低圧側 高圧側 勾配 勾配 シールポット プロセス配管(垂直) 勾配 勾配 低圧側 高圧側 ガス抜きプラグ プロセス配管(垂直) オリフィス 差圧取り出し口 元弁 オリフィス 3方マニホールド弁 勾配 差圧取り出し口 シール・ポット 勾配 元弁 勾配 勾配 高圧側 低圧側 勾配 低圧側 3方マニホールド弁 高圧側 ガス抜きプラグ ティー ティ− プロセス配管(水平) 図2 - 7 気体流量測定の配管例 (本器がプロセス配管の差圧取り出し口より上にある場合) 2.3.1.3 蒸気流量測定の配管 ドレン弁 推奨配管例 ドレン弁 本器 がプロセス配管の差圧取り出し口より下にある場合 の代表的な配管例を次頁の図に示します。 ドレンプラグ プロセス配管(水平) 次の点をおまもりください。 図2 - 8 蒸気流量測定の配管例 (本器がプロセス配管の差圧取り出し口より下にある場合) • 差圧取り出し部の配管は勾配をつけて取りつけてく ださい。 図中の勾配記号   の意味:低位   高位 • 配管後、導圧管、3 方マニホールド弁、発信器などに 圧力漏れが起きないことを確認してください。 • 垂直配管のとき、シールポットを図示のように段違 いの位置に設置すると、これまで生じやすかった差 圧計のゼロドリフトが予防できます。 なお、この場合は従来行った3方マニホールド弁に よるゼロ調整はできません。シールポットを滴水に 2-5 第2章 本器の設置 2.4 電気配線 2.4.1 一般形の配線 はじめに 防爆形の場合は、ここでの説明に加えて後述の耐圧特殊 ここでは防爆基準の適用を受けない配線について説明し 防爆形の場合の説明をそれぞれ参照して工事を行ってく ます。 ださい。 配線 測温抵抗体 4 S+ 6 11 P+ 5 P- 10 INSPECTION CERTIFICATE Azbil Corporation 2 3 8 S9 SHIELD B I+ 7 1 B A RTD Pt100Ω 配線は次の図を参照して行ってください。 + 受信計器 − − + DC電源 24V 図2 - 9 配線、接地端子図 注. 注. S-SFCとの通信には、外部負荷抵抗が250Ω以上 温度補正が設定されている場合、端子がオープ ンの時には自己診断で重故障と判断します。 必要です。受信計器側の負荷抵抗合計が250Ω以 注. 下の場合は、必要な抵抗をループに挿入してく PT入力接続後、安定に5分以上必要となることが あります。 ださい。 注. 測温抵抗体と、発信器の接続ケーブルの長さは 最長20mです。 概 要 接地 発信部ケースへの配線の引き込みは、次のように行って 接地端子は本器の端子台上と外部の2カ所にあります ください。 が、いずれかを接地してください。 • 接地端子はD種接地( 接地抵抗100オーム以下)、も • 本器の端子部への配線の引き込みは、コンジット穴 しくはより良質の接地に接続してください。 (G1/2メネジ)にコンジットパイプを取りつけ、こ • 防爆形の場合は、必ず接地工事が必要です。 こを通してください。 • 発信器近傍で溶接工事がある場合の注意 • 雨水などの本器への侵入を防止するため、コンジッ 溶接機および溶接電源変圧器の接地は直接行い、発 ト接続部はシール剤またはシールプラグにより塞い 信器設置用のスタンションパイプへの接地は行わな でください。 いでください。溶接電流の影響を受ける場合があり • 配線のケーブルは、本器の本体に下方から入るよう ます。 に設置してください。 • 必要に応じて電気配線方向変更用エルボ(付録仕様 供給電源と外部負荷抵抗 に示してあるG1)を使用してください。 • 温度検出端の3線式測温抵抗体(PT100,JPT100)は 本器の場合の外部負荷抵抗と、使用する電源電圧との関 図のように配線してください。配線はシールドケー 係は、次の図の斜線の範囲内となるように決める必要が ブルを使用してください。温度補正が不要な場合は あります。 接続の必要はありません。 外部の負荷抵抗とは、ループを構成するケーブルの抵 抗、途中に接続する計器の内部抵抗など、本器の出力端 2-6 子に接続される抵抗の総和となります。 外部配線の引き込み この図の横軸は本器の供給電源電圧、縦軸は外部負荷抵 本器 へのケーブルの引き込みは、次の図に示す付属の耐 抗値です。 圧パッキン式ケーブル・アダプタあるいは電線管用 フィッチングを使用して行い、接続スペースを確保して 1243  ください。使用する配線ケーブルは最高許容温度65℃以 外部負荷抵抗(Ω) 上のケーブルを使用ください。 動作可能範囲 250 0 17 23.4 供給電源電圧(VDC) 45 耐圧パッキン式 ケーブル・アダプタ 図2 - 10 供給電源電圧と外部負荷抵抗の関係 2.4.2 耐圧特殊防爆形の配線 図2 - 12 耐圧パッキン式ケーブル・アダプタ 指針 耐圧特殊防爆形の配線については、2.4.1一般形の配線の 説明と以下の説明を参照して工事を行ってください。詳 細は労働省産業安全研究所「新・工場電気設備防爆指針 (ガス防爆1985)」を参照してください。 注意 ・本器に付属の耐圧パッキン式ケーブル・アダプタ は、発信器ケースの一部として検定試験を行い、 合格の証明を得ています。従って、付属のケーブ ル・アダプタ以外のものとの組合せで外部配線の 引き込みを行った場合は、防爆の保証がありませ んので十分ご注意ください。 ・ケースカバーは最後まで充分に締めつけ、錠締し てください。 ・防爆形は発信部ケースの蓋に錠締をすることが義 務付けられています。 錠締 本器は錠締構造となっています。まずM3 mm の六角レ ンチを使用して発信器ケースの錠締を外してから配線を 行います。 錠締 図2 - 11 発信器ケースの錠締 2-7 第2章 本器の設置 2.5 プロセス接続口の位置変更 2.5.1 プロセス接続口の上下位置を変更する はじめに センタボディカバーのプロセス接続口の上下位置は、 ご指定のようになっていますが、これらの上下位置は 変更することができます。ここでは本器の下部に付い ているプロセス接続口を、上部へ変更する場合につい て説明します。 アダプタ・フランジ 図2 -13 プロセス接続口の上下位置変更 手順 1.左右のアダプタフランジを固定しているボルト4本 を外します。 2.左右のベント・ドレンプラグ2 本を外します。 3.2 個のアダプタフランジを本器の上部にボルトで固 定します。 ボルトは規定トルクで締めつけてください。 規定トルク: SNB 7、SUS 630 SUS 304 20±1 10±0.5 N・m 4.ベント・ドレンプラグ2 本のネジ部にシールテープ を巻き、潤滑剤を吹きつけます。 5.ベント・ドレンプラグを本器の下部に締め込みま す。 プラグは規定トルクで締めつけてください。 規定トルク: 5±0.3 N・m 下部から上部へ移動する場合も同様の手順で行います。 2-8 第 3 章  本器の運転と停止 この章の概要 3.2 タグNo.設定と仕様の確認 この章では、まずS-SFCを本器に接続する方法と、キー 3.2.1 通信を開始する 操作の原則について説明します。 重要事項 次に、受入時に必要なタグNo.の設定と仕様の確認の方 注意 法を説明します。 発信器プロセスが自動制御の状態で、S-SFCと本器 そして最後に測定前の準備、測定の開始と終了、本器 の との通信を開始すると、一時的に出力が突変し、危 保守、交換時の運転停止に必要な事柄を測定対象別に説 険な運転状態になることがあります。 明します。 本器と通信する前には、プロセスの制御ループを必 ず手動制御に切り換えてください。 3.1 運転準備 3.1.1 S-SFCを接続する キー操作の一般原則 手順 S-SFCのキーを操作するときは、次の点にご注意ください。 S-SFCで本器と通信を開始する手順は、次のとおりです。 • キーは確実にゆっくり押してください。画面が反応 手順 しないときはキー入力がされていません。もう一度 ゆっくり押し直します。 S-SFCの画面 1.プロセスが手動制御 モードにあることを確認 します。 • キーを押してもデータ表示窓の画面が変化しない場 合は、この本器では使用しないキーの可能性があり ます。必要なキーを押し直してください。 2.図3-1を参照して、SSFCと本器を接続します。 • 初期値状態から操作をやりなおしたい場合は、第5 章 を参照してださい。 3.S-SFC の電源スイッ チをONにします。 S-SFCの接続位置 ループハ マニュアルデスカ? 次の図でS-SFCを本器に接続する位置を示します。 S-SFCはVer.7.1以上をご使用ください。 キーを押します。 注記事項: 〔 ID 〕 ヲ ドウゾ 約20秒待ちます。 S-SFCの通信ケーブルと本器のターミナルは必ず次のよ うに接続してください。 4. 赤線: Supply+ターミナル す。 キーを押しま SCT TAG NO. リニア DP XXXXXXXX 黒線: Supply−ターミナル 納入時はタグ番号は 「××××××××」 となっています。 (注) S-SFCとの通信には、外部負荷抵抗が250Ω以上必 要です。受信計器側の負荷抵抗合計が250Ω以下の 場合は、必要な抵抗をループに挿入してください。 測温抵抗体 S-SFC 通信ケーブル 4 6 11 P+ 5 P- 10 S+ 250Ω − + DC電源 24V 図3 - 1 S-SFCの接続 3-1 INSPECTION CERTIFICATE Azbil Corporation 2 3 8 9 S- + 受信計器 − SHIELD B I+ 7 1 B A RTD Pt100Ω 赤線 黒線 第3章 本器の運転と停止 3.2.2 タグNo.を設定する 3.2.3 出力形式を表示、変更する 手順 はじめに 本器 との通信を開始したら、次の手順でタグ番号を設定 流量はしぼり機構で発生した差圧の平方根に比例し、本 します。 器の出力差圧に比例します。この差圧をそのまま電気信 タグ番号は本器の銘板に表示してあります。 号に変換して出力する形式を「リニア」と呼び、本器内 ここでは例として、「 F I T - 1 2 3 4 」を設定する場合 部で差圧の平方根を計算して出力する形式を「開平」と について説明しています。 呼びます。 これらの形式はキー操作により表示、選択できます。 手順 S-SFCの画面 「開平」を選択した場合はさらに、ローフローカットオ 1. 、 、 、 SCT TAG NO. リニア DP FIT フ値、流量モード、ドロップアウト形式の設定ができま す。4.5.7を参照してください。 の順で 手順 キーを押します。 次の手順で本器の出力形式(リニア/開平)の表示、変 2. 、 の順で キーを押します。 3. 、 、 更を行います。 SCT TAG NO. リニア DP FIT- 手順 、 SCT TAG No. リニア DP FIT-1234 1. キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを2回押 SCT CONFIG シュツリョク? す。 の順で S-SFCの画面 キーを押します。 2. 4. キーを押しま SCT TAG NO. ツウシン チュウ... します。 す。 ↓ ・ タグ番号「FIT-1234」 が設定されました。 3. キーを押しま す。 SCT TAG No. リニア DP FIT-1234 シュツリョク リニア (リニア) または • 現在の出力形式(リ ニアまたは開平)が 入力の修正 確認できます。 入力をやり直すときは次のようにします。 シュツリョク カイヘイ (開平) 4.分岐: アルファベットの入力を間違えたとき: ・変更したい場合は、 まず キーを押して英字モードを一端解除し、次 キーを押し、 に、 キーを押してカーソルを一桁戻し、再び ステップ4 に進みま す。 キーを押してから入力し直します。 ・ キーを押すご とに出力形式が切り 数値の入力を間違えたとき: 換わります。 キーを押してカーソルを一桁戻してから 入力し ・変更しない場合は、 直します。 キーを2回押 します。 (次ページへ) 3-2 手順 3.2.4 測定差圧の工業単位を確認する S-SFCの画面 手順 次の手順で、測定圧力の工業単位を確認します。 5. キーを押しま す。 カットオフ SFC ニ トウロク シマシタ ここでは、[kPa] が設定されている場合について説明し     ↓ 工業単位を変更する場合は、第4 章を参照してくださ ます。(単位の添付dは差圧を意味します) 注意: この状態では、S-SFC のデータが確定された い。 シュツリョク リニア 手順 S-SFCの画面 だけで、本器のデータは 変更されていません。 6.右の画面がでてく るまで キーを押します。 タンイ FIT-1234 kPa  d シュツリョク データヲ テンソウシマスカ ? キーを押 3.2.5 差圧レンジの下限値と上限値を確認 する します。 手順 7. キーを押し ま す。 シュツリョク ツウシン チュウ... 次の手順で、差圧レンジの下限値と上限値を確認しま す。ここでは、仕様が次のようになっている場合の確認 手順について説明します。 • この時点で、S-SFCで 設定したデータが本 テンソウ カンリョウ! 器に送られます。 • 下限値(LRV) : 0.0000 kPa • 上限値(URV) : 50 kPa 差圧レンジを変更する場合は、第4 章を参照してくださ • 出 力 形 式 が「リニ い。 ア」、または「開平」 手順 に変更されました。 8. キーを押しま す。 9. 、 の順 でキーを押します。 • データは本器の不揮 発性メモリに強制書 き込みされました。 DSTJ FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 1. DSTJ FIT-1234 ツウシン チュウ... 2. S-SFCの画面 キーを押しま DP-LRV FIT-1234 0.0000 kPa d キーを押しま DP-URV 50 kPa す。 す。 FIT-1234 d ↓ 3.2.6 ダンピング時定数を確認する DSTJ FIT-1234 キョウセイカキコミ カンリョウ 手順 次の手順で、ダンピング時定数を確認します。 ここでは、[1.0秒] が設定されている場合について説明し ます。 ダンピング時定数を変更する場合は、第4 章を参照して ください。 手順 キーを押します。 3-3 S-SFCの画面 DAMP FIT-1234 1.0 s 第3章 本器の運転と停止 3.2.7 設計圧力を表示、変更する 手順 この値を設定することで圧力補正が実行されます。 S-SFCの画面 (設定しないと圧力補正はされません。) 通常は組み合わせて使用する絞り機構(オリフィス等) 7. の計算書に記載の設計圧力値を設定します。 す。 キーを押し ま 注:単位の添字gはゲージ圧を意味します。 セッケイデータ テンソウ カンリョウ ! SCT CONFIG セッケイデータ? 補正値の単位を変更したい場合は4章の工業単位の 表示・変更を参照ください。 手順 8. 手順 1. キーを押しま す。 キーを押しま SCT XXXXXXXX ツギノ ソウサヲ ドウゾ 、 SCT XXXXXXXX ツウシンチュウ. . . す。 S-SFCの画面 9. SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? の順 でキーを押します。 ↓ 不揮発性メモリに書き 2. キーを3回押 します。 3. キーを押しま す。 ・圧力値が設定されて いる場合はその値 を、設定されていな 込みが完了しました。 SCT CONFIG セッケイデータ? PP-REF 0.098 MPa SCT XXXXXXXX キョウセイカキコミ カンリョウ 3.2.8 設計温度を表示、変更する g この値を設定することで温度補正が実行されます。 または (設定しないと温度補正はされません。) PP-REF アツリョホセイ ナシ 通常は組み合わせて使用する絞り(オリフィス等)の 計算書に記載の設計温度値を設定します。 い場合はアツリョクホセイナシ 注:補正値の単位を変更したい場合は4章の工業単位の と表示されます。 表示・変更を参照ください。 4.分岐: 手順 ・変更したい場合は数 値を入力します。 1. ・ キーで圧力補 S-SFCの画面 キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを3回押 SCT CONFIG セッケイデータ? す。 正の有無が切り替え られます。 2. ・変更しない場合は、 します。 キーを2回押 3. します。 す。 5. キーを押しま す。 6. ます。 キーを押し キーを押しま PP-REF 0.0098 MPa g または PP-REF SFC ニ トウロクシマシタ PP-REF アツリョホセイ ナシ セッケイデータ データヲ ソウシンシマスカ? (次ページへ) 3-4 手順 3.2.9 補正形式を表示、変更する S-SFCの画面 本製品は質量流量(基準状態における体積流量:Nm3/ □を含む) 4. キーを押しま す。 ・温度値が設定されて いる場合はその値 を、設定されていな PT-REF 20.00 ° C 測定時と体積流量測定時の補正形式が異なります。 ここでは補正形式の表示、変更をします。 または 手順 PT-REF オンドホセイ ナシ い場合はオンドホセイナシ 1. と表示されます。 S-SFCの画面 キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを3回押 SCT CONFIG セッケイデータ? す。 5.分岐: 2. ・変更したい場合は数 値を入力します。 ・ します。 キーで圧力補 正の有無が切り替え 3. られます。 す。 キーを押しま PP-REF 0.0098 MPa g または ・変更しない場合は、 PP-REF アツリョホセイ ナシ キーを2回押 します。 4. 6. キーを押しま す。 7. キー3回押し ます。 PP-REF SFC ニ トウロクシマシタ キーを2回押 します。 ホセイケイシキ シツリョウ リュウリョウ または ホセイケイシキ タイセキ リュウリョウ セッケイデータ データヲ ソウシンシマスカ? 5.分岐: ・変更したい場合は 8. キーを押しま す。 セッケイデータ テンソウ カンリョウ ! キーを押しま す。 SCT CONFIG セッケイデータ? ・変更しない場合は、 キーを2回押 します。 9. キーを押しま す。 SCT XXXXXXXX ツギノ ソウサヲ ドウゾ 6. キーを押しま ホセイケイシキ SFC ニ トウロクシマシタ キーを押し セッケイデータ データヲ ソウシンシマスカ? す。 10. 、 の 順でキーを押します。 不揮発性メモリに書き 込みが完了しました。 SCT XXXXXXXX ツウシンチュウ. . . 7. ます。 ↓ SCT XXXXXXXX キョウセイカキコミ カンリョウ 8. す。 キーを押しま セッケイデータ テンソウ カンリョウ ! SCT CONFIG セッケイデータ? (次ページへ) 3-5 第3章 本器の運転と停止 手順 9. S-SFCの画面 キーを押しま す。 手順 S-SFCの画面 5.分岐: SCT XXXXXXXX ツギノ ソウサヲ ドウゾ ・変更したい場合は数 値を入力します。 10. 、 の 順でキーを押します。 キーを2回押 します。 ↓ 不揮発性メモリに書き 込みが完了しました。 ・変更しない場合は、 SCT XXXXXXXX ツウシンチュウ. . . SCT XXXXXXXX キョウセイカキコミ カンリョウ 6. キーを押しま PP-REF SFC ニ トウロクシマシタ キーを4回押 セッケイデータ データヲ ソウシンシマスカ? す。 3.2.10 静圧のエレベーション値を表示、変 更する 7. します。 蒸気等、導圧管にシール液を張って流量測定する際、 シール液のヘッド圧をキャンセルする目的で使用しま 8. す。 キーを押しま す。 配管を大気開放にした状態で指示計に表示されている静 セッケイデータ テンソウ カンリョウ ! SCT CONFIG セッケイデータ? 圧の値が、現在のヘッド圧となります。(エレベーショ ン値は圧力補正演算のみに使用され、静圧の測定値、指 示値はキャンセルされません) 例:ヘッド圧が10kPa gかかる時、エレベーション値を 10kPa gと設定します。 9. 注:単位の添字gはゲージ圧を意味します。 す。 キーを押しま SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 補正値の単位を変更したい場合は4章の工業単位の 表示・変更を参照ください。 10. 、 の 順でキーを押します。 手順 S-SFCの画面 不揮発性メモリに書き 込みが完了しました。 1. キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを3回押 SCT CONFIG セッケイデータ? す。 2. します。 3. キーを押しま す。 PP-REF 0.0098 MPa g または PP-REF アツリョホセイ ナシ 4. します。 キーを1回押 PP-ELV 0.0000 MPa g 3-6 SCT FIT-1234 ツウシン チュウ... ↓ SCT FIT-1234 キョウセイカキコミ カンリョウ 3.3 測 定 次の手順でゼロ点校正を行います。 3.3.1 流量測定 3.3.1.1 運転の準備をする S-SFC によるゼロ点校正の操作 重要事項 本器 の入力が0 kPa であるかどうかをチェックします。 注意 手順 ・ プロセスが手動制御モードにあることを確認しま S-SFCの画面 1.S-SFC の電源スイッ す。 ループハ マニュアルデスカ? チをONにし、プロセス 自動制御モードの場合、必ず手動制御モードに切 が手動制御モードである り変え、以下の作業を実施してください。 ・ 身体に有害な流体のエア抜き作業は、身体に危険 ことを確認後、 をおよぼさない処置をし、充分注意して行ってく キーを押します。 〔 ID 〕 ヲ ドウゾ ださい。 ・ 手順に入る前に配管上の差圧取出し弁(元弁)、 2. ドレン弁、ガス抜きプラグ(図2-32、図2-33参 キーを押しま す。 照)および3方マニホールド弁のストップ弁は、 DSTJ TAG NO. リニア DP FIT-1234 高・低圧側とも閉じた状態になっていること。ま た3方マニホールド弁の均圧弁は開いた状態になっ 3. ていることを確認します。 キーを押します。 、 シフト の順で ニュウリョク FIT-1234 ツウシン チュウ... 次の手順で、本器の受圧部にプロセス圧を導入します。 プロセス圧力の導入操作 ↓ ニュウリョク FIT-1234 0.0000 kPa 手順 1.高・低圧側の元弁(図2-32、図2-33参照)を開き、 手順3 のS-SFC の画面が0kPa にならない場合は手順4以 導圧管内にプロセス流体を導入します。 降でゼロ点校正を行います。 2.本器の受圧部内をプロセス流体で充満させます。 1. 高圧側ストップ弁を徐々に開き、プロセス流 体が充満した所で弁を閉じます。 2. 低圧側ストップ弁を徐々に開き、プロセス流 体が充満した所で弁を閉じます。 (次ページへ) 高圧側 低圧側 高圧側ストップ弁 均圧弁 3方マニホールド弁 低圧側ストップ弁 ドレンプラグ ドレンプラグ 3.本器にかかる差圧をゼロにします。 ・ 高圧側ストップ弁 を徐々に開き、本器の受圧 部内にプロセス圧を導入します。 本器の高圧側、低圧側に等しい圧力が加わっ た(均圧状態)状態となります。 4.導圧管、3方マニホールド弁、本器などに圧力リー クのないことを確認します。 3-7 第3章 本器の運転と停止 (つづき) 3.3.1.2 運転を開始する 手順3で0.005kPa が表示された場合の校正方法について 手順 説明しています。 次の手順で弁を操作し、本器 にプロセスの差圧を印加し てからS-SFC のキーを操作し測定値を表示させます。 手順 4. 、 S-SFCの画面 の順で プロセス圧を印加する操作 シフト 手順 キーを押します。 ニュウリョク FIT-1234 ツウシン チュウ... 1.3方マニホールド弁が、以下の状態になっているこ とを確認します。 1. 高圧側 ストップ弁:全開 ↓ 2. 低圧側 ストップ弁:全閉 ニュウリョク FIT-1234 0.005 kPa 5. キーを押しま 3. 均圧弁:全開 2. ニュウリョク FIT-1234 ニュウリョクハ ゼロデスカ? 1. 均圧弁を閉じます。 2. 低圧側 ストップ弁を徐々に開きます。 す。 高圧側 6. キーを押しま す。 低圧側 ニュウリョク FIT-1234 ヨロシイデスカ !? 低圧側ストップ弁 7. キーを押しま 高圧側ストップ弁 均圧弁 3方マニホールド弁 ニュウリョク FIT-1234 ツウシン チュウ... す。 ドレンプラグ ↓ ニュウリョク FIT-1234 ゼロ コウセイ カンリョウ ドレンプラグ (次ページへ) 8.手順3 で入力値が0.00 となることを確認しま す。ゼロ点校正が完了し ました。 S-SFC が上記以外の画面を表示した場合は第5 章を参照 して対処してください。 3-8 (つづき) 3.3.1.3 運転を停止する 測定値を表示する操作 手順 ここでは次の場合について説明しています。 • 設定レンジの 下限値 : 0 kPa 上限値 : 50 kPa • 本器 の入力差圧 : 本器 の運転を停止する場合、次の手順で行います。 手順 25 kPa 1.本器の電源を切ります。 この場合の出力は50% となります。(リニア出力の 場合) 2.3方マニホールド弁が、以下の状態になっているこ 手順 とを確認します。 S-SFCの画面 1. 低圧側 ストップ弁を閉じます。 3. 、 シフト の順で 2. 均圧弁を開きます。 3. 高圧側 ストップ弁を閉じます。 キーを押します。 高圧側 ニュウリョク FIT-1234 ツウシン チュウ... 低圧側 ↓ 低圧側ストップ弁 ニュウリョク FIT-1234 25 kPa 高圧側ストップ弁 均圧弁 3方マニホールド弁 ドレンプラグ 4. キーを押しま シュツリョク FIT-1234 50.00 % ドレンプラグ す。 3.高・低圧側の元弁(図2-32、図2-33参照)を閉じま す。 5.測定を終了したときは、通信ケーブルのクリップ を外し、プロセスを通常の運転に切り換えます。 注意 注意 発信部のケースの蓋は確実に閉めてください。確 ・ 長期間にわたり運転を停止する時は、導圧管内お 実に閉まっていないと雨水などが入って、内部の よび本器受圧部内のプロセス流体を抜いてくださ 端子やエレクトロニクス・モジュールが傷む原因 い。 となります。 ・ 均圧弁は開いた状態にしておいてください。 • 入出力値が対応していない場合は設定レンジ、入出 力値を再確認してください。それでも入出力値が対 応しない場合は第5 章を参照してトラブルシューティ ングを行います。 • データの表示値が安定しないときは第4 章を参照して ダンピング時定数を調節します。 3-9 第3章 本器の運転と停止 3 - 10 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) この章の概要 • ローフローカットオフ値 S-SFC は本器の測定データの確認や、設定データの変更 • 異常時処理の方向(表示のみ) などに使います。 • 製造番号(表示のみ) この章では、S-SFC で本器と通信する方法など、S-SFC • ソフトウエアバージョン(表示のみ) による操作の基本について説明します。 • 測定可能な差圧/静圧/温度の最大値(表示のみ) S-SFC の詳細内容については、S-SFC 取扱説明書(CM1- • 温度センサタイプ SFC100-2001 )を参照ください。 • DE出力 4.1 S-SFCで通信する前に 設定データの強制書き込み 4.1.1 S-SFCを使って行うこと 設定データを変更したら、安全のためS-SFC を操作して 必ず本器の不揮発性メモリに強制書き込みしてくださ はじめに い。 S-SFC で本器と通信し、測定データを読み取ったり、設 本器に入力した設定データは強制書き込みをしなくても 定データを変更したりすることができます。ここではS- 入力後約30 秒で自動的に不揮発性メモリに書き込まれ、 SFC の機能を目的別に説明します。 本器の電源を切っても保持されます。 通信の開始 保守 まずS-SFC と本器の通信を開始します。 本器のループチェックを行うときは定電流源モードが使 用できます。(4.6 項参照) 測定データの表示 測定データの表示機能には次のものがあります。 その他 • 本器に入力している差圧(工業単位)の表示 S-SFC には日付、名前などのメモを記録できるスクラッ • 本器が発信している出力(%)の表示 チパッド機能があります。 自己診断結果の表示 本器およびS-SFC の(診断結果)を表示できます。 詳しくは第5章を参照してください。 4.1.2 キー操作、画面との対話の原則 キー操作の一般原則 印字 S-SFC のキーを操作するときは、次の点にご注意くださ プリンタ付のS-SFC では次の印字機能を使用することが い。 できます。 • キーはゆっくり確実に押してください。画面が反応 • 本器の内部データの印字(メンテナンス・プリン しないときはキー入力を受け付けていません。もう ト) 一度ゆっくり押し直します。  • キー操作に対する本器の応答結果の印字(アクショ • キーを押してもデータ表示窓の画面が変化しない場合 ン・プリント)。 は、その段階では無効なキーか、本器では使用しない キーの可能性があります。必要なキーを押し直してく 本器の設定データの表示と変更 ださい。  次の設定データを表示・変更することができます。 • キー操作を間違えるなどして、もう一度納入時の状 • タグNo. 態から作業をやりなおしたい場合は、第4章を参照し • 出力形式 てください。 • 表示形式(実目盛表示/%表示) • 工業単位の上・下限値 画面との対話の原則 • 設定レンジの下限値(差圧/静圧/温度) S-SFC は対話方式で操作できます。 • 設定レンジの上限値(差圧/静圧/温度) 次の原則に従って画面と対話してください。 • 設定レンジのスパン(表示のみ) • 画面の質問に"Yes"と答えるときは • 測定圧力、温度の工業単位 ます。 • ダンピング時定数 4-1 キーを押し 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 専用機能で画面の質問に"Yes"と答えると次の階層に 4.1.4 キー入力の基本操作 進みます。 キー入力の手順 "EXIT?"の質問にYes と答えると第1階層に戻ります。 アルファベットを入力する場合、およびアルファベット の入力を終了する場合は、次の手順で行います。 キーを押しま • 画面の質問に"No"と答えるときは す。 専用機能で画面の質問に"No"と答えると、前のレベ 手順 ルの階層に戻ります。 "EXIT?"の質問にNoと答えると、その機能の最初の 1. 画面に戻ります。 • 同じ階層の中で異なる機能を選ぶときは たは (白)キーを押します。 • データ表示窓に■カーソルがブリンキング表示され キーま ます。 キーを押します。 2.入力したいアルファベットのキーを押します。 • 入力したアルファベットが表示されます。 • アルファベットはキーの右肩に表示してあります。 4.1.3 S-SFCのキーボード 3.アルファベットの入力を終了するときはもう一度 キーボードの外観 キーを押します。 図4-1 にS-SFC の日本語表記キーボードを示します。 デジタル通信 専用 B 機能 C ダン ピング D 単位 LRV E 0% URV F 100% G 設定 H DE I 入力値 J 出力 % 校正値消去 K 校正 M N A ID (通信開始) 数字、記号を入力する場合、およびキーの中央部に表示 されている機能を使用する場合は次の手順で行います。 メニュー アナ 7 紙送り O 8 手順 L データ印字 P 1.データ表示窓に■カーソルがブリンキング表示さ 9 れているときは デジ Q 4 R 5 S 異常時処理 U 診断 1 V URL Y スパン 連続印字 英字 シフト 0 2 W メモ Z 6 T • _カーソルが表示されます。 バージョン X 2.希望のキーを押します。 3 時刻 +/– / キーのすぐ上に表示されている機能を使用する場合は次 > 強制書込 クリア (No) キーを押します。 の手順で行います。 (Yes) S-SFC 図4 - 1 S-SFCのキーボード 手順 1. キーを押します。 • データ表示窓に「SHIFT- 」が表示されます。 2.希望のキーを押します。 4-2 4.1.5 S-SFCのキーの機能 緑色のキーの機能 はじめに 緑色のキーについて、単独で押した場合と S-SFC のキーは、主要な機能別に色分けしてあります。 続けて押した場合の機能を説明します。 S-SFC の機能には、他の機器にも共通して適用している 主な機能は次のとおりです。 機能と、本器のみ適用できる機能(専用機能)とがあり • 本器との通信を開始する ます。 共通の機能は キーに • 本器専用の機能を表示・変更できるようにする キー、 キー、アルファベッ トキー、数字キーなどで使用します。( • 測定条件を表示、変更する キーを • 本器に設定されているデータを表示する 押してから使用する機能も含みます。) 専用機能は階層構造になっており、まず • パラメータ(アイテム)を選択する キーを 押してから使用します。          説明 キーの機能の色分け キーボード上の32 個のキーは機能別に5種類に色分けし キー上 の てあり、必要なキーを見つけやすくしてあります。 表示 キー単独で押したとき キーに 続けて押 したとき キーの機能の色分けは次のようになっています。 ID: 本器との通信を開始します。 本器では 本器のT A G N o . が表示されま 使用しま す。TAG No.はこの画面で変更 せん。 できます。 注意: 本器による測定では使用しないキーもあります。 キーの色分け 緑色のキー     主な機能 専用機能: 本器専用の機能を使用 機能なし する場合のキーです。 この専用機能は階層構造になっ ています。4-1-6を参照してくだ さい。 • 本器との通信を開始する • 本器専用の機能を使用できるよ  うにする ダンピング: 現在のダンピング時 機能なし 定数が表示されます。この画面 でダンピング時定数を変更する ことができます。 • 測定条件を設定、変更する • 本器に設定されているデータを  表示する • メニューを選択する 橙色のキー 単位: 現在の工業単位が表示され 機能なし ます。この画面で工業単位を変 更することができます。 • 測定データを表示する • 画面を選択する LRV0%: 現在の設定レンジの下 機能なし 限値(Lower Range Value)が表示 されます。この画面で下限値を 変更することができます。 • データを保存する 黄色のキー • 数値を入力する • データを印字させる • メモを取れるようにする 深緑色のキー URV100%: 現在の設定レンジ上 機能なし 限値(Upper Range Value)が表示 されます。この画面で上限値を 変更することができます。 • 診断をする • 設定レンジのスパンを確認する 白色のキー メニュー: キー単独では機能しま せんが、一連のグループ分けさ れた機能の中で一個のデータを 選択するために使います。 ex)[専用機能]キーに続けて 押されると、出力形式(リニア /開平)の切替えに使用できま す。 • データ表示窓でカーソルを移動  する • 他の色のキーの機能を変える。 • 現在設定している内容を取り消す。 全ての色のキー • アルファベットを入力する。  ( キーを押してから使用す  る) 4-3 コンフィ ギュレー ションを 表示しま す。 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 橙色のキーの機能 黄色のキーの機能 橙色のキーについて、単独で押した場合と 黄色のキーについて、単独で押した場合と キー 続けて押した場合の機能を説明します。 に続けて押した場合の機能を説明します。 主な機能は次のとおりです。 主な機能は次のとおりです。 • データを印字させる。 • 測定データを表示する • 数値を入力する。 • 画面を選択する • メモを取れるようにする。 • データを強制書き込みする アルファベットについては、 カーソルが画面に表示された時、有効となります。 キーを押してから 希望のアルファベットのキーを押せば表示されます。          説明 キー上の 表示          説明 キー上 の キーに キー単独で押したとき 表示 キーに 続けて押 キー単独で 押したとき 9: 数字の9を入力 します。 したとき 設定: 他の機能と組合せて自動設 定します。 機能なし 8: 数字の8を入力 します。 ▲: • 同一階層の次の機能を表示しま 機能なし す。 キー、 キーの次に押す • とダンピング時定数、工業単位を 次に送ります。 ∼ ▼: • 同一階層の前の機能を表示しま 機能なし す。 入力値: 本 器への入力 差圧を表示 します。 校正: 設定レンジの校正に使用し 校正値消去: ます。 本器の設定 データを納 入時の状態 に戻しま す。 (Yes): 本器にデータを送るときに 使用します。 画面の質問にYesと答える場合に 使用します。 4-4 紙送り: 一回押すたびに印字 用紙を一行送りプリンタ フィードモードになりま キーを1回押す度に す。 一行送ります。この機能を 取り消すときは キーを 押します。 機能なし 3: 数字の3を入力 します。 バージョン: S-SFCが本器に 接続してあると両方のソフ トウエアバージョンを表示 します。 接続していないときはS-SFC のソフトウエアバージョン のみを表示します。 2,1: 数字の2,1を入 力します。 機能なし +/-: す。 時刻: 現在の年月日と時刻を 表示します。(プリンタ付 S-SFCの場合のみ有効) を入力しま /: キーを一回 押した後は/を入力 します。 強制書込: 設定データ を本器の不 揮発性メモ リに書き込 み、本器の 電源が切れ ても保持さ れます。 データ印字: 本器の内部デー タの一覧を印字します。こ れをメンテナンス・プリン トと呼びます。(プリンタ 付のS-SFCの場合のみ有効) 7∼4: 数字の7∼4 を入力します。 • キー、 キーの次に押す とダンピング時定数、工業単位を 前に戻します。 出力: 本器の出力(%)を表示しま す。 数値キーと組合せて定電流源にで きます。(保守用機能) キーに続けて 押したとき ・: 少数点を入力 します。 キーを一 →: 回押した後はス ペースを入力しま す。 メモ: メモを書き込むときに 使用します。 0: 数字の0を入力 します。 連続印字: キーを操作する 度、本器からの応答を印字 します。これをアクショ ン・プリントと呼びます。 この機能を終了するときは キーを押します。(プ リンタ付S-SFCの場合のみ有 効) 白色のキーの機能 深緑色のキーの機能 深緑色のキーについて、単独で押した場合と 白色のキーの機能を説明します。 キー 主な機能は次のとおりです。 に続けて押した場合の機能を説明します。 • カーソルを移動する。 主な機能は次のとおりです。 • 他のキーの機能を変える。 • S-SFCと本器の自己診断をする。 • 現在設定している内容を取り消す。 • 設定レンジのスパンを表示する カーソルが画面に表示されているとき有効となります。 キーを押してから希 アルファベットについては、 望のアルファベットのキーを押せば表示されます。          説明 キー上の 表示          説明 キー上の 表示 キー単独で 押したとき キーに続けて 押したとき キー単独で 押したとき →: カーソルを一桁 キーに続けて 押したとき 機能なし 送ります。 診断: S-SFCと本器 異常時処理: 異常時の の自己診断結果を 出力信号の処理方向を ←: カーソルを一桁 本器では使用しませ 表示します。 表示します。 戻します。 ん。 スパン: 現在の設定 URL: 本器で測定可能 レンジのスパンを な差圧の最大値を表示 一回押すたびに 機能なし 表示します。 します。 カーソルを切り替 えます。 _← →■ シフト: カーソルが 機能なし ■以外の時に、(_ またはカーソルが表 示されないとき)各 キーの上部にある機 能を入力したいとき に押します。 クリア(No): データ 専用機能を終了すると 表示窓の表示を解 きに押します。 除し、S - S F C を入 力待ちの状態にし ます。 画面の質問にNoと 答えるときに押し ます。 4-5 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.1.6 専用機能 専用機能 S-SFCの専用機能には主に次のものがあります。 • 出力形式の設定 • 設計圧力・温度の設定 • 温度センサタイプの設定 • DSTJ ←→ SFCでのデータ転送 • ローフローカットオフ値の表示と変更 • 校正モードの設定/解除 • 定電流モードの設定/解除 • PROM NOの表示 階層構造 専用機能は階層構造になっており、まず専用機能キーを 押してから、その後の画面に表示される指示に従って操 作を進めてゆきます。 (次ページへ) 4-6 B 専用 機能 ①∼⑧の表示・設定 をするモード クリア から抜ける (NO) 場合 L ▼ ① ② ▲ 次 前 画 画 面 面 ▼ ③ ▲ ▼ ▲ ▼ ▲ ▼ 通常使用しません L ▼ SCT CONFIG     オプション? ▲ 通常使用しません L ▼ ⑥の表示を行います *1 SCT CONFIG    セーブ・リストア? H ⑦ ▲ (YES) ▼ H ▲ ⑦の表示を行います *2 (YES) ⑧の表示を行います *3 SCT CONFIG    ニュウリョク モード? H (YES) or ⑧定電流モードの設定/解除 L ▼ SCT CONFIG    シュウリョウ シマスカ? クリア (NO) ⑦校正モードの設定/解除 L ▼ ▲ ⑥DSTJ  SFCでのデータ転送 L SCT CONFIG    コウセイ モード? ⑧ ⑤温度センサタイプの設定 L H クリア (NO) (YES) SCT CONFIG    タンイ セッテイ? ⑥ ④設計圧力・温度の設定 ⑤の表示を行います SCT CONFIG    オンド センサ? ▲ クリア (NO) (YES) L H クリア (NO) ③出力形式の設定 ④の表示を行います ▼ ▲ クリア (NO) (YES) L H クリア (NO) ③の表示を行います SCT CONFIG    セッケイデータ? ⑤ ②PROM番号の表示 L H クリア (NO) (YES) SCT CONFIG     シュツリョク? ④ ①第2変数(SV)の表示 ②の表示を行います SCT CONFIG PROM NO. ? H クリア (NO) (YES) L H クリア (NO) ①の表示を行います SCT CONFIG    ダイ 2 ヘンスウ? H クリア (NO) 下記の①∼⑧の項目の表示・設定をするモードにします (YES) H ▲ SCT TEST READY.... B 専用    キー・シーケンスに入る前 機能 のレベルに戻ります *1:測定モードのときのみ表示されます。 *2:測定モードまたはDPモード、PPモード、PTモードのときのみ表示されます。 *3:測定モードまたはINPUTモードのときのみ表示されます。 4-7 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.1.7 S-SFCを充電する 4.2 通信を始めるときの操作 充電の時期と時間 重要事項 S-SFCの画面の上段中央に「:」のプリンキングが表示さ 注意 れたら内蔵充電池の電圧が低下しています。すぐに充電 してださい。 ・S-SFCを使って本器と通信をはじめる前に、必ずプ そのまま放置されますと、充電池の寿命が短くなりま ロセスが手動制御モードになっていることを確認し す。 てください。 充電に要する時間は次のとおりです。 • 防爆形以外のS-SFC : 約6時間 手順 • 本質安全防爆形のS-SFC : 約10時間 S-SFCで通信をはじめるときは、次の手順で行います。 重要事項 手順 注意 S-SFCの画面 1.S-SFCの通信ケーブ ・充電は非危険場所で行ってください。 ルを接続します。 • 接続方法は第3章の 手順 3-1を参照してくださ 充電は次の手順で行います。 い。 充電には、付属のバッテリチャージャを使用します。 2.S-SFCの電源スイッ ループハ マニュアルデスカ? チをONにし、プロセス 手順 が手動制御モードである 1.S-SFCの電源スイッチをOFFにします。 ことを確認後、 〔 ID 〕 ヲ ドウゾ キーを押します。 2.通信ケーブルの発信器側を外します。 キーを押しま 3.通信ケーブルのS-SFCのプラグを抜きます。 す。 SCT TAG NO. リニア DP FIT-1234 4.バッテリチャージャ・ケーブルのプラグをS-SFC 4.データ表示窓に表示 に接続します。充電がはじまります。 されたタグ番号により、 SCT TAG NO. リニア DP FIT-1234 3. 測定の対象としている本 器かどうかを確認しま 5.所定の充電時間が経過したら、バッテリチャー す。 ジャを外して充電を終了します。 • ちがう場合は、通信 ケーブルを適切な端 子に接続しなおして 手順2から操作をやり 直してください。 4-8 4.3 測定データを表示させる操作 4.4 印字(プリンタ付の場合) 4.3.1 4.4.1 入力している値を表示する 印字機能の概要 手順 はじめに 本器にかかっている差圧/圧力/温度を表示するとき プリンタ付のS-SFCを使用すると、本器内部の設定デー は、次の手順で行います。 タや、本器からの応答結果を印字させ保存できます。 手順 1. 印字機能の種類 S-SFCの画面 印字機能には次の2種類があり、キー操作により使い分 けることができます。 シフト キーを押しま す。 • メンテナンス・プリント 本器の内部データ(タグNo.、ダンピング時定数、出力 2. キーを押しま DP ニュウリョク FIT-1234 25 kPa d レンジ、入力値、出力値など)を印字する機能です。 す。 • ここでは差圧の例を 示しています。 S-SFCのキー操作に対する本器の応答をキー操作の度 圧が25kPa であることを • 差圧/圧力/温度、 各表示の切り換えは • アクション・プリント • 本器に入力されている差 に印字させる機能です。 示しています。 • クリアキーを押さない限 キーにより行い ます。 プリンタの概要 り約6s毎にくり返し表示 行当たり24文字のサーマルプリンタです。 します。 S-SFCの電源を入れるとプリントヘッドが一往復してと まり、印字可能な状態になります。 このとき記録紙が約5mm送り出されます。 4.3.2 記録紙の送り方 発信している出力(%)を表示する 記録紙を送るときは次の手順で行います。 手順 本器が発信している出力を表示するときは、次の手順で 行います。 手順 手順 キーを押します。 S-SFCの画面 1. S-SFCの画面 シフト 、8の順でキー を押します。 シュツリョク FIT-1234 50 % • 記録紙が一行送られて カミオクリモード に カミオクリ なります。 • 本器の出力が50%であ • ることを示していま キーを一回押す たびに記録紙は一行分 す。 づつ送られます。 • クリアキーを押さない 限り約6s毎にくり返し 2.記録紙送り機能を解 カミオクリが消え、元の表示に 表示します。 除するときは、 キーを押します。 4-9 戻ります。 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.4.2 内部データを印字する(メンテナン ス・プリント) メンテナンス・プリントの例 データ印字の例と各行の意味を説明します。 印字されるデータ 注意: タグ番号、ダンピング時定数、出力レンジ、差圧、出力 飽和蒸気補正仕様(付加仕様“F2”選択時)の場合、温 値、自己診断の結果などのデータを印字します。本器の 度入力に関する項目は表示されません。 設定状態、故障状態の記録などに使用できます。 印字例 年月日/時刻     TAG No. TEST タグ番号 タイプ : DIFF.PRESSURE 発信器タイプ ANA/DE : アナログ XMTR 出力信号形式 シュツリョク : カイヘイ 出力形式 ローカット : ゼロ<20.0% ローフローカット値 : リュウリョウ=セイホウコウ 流量モード : シツリョウ リュウリョウ 補正形式 PROM # : 2012977107 シリアル番号 SW VER : 7.111 S/Wバージョン DAMP : 0.0 SECONDS ダンピング定数 スパン : 50.0 kPa d スパン(差圧) LRV : 0.000 kPa d LRV(差圧) URV : 50.0 kPa d URV(差圧) PP-REF : 1600 kPa g 設計圧力 *1 PP-ELV : 0.3 kPa 静圧エレベーション PT-REF : 100.0 ℃ 設計温度 *2 PT-ELV : 0.003 ℃ 温度エレベーション EULO : 0.000 m3/h EULO工業下限値 EUHI : 100.0 m3/h EUHI工業上限値 F/Sショリ : B/O アップ バーンアウト方向 シュツリョク : 37.16% 出力 SCT FIT-1234 ツウシン チュウ... ケイスウ : 0.6905 補正係数 センサ : T=31 ℃ (88 °F) 発信器のセンサ部温度     ↓ サアツ センサ 差圧センサ URL : 100 kPa d 設定可能最大値 ニュウリョク : 10.0 kPa d INPUT 手順 メンテナンス・プリントは次の手順で行います。 この操作は測定中でも行うことができます。 手順 S-SFCの画面 1.右の画面が表示さ れるまで、 キー SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ を押します。 2. シフト キーを押し ます。 3. キーを押し ます。 • 印字が始まります。 4.途中で印字を終了 したいときは、 意味     '03-11-25 01:23 インジチュウ SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ キーを押します。 セイアツ センサ 静圧センサ URL : 3.346 kPa g URL(設定可能最大レンジ) スパン : 2000 kPa g 校正時のスパン LRV : 0.000 kPa g 校正時のLRV URV : 2000 kPa g 校正時のURV ニュウリョク : 1000 kPa g INPUT オンド センサ 温度センサ SUB # : 2002977107 シリアル番号 URL : 650.0 ℃ URL(設定可能最大レンジ) LRL : −200.0 ℃ LRL(設定可能最小レンジ) スパン : 130.0 ℃ 校正時のスパン LRV : 0.000 ℃ 校正時のLRV URV : 130.0 ℃ 校正時のURV ニュウリョク : 80.0 ℃ INPUT エレキ : T=31 ℃ (88 °F) エレクトロニクス・ボード部温度    ジコシンダン ステータス ジコシンダン ケッカ OK *3 *1) 0 kPa abs の場合 :‘アツリョクホセイ ナシ’をプリント アウトします。 *2) 0 K の場合 :‘オンド ホセイ ナシ’をプリントア ウトします。 *3) 通信時間 アナログ出力のとき約40秒 デジタル出力のとき約20秒 プリント時間 約55秒 図4 - 2 メンテナンス・プリント 印字例 4 - 10 4.4.3 アクションプリントの例 応答結果を連続印字する(アクショ ン・プリント) キー操作に対応する印字例を示します。 印字されるデータ 操作キー S-SFCのキー入力に対する応答を、キー操作する度に印 字させます。 印字例 キー、 キー、 手順 キー * アクション プリント * スタート データ印字する場合は次の手順で行います。 T A G. N o. F I T-1234 この操作は測定中でも行うことができます。 '98.12.19 16:11 手順 S-SFCの画面 1.右の画面が表示さ れるまで、 キーを SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 押します。 2. 、 の順で シフト キーを押します。 す。 * アクション プリント * スタート インジチュウ... キー SPAN FIT-1234 70.00 kPa LRV FIT-1234 、 キー SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ (タグNo.) '98.12.10 13:10(日時) 4.これ以降、キー操作 の度に、本器からの応答 結果が印字されます。 5.この印字機能を終了 シフト 、 の順でキーを押し ます。 SCT FIT-1234 アクションプリント シマスカ? キーを押します。 インジチュウ... * アクション プリント * エンド  が印字され、印字が s kPa 図4 - 3 アクション・プリント 印字例 TAG. NO. FIT-1234  終了します。 0.0 FIT-1234 * アクション プリント * エンド 次の内容が印字されま 6. キー 10.00 SCT FIT-1234 アクションプリント シマスカ? させるときは DAMP 、 キーを押します。 3. キー SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 4 - 11 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.5 本器の設定の表示と変更 4.5.2 4.5.1 3章 3.2.2を参照ください。 設定の表示、変更の概要 タグNo.を表示、変更する 表示、変更できる設定 S-SFCにより表示したり、変更できる本器の設定データ 4.5.3 出力形式を表示、変更する には次のものがあります。これらの表示や変更は測定中 3章 3.2.3を参照ください。 でも可能です。 4.5.4 ○:可 項目 指示計(オプション)の工業量(実 目盛)の単位を表示、変更する −:不可 はじめに 表示 変更 タグ番号 ○ ○ 出力形式 ○ ○ 表示設定 ○ ○ 表示形式 ○ ○ 工業量の上・下限値 ○ ○ 設定レンジの下限値 ○ ○ 設定レンジの上限値 ○ ○ 設定レンジのスパン ○ − 1. す。 この機能は指示計の表示形式が「実目盛表示」の場合の み有効となります。選択可能な単位は表4-1 を参照くだ さい。指示計の詳細については1章1.4デジタル指示計を 参照ください。 手順 工業単位 ○ ○ ダンピング時定数 ○ ○ ローフローカットオフ値 ○ ○ 異常時の出力振り切り方向 ○ − PROM No. ○ − ソフトウエアバージョン ○ − センサー部温度 ○ − 3. 温度センサタイプ ○ ○ す。 DE出力 ○ ○ 2. キーを押しま SCT CONFIG ダイ 2 ヘンスウ? キーを5回押し SCT CONFIG タンイセッテイ? キーを押しま タンイセッテイ タンイデータテンソウ? キーを1回押し タンイセッテイ シュツリョクタンイセッテイ? キーを押しま シュツリョクタンイセッテイ 043 ます。 4. 設定の強制書込手順 ます。 設定データを変更したら次の手順で強制書き込みしてく ださい。 5. S-SFCの画面 注意: す。 本器に入力した設定データは強制書き込みしなくても入 現在の単位コードが表 力後約30秒で自動的に書き込まれ、本器の電源を切って 示されます。 も保存されます。 6.分岐: 手順 、 S-SFCの画面 の順で 単位コードを直接入力 する場合、数字キー、 シフト エンターを入力しま す。(例は186を入力) キーを押します。 (コードと単位の対応 DSTJ FIT-1234 ツウシン チュウ... • データは本器に保存  されました。 シュツリョクタンイセッテイ 186 表を参照ください) キーを押すと順番 ↓ に単位が切り替わりま DSTJ FIT-1234 キョウセイカキコミ カンリョウ す。 (次ページへ) 4 - 12 手順 7. 4.5.5 S-SFCの画面 キーを押し SFCに登録します。 工業量(実目盛)の上・下限値を表 示、変更する はじめに シュツリョクタンイセッテイ SFC ニトウロクシマシタ この機能は、指示計の表示形式が「実目盛表示」の場合 のみ有効となります。 指示計に工業量(実目盛)で表示する場合、その上限値 8. キーを3回押 します。 9. キーを押しま す。 シュツリョクタンイセッテイ データヲテンソウシマスカ? (100%出力の値)と下限値(0%出力の値)を設定しま す。 手順 シュツリョクタンイセッテイ テンソウカンリョウ! 1. タンイセッテイ シュツリョクタンイセッテイ? 10. キーを押し ます。 11. キーを押し ます。 12. キーを押し ます。 13. 、 の順 でキーを押します。 2. SCT CONFIG タンイセッテイ? 3. SCT XXXXXXXX ツギノ ソウサヲ ドウゾ 4. SCT XXXXXXXX ツウシンチュウ. . . 5. 込みが完了しました。 キーを押しま タンイセッテイ タンイデータテンソウ? キーを1回押 タンイセッテイ シュツリョクタンイセッテイ? キーを押しま シュツリョクタンイセッテイ 043 す。 現在の単位コードが表 示されます。 SCT XXXXXXXX キョウセイスキコミ カンリョウ コード 94 95 128 129 130 131 181 182 183 184 185 186 187 SCT CONFIG タンイセッテイ? します。 キーを押しま す。 表4-1 主なEUコードと単位表 単位 l/s l/min l/h l/d kl/s kl/min ki/h kl/d m^3/s m^/min m^3/h m^3/d Nm^3/h Nm^3/min キーを5回押 す。 6. コード 31 43 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 SCT CONFIG ダイ 2 ヘンスウ? します。 ↓ 不揮発性メモリに書き キーを押しま す。 タンイセッテイ タンイセッテイシュウリョウ? S-SFCの画面 シュツリョクタンイセッテイ EU= l/m 単位が表示されます。 単位 Nm^3/h Nm^3/d t/s t/min t/h t/d g/s g/min g/h kg/s kg/min kg/h kg/d 7. キーを押しま EULO 0.00 l/m す。 実目盛の下限値0.00 l/m で設定されています。 8.分岐: 下限値を変更する場 EULO SFC ニトウロクシマシタ 合、数字を入力し、 キーを押します。 変更しない場合は手順9 に進みます。 (次ページへ) 4 - 13 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 手順 9. 4.5.6 S-SFCの画面 キーを押しま す。 EUHI 100.0 ローフローカットオフ値を表示、変 更する はじめに この機能は流量測定で出力形式が「開平」の場合に有効 l/m となります。流量が一定値(ローフローカットオフ値 0∼20%で設定可)以下になった場合は流量ゼロとして 10.分岐: 上限値を変更する場 EUHI SFC ニトウロクシマシタ 扱うように設定することができます。 さらに、ドロップ・アウト形式(リニア/ゼロ)、流量 モード(正方向/両方向)などの選択もできます。 合、数字を入力し キーを押します。変更 注) 流量モード しない場合は手順11に 進みます。 11. リニア キーを押し ます。 12. キーを押しま 出 力 シュツリョクタンイセッテイ データヲテンソウシマスカ? 出 力 7.1% シュツリョクタンイセッテイ テンソウカンリョウ! 入力 開平(カットオフ値:任意の設定値) タンイセッテイ シュツリョクタンイセッテイ? キーを押し ます。 14. 0.5% 入力 す。 13. 開平(カットオフ値:デフォルト値) キーを押しま す。 ドロップアウトリニア タンイセッテイ タンイセッテイシュウリョウ? ドロップアウトゼロ 出 力 出 力 カ ッ ト オ フ 値 カ ッ ト オ フ 値 入力 SCT CONFIG タンイセッテイ? 正方向 入力 : 通常ほとんどの場合においてこのモード で使用します。 15. キーを押し ます。 16. 両方向 SCT XXXXXXXX ツギノ ソウサヲ ドウゾ : レンジを拡大して設定(例えばレンジを ノーマル流量付近に設定)した場合や、可 逆オリフィスとの組み合せの様に逆流量 、 の順 の出力を得たい場合に使用します。 SCT XXXXXXXX ツウシンチュウ. . . 図4 - 2 ローフローカット値の設定による 入力と出力(%)の関係 でキーを押します。 不揮発性メモリに書き 込みが完了しました。 ↓ SCT XXXXXXXX キョウセイスキコミ カンリョウ 手順 次の方法でローフローカットオフ値の設定、、ドロッ プ・アウト形式(リニア/ ゼロ)、流量モード (DEFAULT/EXPAND)の選択を行います。 4 - 14 ローフローカットオフ値を設定する操作 手順 手順 S-SFCの画面 6. 1. キーを押しま す。 DSTJ CONFIG シュツリョク? キーを押しま す。 キーを押しま す。 フ値(15%)が設定 シュツリョク カイヘイ されました。 カットオフ 15 % (開平) • 現在の出力形式が開 平であることを確認 カットオフ SFC ニ トウロク シマシタ     ↓ • ローフローカットオ 2. S-SFCの画面     ドロップ・アウト形式(リニアまたはゼロ)を設定する します。 操作 • 出力形式がリニアの 場合は、4.5.3項に従 ここでは「リニア」を設定する場合について説明しま い、開平に変更して す。 ください。 手順 3. キーを押しま す。 カットオフ デフォルト 7. • 現在のカットオフ値 キーを押しま す。 (デフォルト値 7.1% S-SFCの画面 カットオフ ドロップアウト= リニア または または任意設定値) • 現在のドロップアウ が確認できます。 ト形式が確認できま カットオフ ドロップアウト = ゼロ す。 4.分岐: 変更しない場合: キーを2回押しま 8. す。 • 変更したい場合は、 変更する場合: キーを押し、 キーを押し、設 カットオフ ドロップアウト= リニア 設定したい画面を表 定したい画面を表示し 示します。 • 変更しない場合は、 て、次の 手順に進みま 手順10へ進みます。 す。 • カットオフ値がデ フォルトの時は、手 カットオフ % 9. 順13に進み、任意設 キーを押しま す。 カットオフ SFC ニ トウロク シマシタ 定値の場合は、次の     ↓ 手順5と6でローフ ローカットオフ値 • ドロップ・アウト形 (15%)を設定しま す。 5. 、 の順で 数値キーを押します。 式(リニア)が設定 されました。 カットオフ 15 % 4 - 15 カットオフ ドロップアウト= リニア 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.5.7 設定レンジの上・下限値、スパンを 表示、変更する 設定レンジを変更する操作 手順 手順 次の手順で設定レンジの上・下限値とスパンに対応する S-SFCの画面 3.下限値を変更すると 差圧、静圧、温度を表示、または変更します。ここで は、設定レンジを次のように場合について説明します。 きは • 変更前差圧レンジ:0.0000∼50.00kPa(スパン:50.00kPa) ます。 キーを押し DP-LRV FIT-1234 0.0000 kPa d • 変更後差圧レンジ:20.00∼60.00kPa(スパン:40.00kPa) 注意: 4. • 静圧、温度レンジを変更する場合、それぞれ静圧( で数値キーを押しま PP)、温度(PT)モードに入った状態で下記手順を実 、 の順 LRV 20 FIT-1234 kPa d す。 施します。各モードへの入り方は5章を参照ください。 レンジ変更後は、PP、PTモードを解除してください。 5. • スパンは下限値と上限値で自動的に決まります。 キーを押しま す。 LRV FIT-1234 ツウシン チュウ... ↓ (表示のみ) • 変更する場合は、スパンが変わらないように下限値 • 下限値が20.00kPaに から行ってください。 設定されました。 LRV FIT-1234 20.00 kPa d • 上・下限値の変更とスパンの関係を示します。 下限値(LRV)の変更:ゼロ点の移動、スパンはそ 6.上限値を変更すると のまま きは (上限値も一緒に移動します。) 上限値(URV)の変更:スパンの変更、ゼロ点はそ のまま キーを押し ます。 (下限値は動きません) 7. 下限値、上限値、スパンを表示する操作 、 の順 で数値キーを押しま 手順 S-SFCの画面 1. ・下限値を表示させた いときは キー 8. DP-LRV FIT-1234 0.0000 kPa d キーを押しま す。 • 上限値が60.00kPaに ・上限値を表示させた キー 設定されました。 DP-URV FIT-1234 50.00 kPa d を押します。 9. ・スパンを表示させた いときは キー 、 の順 発性メモリに強制書 2. ・表示データを変更し き込みされました。 ない場合は キーを押します。 設定する項目(差圧 (DP)/静圧(PP)/温 度(PT))の切り換え を行います。 URV FIT-1234 ツウシン チュウ... ↓ URV FIT-1234 60.00 kPa d シフト DSTJ FIT-1234 ツウシン チュウ... • データは本器の不揮 キーを押して、 FIT-1234 kPa d でキーを押します。 DP-SPAN FIT-1234 50.00 kPa d を押します。 ・ URV 60 す。 を押します。 いときは URV FIT-1234 50.00 kPa d PP-LRV FIT-1234 0.000 kPa g PT-LRV FIT-1234 0.0 ℃ 4 - 16 ↓ DSTJ FIT-1234 キョウセイカキコミ カンリョウ 4.5.8 工業単位を表示、変更する 手順 選択できる工業単位 選択できる工業単位には次のものがあります。キー操作 によりこの順序(または逆の順)で表示されますので、 手順に従って設定してください。 3.単位変更後、 キーを押して初期画面 S-SFCの画面 SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ に戻ります。 • kPa → MPa → hPa → Pa → mbar → bar → inH2O → inHg → PSI → mmH2O → mH2O → kg/cm2 → 4.5.9 g/cm2 → mmHg → kPa → ..... ダンピング時定数を表示、変更する • ℃ → °F → K → °R → ℃ → ..... はじめに 注意: プロセス流体の流れの状態により差圧が脈動し、そのた めに本器の出力が不安定となって読み取りにくい場合 は、ダンピング時定数を増やすと出力を安定させること ができます。 単位を変更すると表示差圧、出力レンジの値もその単位 に対応した値に自動的に変わります。 注意 キーを押す直前のデータ表示が行われていた ※ ・ダンピング時定数を大きくすると、出力の応答が遅く なるので注意してください。 プロセス(差圧/静圧/温度)の単位について表示 されます。 キーでデータを表示させ、 選択できるダンピング時定数 、 例えば静圧の表示単位を変更する場合は、 選択できるダンピング時定数には次のものがあります。 キー操作によりこの順序(または逆の順)で表示されます ので、手順に従って設定してください。実際の応答時間 はこの値より約0.4秒遅くなります。単位は「秒」で す。 • 0.0 → 0.16 → 0.32 → 0.48 → 1.0 → 2.0 → 4.0 → 8.0 → 16.0 → 32.0 キーにて静圧 キーを に関するデータを選択したのち、 押してください。 手順 次の手順で、工業単位を表示し変更します。 ここでは、現在kPaが設定されている場合について説明 します。 手順 1. 手順 次の手順でダンピング時定数を表示し変更します。 ここでは現在1.0秒が設定されている場合について説明 します。 S-SFCの画面 キーを押しま 注意: : PP-タンイ FIT-1234 kPa g ダンピング時定数を変更する場合は現在の値より一段上 を選択し、出力の変動具合をみてください。 す。 2.単位を変更する場合 は、希望の単位が表示 キー されるまで キーを押し か、 手順 キーまたは キーを押した場合 PP-タンイ MPa 1. FIT-1234 g す。 2.ダンピング時定数を て行きます。 キーを押すと、 1つ前の単位にもどり ます。 キーを押しま キーを押した場合 変更する場合は、希望 の値が表示されるまで PP-タンイ FIT-1234 kPa g キーか 静圧の単位 キーを押して行きま • 静圧の単位の添付、 す。 S-SFCの画面 DAMP FIT-1234 1.0 s DAMP FIT-1234 ツウシン チュウ... ↓ キーを押した場合 DAMP FIT-1234 2.0 s “a”絶対圧と“g” キーを押した場合 ゲージ圧の変更は タンイ FIT-1234 0.48 s キーで行いま す。 4 - 17 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 手順 3. てから S-SFCの画面 手順 シフト キーを押し キーを押 します。 DSTJ FIT-1234 ツウシン チュウ... されました。 キーを押します。 2. キーを押します。 シフト • バーンアウト方向なし は「B/Oナシ」が表示さ ↓ • データは本器に保存 1. S-SFCの画面 れます。 DSTJ FIT-1234 キョウセイカキコミ カンリョウ • バーンアウト方向あり の場合は次のように表 F/Sショリ FIT-1234 F/Sショリ B/O ナシ 示されます。 バーンアウト方向上 4.5.10 限: UPSCALE 異常時の出力振り切り方向を表示す る バーンアウト方向下 限: DOWNSCAL 異常時の処理機能 本器が異常状態になったことを知らせるバーンアウト機能 には、次の3種類があります。 1. ノン・バーンアウト方向なし 4.5.11  :本器は現在の出力値をそのまま出力します。 PROM No.を表示する はじめに 2. バーンアウト方向上限 本器のPROM No.はネック部のシールおよびエレクトロ  :本器は出力を強制的に上限に振り切らせます。   ニクスモジュールのPROM上のシールに記載してありま (入力値に無関係) す。S-SFCを使用して確認することができます。 3. バーンアウト方向下限  :本器は出力を強制的に下限に振り切らせます。   手順 (入力値に無関係) PROM No.の確認は次の手順で行います。 ここではPROM No.が「2000000000」の場合について説 本器の標準はバーンアウト方向なしです。本器が異常状 明します。 態になった場合でも、異常状態の表示と内容の確認はSSFCにて行う事ができます。異常状態が回復した場合 手順 は、自動的に正常な値が出力されます。 本器のバーンアウト方向は、付加選択仕様のバーンアウ 1. ト方向で選択され、S-SFCでの変更はできません。 す。 S-SFCの画面 キーを押しま SCT CONFIG シュツリョク? キーを2回押し SCT CONFIG PROM NO. ? キーを押しま PROM NO. 2000000000 • U : バーンアウト方向上限 • D : バーンアウト方向下限 これらの発信器は異常状態から回復しても出力はバーンア 2. ウトしたままとなります。 ます。 注意: 3. 異常状態が発生した場合は、バーンアウト機能の種類に す。 関係なくS-SFCの画面にメッセージが表示されます。 4.PROM NO.を確認し 手順 次の手順により、バーンアウト時の出力の振り切り方向 たら を確認します。 します。 4 - 18 キーを2回押 SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 4.5.12 センサー部温度を表示する 4.5.13 ソフトウエアバージョンを表示する はじめに はじめに S-SFCを使用して、本器のセンサー部(受圧部ではありま S-SFCを使用して、S-SFCと本器のソフトウエアバージョン せん)の温度を表示できます。 を表示できます。 手順 手順 センサー部の温度の確認は、次の手順で行います。 ソフトウエアバージョンの表示は、次の手順で行いま ここではセンサー部の温度が27℃の場合について説明し す。 ます。 ここではソフトウエアバージョンが以下の場合について 説明します。 手順 1. キーを押しま す。 2. キーを4回押し ます。あるいは S-SFC : 7.3 S-SFCの画面 本器 SCT CONFIG シュツリョク? 手順 1. SCT CONFIG センサ オンド? キーを押しま 2. す。 キーを押しま S-SFC が発信器と通信開 ↓ 始している場合 センサ オンド T=27 ゚C( 80 ゚F) キーを2回押しま S-SFC が発信器と通信開 バージョン FIT-1234 SFC=7.3 センサ オンド ツウシン チュウ... す。 4.温度を確認したら シフト 始していない場合 す。 キーを押しま S-SFCの画面 す。 キーを3回押しま 3. : B.1 バージョン FIT-1234 SFC=7.3XMTR=B.1 SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 3 .ソフトウエアバー ジョンを確認したら す。 キーを押します。 4 - 19 SCT FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.5.14 温度センサタイプを表示、変更する 4.6 定電流源モード 測温抵抗体の種類(PT100/JPT100)を選択します。 4.6.1 定電流源モードを設定する はじめに 手順 本器から4mA(0%)∼20m(100%)の間の任意の一定 以下の手順で行います。 の電流を出力するように、設定することができます。こ の設定を定電流源モードと呼んでいます。 ループチェックを行うときに便利な機能です。 手順 S-SFCの画面 手順 1. キーを押しま SCT CONFIG ダイ 2 ヘンスウ? 定電流源モードは、以下の手順で設定します。 ここでは、出力を50%(12mA)に固定する場合につい す。 て説明しています。 2. キーを4回押 します。 3. SCT CONFIG オンドセンサ? 手順 キーを押しま す。 オンドセンサ オンドセンサ Pt100 1. S-SFCの画面 キーを押しま す。 シュツリョク ツウシン チュウ... ↓ 4. キーを押して 測温抵抗体のタイプを 選択します。 オンドセンサ オンドセンサ Pt100 • 現在の出力が表示さ れます。 オンドセンサ オンドセンサ JPt100 2. 、 の順で 数値キーを押します。 5. キーを押しま オンドセンサ SFC ニトウロクシマシタ 3. す。 (この場合はPt100を選 択) 6. キーを押す。 オンドセンサ SFC ニトウロクシマシタオンド キーを押しま す。 • 本器は12m(50%)を 出力しています。 オンドセンサ データヲテンソウシマスカ? シュツリョク FIT-1234 10.00 % シュツリョク FIT-1234 50 シュツリョク ツウシン チュウ... シュツリョク FIT-1234 50.00 % # • 「#」印は定電流源 モードを示し ます。 7.設定が完了しまし た。 オンドセンサ ツウシンチュウ. . . ・定電流源モードは、次項の手順により解除されます が、S-SFCのキー操作が10分以上ないと自動的に解除 オンドセンサ テンソウカンリョウ! されます。 4 - 20 4.6.2 定電流源モードを解除する 手順 手順 定電流源モードを解除するときは、以下の手順で行いま S-SFCの画面 4.分岐: す。 キーで切り 替えます。 手順 S-SFCの画面 差圧を擬似入力にする とき 1. キーを押しま す。 シュツリョク ツウシン チュウ... 圧力を擬似入力にする とき ↓ ・ 現在の出力が表示さ れます。 シュツリョク FIT-1234 50.00 % # 温度を擬似入力にする とき 2. キーを押しま す。 シュツリョク ツウシン チュウ... 設定から抜けるとき ↓ ・ 定電流源モードが解 除されました。 シュツリョク FIT-1234 ツギ ソウサヲ ドウゾ 5. ・「#」印が消えたこと キーを押しま を確認してくださ す。 い。 (ここではDP入力を設 定する場合を示しま す。) 4.7 インプットモードの設定/解除 ニュウリョク IN モード セッテイ DP ニュウリョク? ニュウリョク IN モード セッテイ PP ニュウリョク? ニュウリョク IN モード セッテイ PT ニュウリョク? ニュウリョク IN モード コノモードカラ デマスカ? セッテイ DP ニュウリョク ツウシンチュウ. . . ↓ セッテイ DP ニュウリョク 0.0221 kPa d ・ 現在のプロセス入力 値を示しています。 差圧、圧力、温度のどれかを擬似的に固定値に設定し補 ・ すでに擬似の入力値 正後の出力の確認を行います。 また、複数の値を固定値に設定することも可能です。 が設定されている場 設定するときの単位は4.5.8を参照ください。 合は@で単位が表示 セッテイ DP ニュウリョク 20.00 @kPa d されます。 4.7.1 インプットモードを設定する 手順 6. 以下の手順で行います。 数値キーを押します。 、 順で セッテイ DP ニュウリョク 50 kPa d (ここでは50kPaに変更) 手順 1. キーを押しま す。 S-SFCの画面 7. SCT CONFIG ダイ 2 ヘンスウ? キーを押します。 されました。 SCT CONFIG ニュウリョク モード? 8.手順4にもどりま す。 キーを押しま セッテイ DP ニュウリョク ツウシンチュウ. . . す。 DPの擬似入力値が設定 2.右の画面になるまで 3. キーを押しま ニュウリョク IN モード セッテイ DP ニュウリョク? セッテイ DP ニュウリョク DP ギジニュウリョク! セッテイ DP IN モード セッテイ DP ニュウリョク? セッテイ DP ニュウリョク ツウシンチュウ. . . す。 4 - 21 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.7.2 インプットモードを解除する 4.8 DE出力に変更する 手順 発信器をデジタル出力⇔アナログ出力に変更します 以下の手順で行います。 4.8.1 手順 S-SFCの画面 アナログ出力⇒デジタル出力に変更 する 手順 1. キーを押しま す。 SCT IN モード ダイ 2 ヘンスウ? 以下の手順で行います。 手順 2.右の画面になるまで キーを2回押しま SCT IN モード ニュウリョク モード? 1. 、 S-SFCの画面 キー の順にキーを押しま す。 SCT FI-1234 デジタルヘカエマスカ? す。 3. キーを押しま す。 ニュウリョク モード セッテイ DP ニュウリョク? 2. キーを押しま SCT FI-1234 ヨロシイデスカ キーを押しま SCT DE FI-1234 デジタル XMTR す。 4.右の画面になるまで キーを押します。 ニュウリョク モード カイジョ DP ニュウリョク? 3. す。 (ここではDP入力を解 除します。) 5. キーを押しま す。 キーを押しま す。 SCT DE FI-1234 ツギノドウサヲドウゾ した。 ニュウリョク モード ヨロシイデスカ!? 4.8.2 6. ニュウリョク モード ツウシンチュウ. . . デジタル出力⇒アナログ出力に変更 する 手順 以下の手順で行います。 ニュウリョク モード DP ニュウリョク カイジョ! 手順 ニュウリョク モード コノモードカラ デマスカ? 1. 、 S-SFCの画面 キー の順にキーを押しま 7. キーを押しま す。 す。 キーを押しま SCT DE FI-1234 アナログヘカエマスカ? す。 SCT CONFIG ニュウリョク モード? 2. 8. ↓ DE出力に切り替わりま キーを押しま SCT DE ヨロシイデスカ FI-1234 キーを押しま SCT FI-1234 アナログ XMTR す。 SCT FI-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 3. す。 アナログ出力に切り替 わりました。 4 - 22 ↓ SCT FI-1234 ツギノドウサヲドウゾ 4.8.3 DE出力(多変数出力)の設定 手順 DE出力として使用する際(SPCと組み合わせ使用時な ど)のパラメータの設定方法を示します。 4. 手順 ださい。以下の手順で行います。 手順 1.DE CONFキー + DE CONFIG PV 3 OFF キーを押して切 DE CONFIG PV 3 ON S-SFCの画面 キーを押しま 替え ( キーを押しま す。 分岐: まず、4.8.1に従いアナログ出力⇒デジタル出力に変更く S-SFCの画面 )を押 します。 分岐: *1 DE CONFIG デュアル レンジ す。 PV3 OFF  PV3出力な し PV3 ON 温度出力 PV3 ON W/SV3 温度 出力+内部温度 DE CONFIG シングル レンジ 5. DE CONFIG マルチ PV DE CONFIG PV 3 ON W/SV3 キーを押して切 替え キーを押し、 確定します。*1 • マルチ PVの場合は2. へ進みます。 キーを押しま す。 分岐: DE CONFIG シングル レンジ W/SV キーを押して切 DE CONFIG DE - 6 バイトモード DE CONFIG DE - 4 バイトモード • その他の場合は5.へ キーを押しま 替え 進みます。 通常、温圧補正形発信 す。 *1 *2 *3 器ではマルチPVを選択しま す。 6.右の画面が出るまで キーを押します。 2. キーを押しま す。 キーを押して切 替え DE CONFIG PV 1 ON 7. 分岐: DE CONFIG データヲソウシンシマスカ? DE CONFIG PV 1 ON W/SV1 す。 キーを押しま DE CONFIG ツウシンチュウ... SCT FI-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ キーを押しま す。*1 *1 変更した内容はSFCに登録されます。この時点ではまだ発信器に PV1 ON 流量出力 データは転送されていません。 PV1 ON W/SV1 流量 *2 TDCSとの接続時に設定します。詳細は「STDCM説明書」資料 IB1-2800-0400をご覧ください。 出力+センサ温度 *3 SPCとの組合わせ時には、「DE-6バイトモード」を選択してください。 3. キーを押しま す。 分岐: キーを押して切 替え キーを押しま す。*1 DE CONFIG PV 2 OFF DE CONFIG PV 2 ON DE CONFIG PV 2 ON W/SV2 PV2 OFF  PV2出力な し PV2 ON  静圧出力 PV2 ON W/SV2 静圧 出力+補正係数 4 - 23 第4章 S-SFCによる操作(日本語表記) 4.9 メモを記録する 4.9.1 手順 スクラッチパッド1に記入する S-SFCの画面 はじめに 6. S-SFCにメモを記録する機能を、スクラッチパッドと呼 • スクラッチパッド1を んでいます。 DSTJ FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 解除するときは、 スクラッチパッドには1と2があります。 キーを押しま す。 手順 スクラッチパッド1に記入するときは、以下の手順で行 います。 4.9.2 ここでは、「98-8 ZERO CHECK」(「98年8月にゼロ点 手順 確認を行った」という意味です)を記入します。 手順 スクラッチパッド2に記入する スクラッチパッド2に記入するときは以下の手順で行い ます。 S-SFCの画面 手順 1. 、 の順 1. でキーを押します。 DSTJ FIT-1234 ツウシン チュウ... XXXXXXXXXXXXXXXX となっています。 2. 、 、 スクラッチパッド1の内 メモ 1 XXXXXXXXXXXXXXXX 容が表示されます。 メモ 1 98-8 XXXXXXXXXXX 、 2. でキーを押します。 4. 、 メモ 1 98-8 XXXXXXXXXXX 3 .記入の方法はスク 、 、 、 、 、 、 の順で メモ 1 98-8 XXXXXXXXXXX す。 4.スクラッチパッド2 を解除するとき は キーを押します。 キーを押します。 キーを押しま す。 • スクラッチパッド1へ の記入が完了しまし た。 ↓ メモ 1 98-8 ZERO CHECK メモ 2 XXXXXXXXXXXXXXXX ラッチパッド1と同じで メモ 1 98-8 ZERO CHECK 、 、 5. キーを押しま す。 の順 シフト (またはXXXXXXX) の順で 、 の順 DSTJ FIT-1234 ツウシン チュウ... キーを押します。 3. 、 でキーを押します。 ↓ • デフォルトでは、 S-SFCの画面 シフト メモ 1 ツウシン チュウ... ↓ メモ 1 98-8 ZERO CHECK 4 - 24 DSTJ FIT-1234 ツギノ ソウサヲ ドウゾ 第 5 章 本器の保守とトラブルシューティング 5.1.2 この章の概要 この章では本器のデータの保存、分解と組立て、出力の センタボディカバーを取外し、取付 ける チェック、校正の方法およびトラブルが発生した場合の 対処方法などについて説明します。 取外し センタボディカバーを取外すときは、次の図に示す 4 組 5.1 本器の分解と組立て のボルトとナットを外します。 5.1.1 分解にあたっての注意事項 注意: 注意 センタボディカバーを取外したら、 ダイヤフラムを傷つ ・2.1.2 項に示す危険場所において本器に通電中は、 けないように充分注意してください。 ケースカバーは開けないでください。 ボルト/ナット ・耐圧特殊防爆形差圧発信器はケース、カバーの腐 食、変形、傷、ねじ部、接合面の損傷により耐圧防 爆性が損なわれる場合がありますので、特に注意 してください。 ・耐圧特殊防爆形差圧発信器は錠締をしないと耐圧防 爆性が保証されません。 ケースカバーは、最後まで締め、必ず錠締を締めて ください。 ケースカバーの取外し、取付け センタボディ・カバー 本器は錠締構造となっています。ケースカバーを外すと 図5 - 2 センタボディカバー固定ボルト きはまず標準付属工具の六角レンチを使用して錠締を外 します。 ケースカバーを取りつけるときは、 まずケースカバーを 取付け しっかりとねじ込んでから錠締を六角レンチで締めつけ センタボディカバーを取付けるときは、 次の締付けトルク ます。 でボルトを締めてください。 シールガスケットが傷んでいる場合は新品と交換してく 注意 ださい ケースカバーを取り外したら、発信部ケースの内部 カバーボルト・ナットと締付けトルク にほこりや雨水が入らないように充分注意してくだ さい。 ボルト・ ナット ケースカバー 材質 M10 錠締 ボルト・ ナット 図5 - 1 本器の錠締 5-1 ボルト・ナット締付け   トルク(N・m) 新品ガスケット 使用の時 ガスケットを 再使用の時 炭素鋼 22 ± 2 17 ± 1 SUS304 15±2 10±1 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 5.1.3 発信器の洗浄 使用機器 この校正では、次のような機器が必要となります。 • 標準圧力発生器 はじめに : 試験する本器の測定レンジに近 発信器の精度を持続させ、満足な性能を得るためには、 い圧力を発生できるもの。 発信器と配管をきれいに清掃しておかなければなりませ 精度:±0.05% F.S. または±0.1% ん。もし、発信器の圧力室に沈でん物がたまると測定誤 setting 差の原因になります。 センタボディの洗浄 • 電源 : 24V DC • 精密抵抗器 : 250Ω ±0.005% • 電圧計 : デジタル・ボルトメータ精度(10V DCレンジ):±0.02% rdg + 1dgt 次の手順で洗浄します。 • S-SFC (1)センターボディの六角ボルトをはずし、カバーを とる。 校正条件 (2)ダイヤフラムやカバー内部を軟毛ブラシや溶剤を 用いて洗浄する。 実圧校正は次の条件を満して行ってください。 この時、ダイヤフラムを変形させたり、傷をつけ • 無風の試験室内で行う。(風があると大気開放側の 受圧部に圧力がかかり、校正精度に影響を及ぼす場 たりしない様、十分注意してください。 合があります。) (3)再組立ての場合、必要に応じてカバーガスケット • 標準温度は23℃、湿度は65%。(急激な変化がなけ を新品に交換する。 れば常温15℃∼35℃、常湿45%∼75%の範囲内でもよ (4)カバーボルトは、規定の締付トルクで組付ける。 い。) (5.1.2項) • 計測器の精度は校正する発信器の精度の4倍以上が望 ましい。 寒冷地の注意 寒冷状態で水など凍結の恐れのあるものを測定し運転を 停止した時には、センタボディから水を抜いておいてく 5.2.3 差圧センサの校正 ださい。(ドレンプラグをゆるめておこないます。) 差圧の校正はDPモードで行います。ただし均圧時のゼ ロ点校正は測定モードでも出来ます。 5.2 設定レンジと出力信号の校正 5.2.3.1 5.2.1 概要 均圧時のゼロ点校正 (1)測定モードでの校正 ここでは、弊社または指定のサービスステーションにお 手順 いて、実施する校正作業について説明します。精密な基 準入力器と測定器が必要なため、通常、ユーザーが実施 1. する作業ではありませんが、止むを得ず実施する場合へ 、 S-SFCの画面 の順で シフト キーを押します。 の対応として説明します。 • 現在の入力差圧を示 校正には以下に示す通り、基準入力による設定レンジ校 します。(ここでは 正という入力の校正と出力信号の校正という出力の校正 0.005kPaとします) があります。 DP ニュウリョク FI-1234 ツウシンチュウ . . . ↓ DP ニュウリョク FI-1234 0.00kPa d 5.2.2 基準入力による設定レンジの校正 1. 準備 2. はじめに キーを押しま す。 DP ニュウリョク FI-1234 ニュウリョクハ ゼロデスカ? ここでは、本器に基準の圧力を入力して設定レンジの下 限値(LRV)と、上限値(URV)を校正する方法につ 3. いて説明します。 キーを押しま す。 最初に下限値、次に上限値の校正を行ってください。 • 現在の入力圧をゼロ として校正しました 5-2 DP ニュウリョク FI-1234 ツウシンチュウ . . . DP ニュウリョク FI-1234 ゼロコウセイ カンリョウ (2)DP(差圧)モードでの校正 手順 まずDPモードに入ります。 手順 7. S-SFCの画面 S-SFCの画面 キーを押しま す。 1. キーを押しま す。 SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? 8. 2. キーを3回押し ます キーを押します D P モードに入りまし SCT CONFIG コウセイモード? SCT DPモード シュウリョウシマスカ? SCT DPモード ツギノドウサヲドウゾ# た。 (♯はDPモードに入っ • 校正モードに入ります ていることを表していま か?と聞いてきます。 す。) 3. キーを押しま す。 • DPモードにしますか? と聞いてきます。 キーを押しま コウセイモード コウセイ DPモード? 校正を行います ↓ 手順 コウセイ DPモード ヨロシイデスカ? 1. す。 、 S-SFCの画面 の順で シフト # キーを押します。 • DPモードに入ってよろ • 現在の入力差圧を示 しいですか?と聞い します。 てきます。 (ここでは0.005kPaとし (DPモードにしない場合 ↓ DP ニュウリョク DPモード 0.005kPa d# ます) キーを押してく は ださい) 4. 2. キーを押しま す。 す。 コウセイ DPモード ツウシンチュウ . . . 聞いてきます。均圧に なっていることを確認 コウセイ DPモード DPモードニハイリマシタ! ドを解除しますか? と聞いてきます。 DP ニュウリョク DPモード ニュウリョクハ ゼロデスカ? • ゼロに合わせますかと ↓ • ここですぐにDPモー キーを押しま してください。 ↓ 3. コウセイ DPモード シュウリョウ DPモード? キーを押しま す。 DP ニュウリョク DPモード ツウシンチュウ . . . ↓ 5. キーを押しま す。 • 現在の入力圧をゼロ コウセイ DPモード コウセイモードショリチュウ? として校正しました。 • 校正モードから出ま すか?と聞いてきま す。 6. キーを押しま す。 SCT DPモード コウセイモード? • 校正モードから出ま した。 (DPモードはまだ解除 されていません。) 5-3 DP ニュウリョク DPモード ゼロコウセイ カンリョウ # 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 差圧レンジの校正 DP(差圧)モードの解除 5.2.3.2 手順 ゼロ点とスパン点の校正 S-SFCの画面 差圧のレンジはDP(差圧)モードでのみ校正できます。 1. キーを押しま す。 SCT DPモード ダイ2ヘンスウ? (1)下限値(LRV)の校正 LRV の基準入力圧を発信器に与えます。そして SFC を 使って LRV を校正します。 2. キーを2回押し ます。 SCT DPモード コウセイモード? 注意 • 校正モードに入ります ・URV と LRV を校正時には、必ず LRV を先に校正し か?と聞いてきます。 3. キーを押しま す。 てください。 コウセイ DPモード シュウリョウ DPモード? まず DP モードに入ります。 手順 • DPモードを解除しま すか?と聞いてきま 1. す。 キーを押しま す。 4. キーを押しま す。 シュウリョウ DPモード ヨロシイデスカ? 2. ます。 • 解除してよろしいで SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? SCT CONFIG コウセイモード? • 校正モードに入ります すか?と聞いてきま か?と聞いてきます。 す。 5. キーを 3回押し S-SFCの画面 キーを押しま す。 • DPモードを解除しま 3. シュウリョウ DPモード ツウシンチュウ . . . す。 • DPモードにしますか? ↓ と聞いてきます。 シュウリョウ DPモード DPモードシュウリョウシマシタ! した。 キーを押しま キーを押します。 コウセイモード コウセイ DPモード? ↓ コウセイ DPモード ヨロシイデスカ? ↓ • 校正モードからでま すか?と聞いてきま • DPモードに入ってよろ コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? しいですか?と聞い てきます。 す。 (DPモードにしない場合は 5. キーを押しま す。 SCT CONFIG コウセイ モード? キーを押してくだ さい) 校正モードから出まし 4. た。 キーを押しま す。 コウセイ DPモード ツウシンチュウ . . . ↓ コウセイ DPモード DPモードニハイリマシタ! ↓ • ここですぐに DP モー ドを解除しますか? と聞いてきます。 5-4 コウセイ DPモード シュウリョウ DPモード? 手順 DP(差圧)モードの解除 S-SFCの画面 手順 5. キーを押します。 • 校正モードから出ます コウセイ DPモード コウセイモードショリチュウ? 1. か?と聞いてきます。 6. キーを押します。 • 校正モードから出ま 2. キーを2回押 SCT DPモード コウセイモード? • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 (DPモードはまだ解除さ れていません。) キーを押します。 SCT DPモード ダイ2ヘンスウ? します。 した。 7. 機能キーを押 します。 SCT DPモード コウセイモード? S-SFCの画面 3. キーを押しま す。 SCT DPモード シュウリョウシマスカ? コウセイ DPモード シュウリョウ DPモード? ・DP モードを解除しま すか?と聞いてきます。 8. キーを押します。 DP モードに入りました。 SCT DPモード ツギノドウサヲドウゾ# 4. (♯は DP モードに入って キーを押しま シュウリョウ DPモード ヨロシイデスカ? す。 いることを表しています。 ) • 解除してよろしいで すか?と聞いてきま 下限値の校正を行います。 手順 す。 S-SFCの画面 5. 1. キーを押しま す。 DP-LRV DPモード 0.00kPa d# キーを押しま す。 • DP モードを解除しま • 発信器に設定されて す。 (ここでは 0kPa) キーを押します。 • LRV 基準入力圧に合 ↓ シュウリョウ DPモード DPモードシュウリョウシマシタ! した。 いる LRV を表示しま 2. シュウリョウ DPモード ツウシンチュウ . . . ↓ • 校正モードからでま DP-LRV DPモード ニュウリョクハゼロデスカ? コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? すか?と聞いてきます。 わせますか?と聞い てきます。LRV と基 6. キーを押しま 準入力圧が等しいこ す。 とを確認してくださ 校正モードから出まし い。(ここでは 0kPa) た。 3. キーを押します。 • LRV の校正が完了し ました。 DP-LRV DPモード ツウシンチュウ. . . ↓ DP ニュウリョク DPモード DP-LRV コウセイカンリョウ# 5-5 SCT CONFIG コウセイ モード? 第5章 本器の保守とトラブルシューティング (2)上限値(URV)の校正 手順 URV の基準入力圧を発信器に与えます。そして SFC を 使って URV を校正します。 6. 注意 キーを押しま す。 ・URV と LRV を校正時には、必ず LRV を先に校正し S-SFCの画面 SCT DPモード コウセイモード? • 校正モードから出ま てください。 した。 (DPモードはまだ解除さ れていません。) まず DP(差圧)モードに入ります。 手順 S-SFCの画面 7. キーを押しま SCT DPモード シュウリョウシマスカ? キーを押しま SCT DPモード ツギノドウサヲドウゾ# す。 1. キーを押しま す。 SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? 8. す。 2. キーを 3 回押し ます。 SCT CONFIG コウセイモード? DPモードに入りました。 (♯は DP モードに入っ • 校正モードに入ります ていることを表していま か?と聞いてきます。 3. キーを押しま す。 • DPモードにしますか? と聞いてきます。 キーを押します。 す。) コウセイモード コウセイ DPモード? 上限値の校正を行います。 手順 ↓ コウセイ DPモード ヨロシイデスカ? 1. キーを押しま す。 • DPモードに入ってよろ • 発信器に設定されて しいですか?と聞い いる URV を表示しま てきます。 (DPモードに す。 (ここでは 20kPa) S-SFCの画面 DP-URV DPモード 20.00kPa d# しない場合は キーを押してくださ 2. い) す。 キーを押しま DP-URV DPモード ニュウリョクハゼロデスカ? • URV 基準入力圧に合 4. キーを押しま す。 コウセイ DPモード ツウシンチュウ . . . わせますか?と聞い てきます。URV と基 ↓ 準入力圧が等しいこ コウセイ DPモード DPモードニハイリマシタ! • ここですぐにDPモー ドを解除しますか? と聞いてきます。 とを確認してくださ い。 (ここでは 20kPa) ↓ コウセイ DPモード シュウリョウ DPモード? 3. コウセイ DPモード コウセイモードショリチュウ? • URV の校正が完了し キーを押しま す。 DP-URV DPモード ツウシンチュウ. . . ↓ 5. キーを押しま す。 ました。 • 校正モードから出ま すか?と聞いてきま す。 5-6 DP ニュウリョク DPモード DP-URV コウセイカンリョウ# 5.2.4 DP(差圧)モードの解除 静圧の校正 アナログ出力の場合は PP(静圧)モードで校正を行い 手順 S-SFCの画面 ます。ただし大気圧(1 気圧)での校正は測定モードで もできます。 1. キーを押しま す。 SCT DPモード ダイ2ヘンスウ? 5.2.4.1 大気圧(1気圧)点の校正 発信器に加えられている静圧を1気圧(101.3kPa abs.)と 2. キーを2回押 します。 して静圧の校正を行います。 SCT DPモード コウセイモード? (1)測定モードでの校正 • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 3. キーを押しま す。 手順 コウセイ DPモード シュウリョウ DPモード? 1. シフト の順で キーを押します。 • DP モードを解除しま • 現在の入力差圧を示 すか?と聞いてきま します。 す。 4. 、 S-SFCの画面 DP ニュウリョク FI-1234 ツウシンチュウ . . . (ここでは 0.005kPa とし キーを押しま す。 ↓ ます) シュウリョウ DPモード ヨロシイデスカ? DP ニュウリョク FI-1234 0.005kPa d • 解除してよろしいで すか?と聞いてきま 2. す。 す キーを押しま PP ニュウリョク FI-1234 0.1 kPa g 現在の静圧を示していま 5. キーを押しま す。 • DP モードを解除しま シュウリョウ DPモード ツウシンチュウ . . . す。 3. ↓ 4. ↓ • 校正モードからでま すか?と聞いてきま す。 PP ニュウリョク FI-1234 ニュウリョクハ ゼロデスカ? キーを押しま PP ニュウリョク FI-1234 ツウシンチュウ . . . す。 シュウリョウ DPモード DPモードシュウリョウシマシタ! した。 キーを押しま す。 コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? ↓ • 現在の入力圧を 1 気 圧として校正しまし PP ニュウリョク FI-1234 ゼロコウセイ カンリョウ た。 6. キーを押しま す。 SCT CONFIG コウセイ モード? (2)PP(静圧)モードでの校正 まず PP(静圧)モードに入ります。 校正モードから出まし た。 手順 1. キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを3回押し SCT CONFIG コウセイモード? す。 2. ます • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 5-7 S-SFCの画面 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 手順 校正を行います。 S-SFCの画面 手順 3. キーを押しま す。 • DPモードにしますか? と聞いてきます。 キーを押します。 コウセイモード コウセイ DPモード? 1. ↓ • PPモードに入ってよろ しいですか?と聞い の順で シフト # キーを押します。 コウセイモード コウセイ PPモード? • 現在の入力差圧を示 します。 (ここでは 0.1kPa としま ↓ キーを押します。 、 S-SFCの画面 ↓ PP ニュウリョク PPモード 0.1kPa g# す) コウセイ PPモード ヨロシイデスカ? 2. てきます。 キーを押しま す。 (PPモードにしない場合は PP ニュウリョク PPモード ニュウリョクハ ゼロデスカ? • ゼロに合わせますか キーを押してく と聞いてきます。1 気 圧(101.3kPa abs)に ださい) なっていることを確 4. キーを押しま す。 コウセイ PPモード ツウシンチュウ . . . 認してください。 ↓ 3. コウセイ PPモード DPモードニハイリマシタ! • ここですぐに PP モー ドを解除しますか? と聞いてきます。 5. キーを押しま す。 キーを押しま す。 PP ニュウリョク PPモード ツウシンチュウ . . . ↓ ↓ • 現在の入力圧を 1 気 コウセイ PPモード シュウリョウ PPモード? 圧として校正しまし DP ニュウリョク DPモード ゼロコウセイ カンリョウ # た。 コウセイ PPモード コウセイモードショリチュウ? PP(静圧)モードの解除 • 校正モードから出ま 手順 すか?と聞いてきま S-SFCの画面 す。 1. 6. キーを押しま す。 SCT PPモード コウセイモード? SCT PPモード ダイ2ヘンスウ? キーを2回押 SCT PPモード コウセイモード? す。 • 校正モードから出ま 2. した。 します。 (PPモードはまだ解除さ • 校正モードに入ります れていません。) 7. キーを押しま キーを押しま す。 か?と聞いてきます。 SCT PPモード シュウリョウシマスカ? 3. キーを押しま す。 8. キーを押しま す。 SCT PPモード ツギノドウサヲドウゾ# • PP モードを解除しま すか?と聞いてきま PPモードに入りました。 す。 (♯はPPモードに入って いることを表していま す。) 5-8 コウセイ PPモード シュウリョウ PPモード? 手順 4. キーを押しま す。 S-SFCの画面 手順 シュウリョウ PPモード ヨロシイデスカ? 3. キーを押しま す。 • DPモードにしますか? と聞いてきます。 • 解除してよろしいで すか?と聞いてきま す。 キーを押します。 5. キーを押しま す。 シュウリョウ PPモード ツウシンチュウ . . . キーを押します。 • PPモードに入ってよろ しいですか?と聞い てきます。 ↓ • PP モードを解除しま シュウリョウ PPモード DPモードシュウリョウシマシタ! した。 • 校正モードからでま すか?と聞いてきま す。 キーを押しま す。 ↓ コウセイモード コウセイ PPモード? ↓ コウセイ PPモード ヨロシイデスカ? キーを押してくだ ↓ さい) コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? キーを押しま す。 SCT CONFIG コウセイ モード? コウセイ PPモード ツウシンチュウ . . . ↓ コウセイ PPモード PPモードニハイリマシタ! 校正モードから出まし た。 • ここですぐに PP モー ドを解除しますか? と聞いてきます。 静圧レンジの校正 5.2.4.2 コウセイモード コウセイ DPモード? (PPモードにしない場合は 4. 6. S-SFCの画面 ゼロ点とスパン点の校正 5. アナログ出力の場合は PP(静圧)モードでのみ校正で キーを押しま す。 きます。 ↓ コウセイ PPモード シュウリョウ PPモード? コウセイ PPモード コウセイモードショリチュウ? • 校正モードから出ま すか?と聞いてきま す。 (1)下限値(LRV)の校正 LRV の基準入力圧を発信器に与えます。そして SFC を 使って LRV を校正します。 6. 注意 キーを押しま す。 ・URV と LRV を校正時には、必ず LRV を先に校正し • 校正モードから出ま てください。 した。 (PP モードはまだ解除さ れていません。) まず PP(静圧)モードに入ります。 手順 S-SFCの画面 7. キーを押しま SCT PPモード シュウリョウシマスカ? キーを押しま SCT PPモード ツギノドウサヲドウゾ# す。 1. キーを押しま す。 SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? 8. す。 2. キーを 3回押し ます。 SCT PPモード コウセイモード? SCT CONFIG コウセイモード? PP モードに入りました。 (♯はPPモードに入って いることを表していま • 校正モードに入ります す。) か?と聞いてきます。 5-9 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 下限値の校正を行います。 手順 手順 S-SFCの画面 5. 1. キーを押しま す。 PP-LRV PPモード 0.00kPa キーを押しま す。 キーを押しま す。 ました。 • 校正モードからでま すか?と聞いてきま す。 PP ニュウリョク PPモード 0.1kPa g# 6. キーを押しま す。 1. キーを押しま す。 2. キーを2回 押し ます。 す。 使って URV を校正します。 注意 PP ニュウリョク PPモード PP-LRV コウセイカンリョウ# ・URV と LRV を校正時には、必ず LRV を先に校正し てください。 まず PP(静圧)モードに入ります。 手順 S-SFCの画面 1. SCT PPモード ダイ2ヘンスウ? 2. SCT PPモード コウセイモード? キーを押しま す。 S-SFCの画面 キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを3回押し SCT CONFIG コウセイモード? す。 ます • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 コウセイ PPモード シュウリョウ PPモード? キーを押しま す。 • DPモードにしますか? と聞いてきます。 • PP モードを解除しま すか?と聞いてきま す。 4. SCT CONFIG コウセイ モード? URV の基準入力圧を発信器に与えます。そして SFC を PP-LRV PPモード ツウシンチュウ. . . 3. キーを押しま コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? (2)上限値(URV)の校正 • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 3. ↓ 校正モードから出まし た。 PP(静圧)モードの解除 手順 ↓ シュウリョウ PPモード PPモードシュウリョウシマシタ! した。 ↓ • LRV の校正が完了し シュウリョウ PPモード ツウシンチュウ . . . • PP モードを解除しま g# • LRV 基準入力圧に合 わせますか?と聞い てきます。LRV と基 準入力圧が等しいこ とを確認してくださ い。(ここでは 0kPa) 3. キーを押しま す。 • 発信器に設定されて いる LRV を表示しま す。(ここでは 0kPa) 2. S-SFCの画面 キーを押します。 • PPモードに入ってよろ しいですか?と聞い てきます。 シュウリョウ PPモード ヨロシイデスカ? (PPモードにしない場合は • 解除してよろしいで すか?と聞いてきま す。 キーを押してくだ さい) 5 - 10 コウセイモード コウセイ DPモード? ↓ コウセイモード コウセイ PPモード? ↓ コウセイ PPモード ヨロシイデスカ? 手順 4. キーを押しま す。 S-SFCの画面 手順 コウセイ PPモード ツウシンチュウ . . . 2. す。 わせますか?と聞い コウセイ PPモード DPモードニハイリマシタ! ドを解除しますか? と聞いてきます。 5. キーを押しま す。 てきます。URV と基 準入力圧が等しいこ ↓ とを確認してくださ コウセイ PPモード シュウリョウ PPモード? い。 (ここでは2500kPa G) コウセイ PPモード コウセイモードショリチュウ? 3. キーを押しま す。 • 校正モードから出ま • URV の校正が完了し すか?と聞いてきま ました。 す。 6. キーを押しま す。 SCT PPモード コウセイモード? 手順 した。 (PP モードはまだ解除さ 1. れていません。) す。 8. す PP ニュウリョク PPモード PP-URV コウセイカンリョウ# SCT PPモード シュウリョウシマスカ? 2. S-SFCの画面 SCT PPモード ダイ2ヘンスウ? キーを2回押し SCT PPモード コウセイモード? ます。 キーを押しま ↓ キーを押しま す。 キーを押しま PP-URV PPモード ツウシンチュウ. . . PP(静圧)モードの解除 • 校正モードから出ま 7. DP-URV PPモード ニュウリョクハゼロデスカ? • URV 基準入力圧に合 ↓ • ここですぐに PP モー キーを押しま S-SFCの画面 • 校正モードに入ります SCT PPモード ツギノドウサヲドウゾ# か?と聞いてきます。 PP モードに入りました。 3. (♯はPPモードに入って キーを押しま す。 いることを表していま コウセイ PPモード シュウリョウ PPモード? • PP モードを解除しま す。) すか?と聞いてきま す。 上限値の校正を行います。 手順 1. キーを押しま す。 4. キーを押しま す。 S-SFCの画面 • 解除してよろしいで すか?と聞いてきま DP-URV DPモード 2500kPa g# す。 • 発信器に設定されて いる LRV を表示しま す。 (ここでは2500kPa G) 5 - 11 シュウリョウ PPモード ヨロシイデスカ? 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 手順 5. キーを押しま す。 S-SFCの画面 シュウリョウ PPモード ツウシンチュウ . . . • PP モードを解除しま した。 3. すか?と聞いてきま す。 キーを押しま す。 キーを押しま す。 • DPモードにしますか? と聞いてきます。 ↓ シュウリョウ PPモード DPモードシュウリョウシマシタ! • 校正モードからでま 6. 手順 キーを 2 回押しま す。 ↓ コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? キーを押します。 ↓ コウセイモード コウセイ PTモード? コウセイ PTモード ヨロシイデスカ? • PTモードに入ってよろ しいですか?と聞い てきます。 SCT CONFIG コウセイ モード? (PTモードにしない場合 は た。 てください) 4. 温度センサの校正 キーを押し キーを押しま す。 コウセイ PTモード ツウシンチュウ . . . ↓ PT(温度)モードで校正を行います。 コウセイ PTモード PTモードニハイリマシタ! 注意: 飽和蒸気補正仕様(付加仕様“F2”選択時)の場合、温 度入力不要のため、PTモードはありません。 5.2.5.1 コウセイモード コウセイ DPモード? ↓ 校正モードから出まし 5.2.5 S-SFCの画面 • ここですぐに PT モー ドを解除しますか? ゼロ点とスパン点の校正 アナログ出力の場合は PT(温度)モードでのみ校正で と聞いてきます。 ↓ コウセイ PTモード シュウリョウ PTモード? きます。 5. (1)下限値(LRV)の校正 キーを押しま す。 LRV の基準入力圧を発信器に与えます。そして SFC を • 校正モードから出ま すか?と聞いてきま す。 使って LRV を校正します。 注意 ・URV と LRV を校正時には、必ず LRV を先に校正し 6. てください。 キーを押しま す。 S-SFCの画面 キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを 3 回押し SCT CONFIG コウセイモード? 1. コウセイ PTモード コウセイモードショリチュウ? • 校正モードから出ま した。 (PT モードはまだ解 除されていません。) まず PT(温度)モードに入ります。 手順 コウセイ PTモード コウセイモードショリチュウ? 7. キーを押しま SCT PTモード シュウリョウシマスカ? キーを押しま SCT PTモード ツギノドウサヲドウゾ# す。 す。 8. 2. す。 PTモードに入りました。 ます。 (♯はPTモードに入って いることを表していま す。) • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 5 - 12 下限値の校正を行います。 手順 手順 S-SFCの画面 4. 1. キーを押しま す。 S-SFCの画面 PT-LRV PTモード 0.00℃ キーを押しま す。 # シュウリョウ PTモード ヨロシイデスカ? • 解除してよろしいで すか?と聞いてきま • 発信器に設定されて す。 いる LRV を表示しま す。(ここでは 0℃) 5. 2. キーを押しま す。 PT-LRV PTモード ニュウリョクハゼロデスカ? キーを押しま す。 シュウリョウ PTモード ツウシンチュウ . . . ↓ • PT モードを解除しま した。 • LRV 基準入力温度に シュウリョウ PTモード PTモードシュウリョウシマシタ! 合わせますか?と聞 いてきます。LRVと基 ↓ 準入力温度が等しい • 校正モードからでま ことを確認してくだ すか?と聞いてきま さい。 (ここでは 0℃) す。 3. キーを押しま す。 PT-LRV PTモード ツウシンチュウ. . . 6. す。 ました。 SCT CONFIG コウセイ モード? 校正モードから出まし ↓ • LRV の校正が完了し キーを押しま コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? た。 PT ニュウリョク PTモード PT-LRV コウセイカンリョウ# (2)上限値(URV)の校正 URV の基準入力値を発信器に与えます。そして SFC を PT(温度)モードの解除 使って URV を校正します。 手順 1. キーを押しま す。 2. キーを 2回押し ます。 S-SFCの画面 注意 ・URV と LRV を校正時には、必ず LRV を先に校正し SCT PTモード ダイ2ヘンスウ? てください。 まず PT(温度)モードに入ります。 SCT PTモード コウセイモード? 手順 S-SFCの画面 • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 3. キーを押しま 1. キーを押しま SCT CONFIG ダイ2ヘンスウ? キーを3回押し SCT CONFIG コウセイモード? す。 コウセイ PTモード シュウリョウ PTモード? す。 2. • PT モードを解除しま ます。 すか?と聞いてきま す。 • 校正モードに入ります か?と聞いてきます。 5 - 13 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 手順 下限値の校正を行います S-SFCの画面 手順 3. キーを押しま す。 • DPモードにしますか? と聞いてきます。 キーを 2 回押しま す。 コウセイモード コウセイ DPモード? 1. キーを押しま す。 ↓ S-SFCの画面 PT-LRV PTモード 0.00℃ # • 発信器に設定されて いる LRV を表示しま す。(ここでは 0℃) コウセイモード コウセイ PTモード? ↓ キーを押します。 • PTモードに入ってよろ しいですか?と聞い てきます。 2. コウセイ PTモード ヨロシイデスカ? す。 キーを押してくだ さい) キーを押しま す。 コウセイ PTモード ツウシンチュウ . . . 3. • LRV の校正が完了し ました。 ↓ コウセイ PTモード シュウリョウ PTモード? 5. コウセイ PTモード コウセイモードショリチュウ? す。 キーを押しま す。 手順 1. 2. 8. キーを押しま コウセイ PTモード コウセイモードショリチュウ? す。 キーを押しま す。 コウセイ PTモード コウセイモードショリチュウ? S-SFCの画面 PT-URV PTモード 100℃ # • 発信器に設定されて いる URV を表示しま す。 (ここでは 100℃) コウセイ PTモード コウセイモードショリチュウ? キーを押しま す。 キーを押しま す。 • 校正モードから出ま した。 (PTモードはまだ解除さ れていません。) 7. PT ニュウリョク PTモード PT-LRV コウセイカンリョウ# 上限値の校正を行います。 • 校正モードから出ま すか?と聞いてきま す。 6. PT-LRV PTモード ツウシンチュウ. . . ↓ コウセイ PTモード PTモードニハイリマシタ! • ここですぐに PT モー ドを解除しますか? と聞いてきます。 キーを押しま す。 ↓ キーを押しま PT-LRV PTモード ニュウリョクハゼロデスカ? • LRV 基準入力温度に 合わせますか?と聞 いてきます。LRVと基 準入力温度が等しい ことを確認してくだ さい。 (ここでは 0℃) (PTモードにしない場合は 4. キーを押しま PT-URV PTモード ニュウリョクハ ヨイデスカ? • URV 基準入力に合わ せますか?と聞いて きます。URV と基準 入力温度が等しいこ とを確認してくださ い。 (ここでは 100℃) 3. キーを押しま す。 PTモードに入りました。 (♯はPTモードに入って いることを表してい ます。) PT-URV PTモード ツウシンチュウ. . . ↓ • URV の校正が完了し ました。 5 - 14 PT ニュウリョク PTモード PT-URV コウセイカンリョウ# 5.3 定電流モードで出力信号を確認、 校正する PT(温度)モードの解除 手順 1. キーを押しま す。 S-SFCの画面 1. 準備 SCT PTモード ダイ2ヘンスウ? はじめに 通常の使用状態では、出力信号の校正(D/A変換部の調 整)が必要になることはありません。 2. キーを 2回押し ます。 SCT PTモード コウセイモード? したがって、この操作は通常行わないでください。 止むを得ず実施する場合は、以下の機器が必要となりま • 校正モードに入ります す。 か?と聞いてきます。 使用機器 3. キーを押しま す。 コウセイ PTモード シュウリョウ PTモード? ・0.03%FSまたはそれ以上の精度の精密電流計 ・精密抵抗器:250Ω±0.005% ・S-SFC • PT モードを解除しま すか?と聞いてきま 2. 出力信号0%を校正する す。 手順 4. キーを押しま す シュウリョウ PTモード ヨロシイデスカ? 次の手順で出力を0%に設定し、電流計の読みが4mAと なるように校正します。 • 解除してよろしいで 手順 S-SFCの画面 すか?と聞いてきま す。 5. 1. キーを押しま す。 • PT モードを解除しま した。 キーを押しま す。 シュウリョウ PTモード ツウシンチュウ . . . ↓ シュツリョク FIT-1234 0.00 % ↓ シュウリョウ PTモード PTモードシュウリョウシマシタ! ( そのときの出力を表示 します) ↓ • 校正モードからでま すか?と聞いてきま コウセイ モード コウセイモードシュウリョウ? 2. キーを押しま す。 キーを押しま シュツリョク FIT-1234 0 キーを押しま シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . す。 す。 6. シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . SCT CONFIG コウセイ モード? 3. す。 ↓ 校正モードから出まし • これで本器は4 m A た。 (0 % )の定電流源 シュツリョク FIT-1234 0.00 % # モードになります。 • 定電流源モードにな ると、画面に#が表示 されます。 4.電流計が4mAを示し ていることを確認しま す。 5 - 15 シュツリョク FIT-1234 0.00 % # 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 手順 5. キーを押しま す。 3. 出力信号100%を校正する S-SFCの画面 手順 次の手順で出力を100%に設定し,電流計の読みが20mA シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . となるように校正します。 ↓ 現在の出力は0%です。 手順 シュツリョク FIT-1234 0.00 % # 1. 6. キーを押しま す。 S-SFCの画面 キーを押しま す。 シュツリョク FIT-1234 # シュツリョク 4mA コウセイ# シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . ↓ シュツリョク FIT-1234 0.00 % • 指示値が4mAより低 い場合は手順7、高い 場合は手順8を行って 2. ください。 の順で数値キーを押しま す。 7. キーを押しま す。 キーを一回押す度に電流 計の指示値を確認しま す。 シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . 、 3. 、 キーを押しま す。 シュツリョク FIT-1234 コウセイカンリョウ 4mA# ## シュツリョク FIT-1234 シュツリョク 4mA コウセイ### していることを確認しま す。 キーを一回押す度に電流 計の指示値を確認しま す。 ↓... 5. シュツリョク FIT-1234 コウセイカンリョウ 4mA キーを押しま す。 す。 6. キーを押しま シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . ↓ シュツリョク FIT-1234 シュツリョク 4mA コウセイ ら、 シュツリョク FIT-1234 100.00 % # す。 シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . 現在の出力は1 0 0 % で 9.校正作業が完了した シュツリョク FIT-1234 100.00 % # ります。 4.電流計が20mAを示 キーを押しま シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . ↓ • これで本器は20mAの 定電流源モードにな 8. シュツリョク FIT-1234 100 キーを押しま す。 DSTJ FIT-1234 ツギノ ドウサヲ ドウゾ • 指示値が20mAより低 す。 い場合は 手順7、高い 場合は手順8を行って 10.4項に従い校正値を ください。 保存し、定電流源モード を解除します。 5 - 16 シュツリョク FIT-1234 100.00 % # シュツリョク FIT-1234 シュツリョク 20mA コウセイ 手順 7. キーを押しま す。 5.4 トラブルシューティング S-SFCの画面 5.4.1 動作の確認と異常発生時の対応 はじめに シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . S-SFCを使用すると、本器の動作が確認でき、異常があ る場合はS-SFCが表示する自己診断メッセージにより適 ↓ • キーを一回押す度に 電流計の指示値を確 切に対処することができます。 シュツリョク FIT-1234 コウセイカンリョウ 20mA また、測定中に本器、プロセス、S-SFCまたは通信系に なんらかの異常が発生した場合にもこの自己診断メッ 認します。 セージに従って適切な対処をすることができます。 シュツリョク FIT-1234 シュツリョク 20mAコウセイ この対処方法は次のような場合に分けることができま す。 • 本器、プロセス、S-SFC、通信系が異常と思われる場 8. キーを押しま す。 シュツリョク FIT-1234 ツウシンチュウ . . . 合 • 本器が異常と思われる場合 ↓ • キーを一回押す度に 電流計の指示値を確 • 本器、プロセスが異常と思われる場合 • S-SFC、通信系が異常と思われる場合 シュツリョク FIT-1234 コウセイカンリョウ 20mA 動作の確認 認します。 シュツリョク FIT-1234 シュツリョク 20mAコウセイ 本器の動作を確認する場合は、S-SFCを本器に接続し、 通信状態になっていることを確認後次の手順で行いま す。 9. 校正作業が完了した ら、 キーを押しま DSTJ FIT-1234 ツギノ ドウサヲ ドウゾ 手順 S-SFCの画面 す。 キーを押します。 SCT FIT-1234 ツウシンチュウ . . . 10.4項に従い、校正値 を保存し、定電流源 ジコシンダン ケッカ OK以外の モードを解除します。 メッセージが出たとき は、右記以降を参照して SCT FIT-1234 ジコシンダンケッカOK (その他のメッセージ) 対処してください。 • 故障のメッセージが 表示されたときは、 次ページ以降のメッ SCT FIT-1234 ツギノ ドウサヲ ドウゾ セージを参照して対 処してください。 その他のメッセージとし て複数の故障があるとき は、それぞれの故障の メッセージを5秒間づつ表 示します。 5 - 17 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 5.4.2 通信中に異常が発生した場合 5.4.3 自己診断のメッセージ メッセージと対処 メッセージと対処 通信中に異常発生のメッセージが表示された場合、次の トラブルが発生した場合に ように対処してください。 キーを押すと表示され るメッセージ、その意味および対処方法は次のとおりで す。 メッセージ SCT FIT-1234 ハッシンキジュウコショウ 対処 本器、プロセス、S-SFC、通信系が異常と思われる場合 本器が異常と思われる場合 キーを押しま • す。 メッセージ 意味 対処 • 発信器 • 再び通信開始無応 表示されたメッセー ↓(3秒後) ジに従って、対処し ハッシンキカラノオウトウナシ てください。 [シンダン] ヲドウゾ 答 の手順を行って 、 ください。 、 • この際でも • キーの操 てメッセージを見 作は有効となりまり てください。 ます。 • 対処後、 キーを押し • ループ、S-SFCの キーを 接続ループ負荷抵 押して、 「ジコシンダン 抗、電源電圧を ケッ カ OK」が表示され チェックしてくだ ることを確認してく さい。 ださい。      : バッテリが不足してい メッセージ 意味 対処 メモリの故 問い合わせ先にご連絡 障 ください。 RAMの故 問い合わせ先にご連絡 障 ください。 ROMの故 問い合わせ先にご連絡 障 ください。 ます。4.1.7項の説明に 従って充電してくださ NVM イジョウ い。 RAM イジョウ • ※※※※※   # キーを押し、 表 示されたメッセー ROM イジョウ ジに従って、対処し てください。 • トラブルが解消され ると#が消えます。 • #が消えたら キーを押して、「ジ コシンダンケッカ OK」が表 示されることを確認 してください。 5 - 18 本器、プロセスが異常と思われる場合 メッセージ センサーオンドガタカイ       # ニュウリョクデータイジョウ DPメータボディ カフカ PPメータボディ カフカ メータボディイジョウ 意味 対処 センターボ ディ内部の 温度が高す ぎる • 温度が上がらないよ うな状態に設置しな おしてください。 • 入力デー タの異常 • プロセス 側の不良 • 発信器の 故障 • 差圧発信 器不良 • プロセス側をチェッ クします。 定電流源モードにし • 入力値が 設定可能 レンジの 上限の2 倍を越え ている • 発信器不 • PV値確認し、必要に 応じてレンジの大き い発信器と交換して ください。 良 PTニュウリョクイジョウ        # S-SFC、通信系が異常と思われる場合 • 温度セン サの異常 て メッセージ SFCイジョウ イジョウノナイヨウハ キーを押しま 意味 対処 S-SFC不良 • 再び通信開始の手順 を行ってください。 • まだこのメッセージ がでるときは、問 い 合わせ先にご連絡く ださい。 通信不可 • S-SFCの接続をチェ ックしてください。 す。メッセージが出 なければ裏面の紹介 先にご連絡くださ い。 • キーを押して COMM ERROR表示 となるときは、S-SFC 交換し、それ以外の メッセージのときは、 この表 の 該 当 メ ッ セージを参照して対 処してください。 • 受圧部にダメージが あることも予測でき ますので、問い合わせ 先にご連絡ください。 通信不良 S-SFCと発信器の接続、 配線、電源をチェックし てください。 プリンタイジョウ! プリンタ動 作不可 問い合わせ先にご連絡 ください。 ループテイコウチガヒクイ ループ抵抗 値過少 抵抗値を調整してく ださい。 ループテイコウノデンアツ ループ抵抗 過大 • ループ抵抗チェック し、調整してくださ い。 • 印加電圧を増やして ください。 ツウシンイジョウ 1 • 温度エレメントおよ び配線を確認してく ださい。 印加電圧過 少 5 - 19 第5章 本器の保守とトラブルシューティング 操作ミスと思われる場合 5.4.4 トラブルシューティング 本発信器が動作しない、もしくは動作が異常な場合は、 メッセージ キーソウサ アヤマリ DP コウセイチガショキチ         # 意味 入力キー間 違い キー入力手 順間違い 再校正要す 対処 以下の項目を確認してください。 キーを押して 確認後もう一度設定 してください。 現象 対策 表示部に何も 表示されない • 電源電圧が正しく印加されているか確認 してください。 • 電源の結線がされているか確認し てください。 出力が 0 のま ま変化しない • 設定内容は合っているか確認してくださ い。 • ローフローカット範囲の流量でないか確 認してください。 • 配管につまりが無いか確認してください。 出力がずれて いる • 配管から流体が漏れていないか確認して ください。 • 流体が逆流していないか確認してくださ い。 • HP 側、LP 側の接続の向きが合っている か確認してください。 • 発信器が傾いていないか確認してくださ い。 設定レンジの下限値 と上限値を校正。 PP コウセイチガショキチ         # PT コウセイチガショキチ         # コノキノウハ アリマセン DPスパンコウセイイジョウ         # 押したキー は使用しな い 正しいキーを押しま す。 スパン校正 量過大 入力値が校正値と 合っているか確認 し、設定レンジの上 限値を校正してくだ さい。 PPスパンコウセイイジョウ         # PTスパンコウセイイジョウ         # また、下記についても確認してください。 セッテイチ > ハンイ 定電流源 モードでの 要求出力値> 出力範囲 (−1.25% ∼105%) • 自己診断結果を SFC にて確認する キーを押して • HP 側、LP 側の接続の向きは合っているか から入力をやり直し てください。 • 配管接続部に漏洩はないか • 製品側のボルト締付部にゆるみはないか • 配線にゆるみや断線がないか • 配線接続に誤りはないか DPゼロコウセイ イジョウ         # ゼロ校正量 過大 PPゼロコウセイ イジョウ         # 入力値が校正値と 合っているか確認 し、設定レンジの下 限値を校正してくだ さい。 • 電源電圧や負荷抵抗は仕様どおりか • 圧力・温度は仕様どおりか • 強い磁気やノイズ発生源が近くにないか 上記の確認でも異常な場合は、使用を中断し、電源を外 PTゼロコウセイ イジョウ         # した上で弊社支店、営業所、販売代理店へ連絡してくだ さい。 • 再度通信を行って ください。 • データベースを確 認し、発信器を再 度校正してデータ を入れてください。 ナイブ データ ミスマッチ S-SFCの電 源投入時、 発信器の データ・ ベースが正 しくない ニュウリョク > センサレンジ 設定値>発信 キーを押し、数 器のレンジ上 値確認後、もう一度設 限値の1.5倍 定してください。 ヨウキュウジッコウ フカノウ 実行できな い要求あり S-SFCの操作手順を確 認してください。 5 - 20 付録A 本器の仕様・性能・形番・外形寸法図 No.SS1-DST100-0700 (第 11 版) TM DSTJ 3000 スマート・トランスミッタ  温度・圧力補正形 差圧発信器 JTD720A形 ■概 要  DSTJ3000スマート・トランスミッタ温度・圧力補正形差圧 発信器は、気体の質量流量測定のための差圧発信器です。差 圧・圧力・温度を同時測定し、静圧変動、温度変動による密 度変化の補正を行い、質量流量(標準状態における容積流 量)に比例した4∼20mA DCのアナログ信号またはデジタル 信号を出力します。 ■特 長 (1)発信器1台で気体の質量流量測定を実現 差圧発信器・圧力発信器・温度変換器・演算器の機能1 台に集約。 ・機器購入コスト/配線コストの削減が可能。 ・予備品/保守コストの削減が可能。 ・使用機器の削減によりループ精度が向上。 (2)従来の設備をそのまま利用して、発信器を交換すれば、 温度・圧力補正(体積流量⇒質量流量での管理)が可能 に。 ・既設の配管/導圧管、オリフィスはそのまま利用可能 ・差圧レンジもそのままで簡単に温圧補正に更新 (3)高精度/ハイレンジアビリティ 差圧設定可能スパン0.75∼100kPaでレンジアビリティ 135:1を実現。新開発のDualセンサ採用により、差圧の 測定スパン5kPaから精度±0.1%F.Sを保証、小流量から 大流量まで安定した測定が可能です。 (4)温度・圧力の表示が可能 デジタル指示計(オプション)で流量表示の他、温度・ 圧力の同時表示が可能で、監視用途に使用できます。温 度計・圧力計の設置が不要となります。 デジタル指示計表示例 %   D S P √ − 0 . 0 0 M P a G k g / H − 1 0 0 ℃ メイン表示 ■アプリケーション 測定流体 N2、O2、H2、Ar、蒸気、天然ガス、AIR 等。 アプリケーション ・化学/鉄鋼市場などの厳密な流量管理が要求される取 引きガス流量 ・焼却炉、ボイラ等の燃焼ガス流量制御 ・蒸気、エアなどのユーティリティ管理 ・水素ガス等、防爆エリアのガス流量測定 ■製品使用上のご注意 ・ 本製品は一般工業市場向けです。 ・ 本製品は中国電子情報製品汚染制御管理弁法の規制に該 当する製品ではありません。ただし半導体製造装置や電 子素子専用設備等に使用する場合には、中国電子情報製 品汚染制御管理弁法に対応したドキュメントの添付、製 品への表記が必要になる場合があります。必要な場合に は、事前に弊社営業担当までご用命ください。 サブ表示 (5)飽和蒸気補正 飽和蒸気専用の密度補正を実施します。(付加仕様:F2 を選択) 飽和蒸気の静圧から蒸気密度を算出するため、温度入力 は不要です。 正確な質量流量を測定することで、ユーティリティ蒸気 の厳密な使用量の管理が可能になります。 付録 A-1 ■計装例 従来の計装では 4 台の機器により測定/演算していたものを発信器 1 台で気体の質量流量測定をします。 発信器を交換すれば、従来の設備(オリフィス/配管)をそのまま利用して温度・圧力補正が可能となります。体積流量測定 から簡単に安全に質量流量測定へ進化させます。 付録 A-2 ■本体仕様 測定スパン/レンジ設定範囲/使用圧力範囲: 表1を参照してください。 出力/通信方式:アナログ(4∼20mADC)出力 デジタル(DEプロトコル)出力    供給電源電圧/負荷抵抗: DC17∼45VDC/ループ間に最低250Ωの負荷 抵抗が必要です。供給電源電圧と負荷抵抗の 関係は図.3を参照ください。 封入液: 一般用(シリコンオイル) 酸素用(フッ素オイル) 周囲温度範囲: 正常動作範囲: 一般用 酸素用    デジタル指示計付 限界動作範囲: 一般用 酸素用   デジタル指示計付 TIIS耐圧防爆:−15∼60℃ 接液部温度範囲: 正常動作範囲: 一般用 酸素用 限界動作範囲: 一般用 酸素用 デジタル指示計付 TIIS耐圧防爆:−15∼60℃ 振 幅 1.5mm/周波数0∼9Hz 加速度 5m/S2(0.5G)/9∼60Hz 衝撃特性: 加速度 10m/S2(1G) プロセス配管接続:         Rc1/2、Rc1/4 電気コンジット接続:         G1/2めねじ 本体材質: センタボディ;SUS316 発信部ケース;アルミニウム合金 接液部材質: メータボディカバー;        SCS14A(SUS316相当) センタボディ接液部;         SUS316(ダイアフラムのみSUS316L) ベント・プラグ;         SUS316 接液部ガスケット;         FEP ;−15∼65℃ ;−10∼65℃ ;−15∼65℃ ;−40∼70℃ ;−40∼70℃ ;−30∼80℃ ボルト・ナット材質(メータボディカバー締結用):        炭素鋼(SNB7)、SUS304 塗装色: 発信部ケース; ライトベージュ(マンセル4Y7.2/1.3)    発信部カバー; ダークべージュ(マンセル10YR4.7/0.5) ;−15∼65℃ ;−10∼65℃ ;−40∼70℃ ;−40∼80℃ ;−30∼70℃ 内蔵指示計: デジタルLCD指示計(オプション)         実目盛表示対応、温度・圧力表示対応      −19999∼19999(4.5桁)まで任意に設定可 能。実目盛の指示は以下の項目を注文時に 指定ください。 ・実目盛のレンジ ・実目盛の単位 各種データの設定はSFC(Ver. 7.1以上)また は上位システムとの通信により行います。 周囲湿度範囲: 10∼90%RH 供給電源電圧/電圧特性:         ±0.005%FS/V 避雷性能: 電圧サージの波高値:100kV 電流サージの波高値:1000A むだ時間: 約0.4s 異常時のバーンアウト方向:以下より選択可能         出力値のバーンアウトなし         上限方向:20.8mA(105%)以上         下限方向:3.8mA(−1.25%)以下 ダンピング時定数: 0∼32sまで10段階で設定可能 出力飽和点: 振動特性: 上限値:20.8mA 下限値:3.8mA (付加選択仕様でバーンアウト方向を上限、 もしくは下限を選択時に適用) ローフロー・カット:カット・オフ値:出力の0∼20%で可変 ドロップ・アウト方式:ゼロまたはリニア出力 防水・防塵構造:JIS C0920防浸形 NEMA3および4X JIS F8001第2種浸水形 IEC IP67    防爆構造: TIIS耐圧防爆(Exd IIB+H2 T4) 補正方式: 圧力補正のみ/温度圧力補正/飽和蒸気補 正のいずれか形番で選択可能。 温度補正のみの場合はご注文時に指定くださ い。演算式は図.1を参照ください。 接 地: D種接地(接地抵抗100Ω以下) 取 付: 水平、垂直の2インチパイプに取付(プロセ ス配管に直接取付けも可能) 質 量: 約4.4kg 注: 配線は最高許容温度65℃以上のケーブルを使 用ください。 付録 A-3 表 1. 測定スパン/レンジ設定範囲/使用圧力範囲(理想気体補正) 項 目 差圧測定スパン 差圧レンジ設定範囲 設計圧力設定範囲 設計温度設定範囲 使用圧力範囲 温度入力の種類 仕 様 0.75∼100 kPa (*1) −100≦LRV≦100 kPa (*2)−100≦URV≦100 kPa 0.17∼3.5 MPa abs. −100∼650℃ 3.5MPa abs.MAX.(負圧の場合は図.4をご参照ください) 測温抵抗体 Pt100ΩまたはJPt100Ω 表 2. 測定スパン/レンジ設定範囲/使用圧力範囲(飽和蒸気補正 付加仕様:F2 選択時) 項 目 差圧測定スパン 差圧レンジ設定範囲 設計圧力設定範囲 使用圧力範囲 注) 仕 様 0.75∼100 kPa (*1) −100≦LRV≦100 kPa (*2)−100≦URV≦100 kPa 0.101325 MPa abs.∼3.5MPa abs.  0.101325 MPa abs.∼3.5MPa abs.  (*1) :LRV とは 0%(4mA DC)を出力させる測定値。 (*2) :URV とは 100%(20mA DC)を出力させる測定値。 付録 A-4 1243 133.3 限 界 動 作 101.3 使用圧力P (kPa abs.) 負荷抵抗 R(Ω) R= 供給電圧- 17.9 0.0218 動作可能範囲 280 250 80 53 27 13 8.0 5.3 2.0 使用不可範囲 1.3 0 17 23.4 24 限 界 動 作 正常動作範囲 45 供給電圧 E(DC V) -40 40 -18 注)SFCとのコミュニケ−ションに最低250Ωの   負荷抵抗が必要です。 図 .3 供給電源電圧/負荷抵抗特性 50 60 65 70 80 85 接液温度(℃) 図 .4 接液部の使用圧力と温度 ■付加仕様 ■製品取扱上のご注意 エルボ:  本製品の性能を最大限に発揮させるために、次の点に注 意し、正しくお使いください。なお、ご使用の際は、事前 に必ず本製品の取扱説明書をお読みください。 電気コンジット接続口を現場の配線条件に 合わせ、水平方向から垂直方向に変更する ためのアダプタです。必要に応じて1個また は2個の選択が可能です。                       禁水処理(禁油処理を含む):         接液部分の水分および油分を除去した状態 で出荷します。(ベント・ドレンプラグに は、かじり防止用に微量のフッ素オイルを 塗布) 禁水処理(禁油処理を含む)ハイグレード:         接液部分(ベント・ドレンプラグを含む) の水分および油分を除去した状態で出荷し ます。 禁油処理: 接液部分の油分を除去した状態で出荷します。 (ベント・ドレンプラグには、かじり防止 用に微量のフッ素オイルを塗布) テストレポート: 発信器の外観、入出力特性、絶縁抵抗、耐 電圧などをテストした結果を示します。         ミルシート: 接液部使用材質の化学成分、熱処理条件、 機械的性質についてのデータを示します。 高圧ガス保安法準拠ドキュメント(一般用):         高圧ガス保安法に準じた書類を要求された 場合に適応します。強度計算書、ミルシー ト、耐圧・気密試験成績書の3部で構成され ています。 強度計算書: メータボディカバー、フランジ、ボルトな どの強度を計算した結果を示します。  耐圧・気密試験(一般用):         接液部分の耐圧試験(水圧:10分間)、気 密試験(N2:10分間)の結果を示します。 設置上の注意 警告 ・ 設置の際、プロセスとの接続部(アダプタフランジと 導圧管、フランジとの接続)は、ガスケットのはみ出 しがないようにしてください。液体漏れや出力誤差の 原因となります。 ・ 機器の規定する圧力や温度、接続規格以外では使用し ないでください。破損や液体漏れによる大きな事故原 因となる恐れがあります。 ・ 防爆エリアでの配線工事は、防爆指針に定められた工 事方法に従ってください。 また耐圧防爆形の場合で、配線が耐圧パッキンケーブ ル引込み方式の場合は、当社認定品耐圧パッキンケー ブルアダプタを必ず使用してください。 ・ 使用する配線ケーブルは最高許容温度65℃以上のケー ブルを使用ください。 注意 ・ 設置後、本器を足場などに使用しないでください。機 器破損しけがの原因となる場合があります。 ・ 表示のガラス部分は工具などをあてないでください。 ガラスが破損してけがをすることがあります。ご注意 ください。 ・ 製品は重量物ですので、足場に注意し、安全靴を着用 し設置作業を行ってください。 ・ 本製品は精密機器です。本製品に衝撃を与えます と、故障の原因になりますのでご注意ください。 電気配線上の注意 警告 ・ 配線は濡れた手での作業や通電しながらの作業は行わ ないでください。感電の危険があります。 注意 温度補正なし: 温度補正が不要な場合に選択します。 プロセス配管接続逆組付け:         プロセスの配管を高圧/左側、低圧/右側と します。(通常は高圧/右側、低圧/左側) ・ 配線は仕様を十分に確認し、正しく行ってください。 間違って配線されますと機器破損の原因となります。 ・ 電源は仕様に基づき正しく使用してください。異なっ た電源を入力しますと機器破損の原因となります。 付録 A-5 ■性 能 表 3. 各種性能 項 目 精度(補正後の出力)   (*3)    仕 様 校正レンジの上限値(URV)(*1)と下限値(LRV)(*2)またはスパンの最も大きい方の値     χ(kPa)に対するパーセント PPREF.:設計圧力(MPa) PPMAX.:プロセスの最大圧力(MPa) ±0.3%(差圧25kPa、設計圧力0.5MPa abs.、プロセスの最大圧力 0.6MPa abs.) 各条件での精度は下記計算式によります。 精度%=±(0.025+A+B+C+D+E)  ※Eは温度入力ありの場合のみ PPREF. (χ×    ≧12.5kPaの時) PPMAX. A: 0.075% PPMAX. 12.5 PPREF. 0.075%×    ×    % (χ×    <12.5kPaの時) PPREF. χ PPMAX. PPMAX. PPREF. B: 0.1×    % (χ×    ≧25kPaの時) 3.5 PPMAX. PPMAX. PPMAX. 25 PPREF. 0.1×   ×    ×    % (χ×    <25kPaの時) PPREF. 3.5 χ PPMAX. C: 0.075% (PPREF.≧0.35MPa abs.の時) 0.35 0.075×    % PPREF. χ D: 0.15×      % PPREF. × 1000 (PPREF.<0.35MPa abs.の時) E: 0.1% (温度入力ありの場合、温度補正なしは0%) 0.05% (飽和蒸気補正の場合) 開平出力: 注) 出力50∼100%の時 リニア出力と同じ 出力7∼50%の時 50 リニア出力の値×      出力 % (ただし、ドロップアウト領域は規定せず) 出力7%以下の時 規定せず (*1) :URV とは 100%(20mA DC)を出力させる測定値。 (*2) :LRV とは 0%(4mA DC)を出力させる測定値。 (*3) :LRV ≧ 0%、URV ≧ 0% の範囲の精度です。 付録 A-6 表 3. 各種性能(つづき) 項 目 温度特性(*3)  (補正後の出力) 30℃変化時   仕 様 設定レンジの上限値(URV)と(*1)と下限値(LRV)(*2)またはスパンの最も大きい方の値  χ(kPa)に対するパーセント PPREF. :設計圧力 (MPa) PPMAX.:プロセスの最大圧力(MPa) PPMAX.:プロセスの最大圧力 ゼロシフト: ±0.47%/30℃変化 (差圧25kPa、設計圧力0.5MPa、プロセスの最大圧力0.6MPa abs.) 各条件での精度は下記計算式によります。 ゼロシフト%/30℃=±(0.15+A+B+D)  ※Dは温度入力ありの場合のみ PPMAX. 12.5 A: 0.16%×    × PPREF. χ B: 25 PPMAX. PPMAX. 0.1×   ×    ×     χ 3.5 PPREF. D: 0.2%(温度入力ありの場合。温度補正なし、または飽和蒸気補正の場合は0%) 総合シフト: ±0.76%/30℃変化 (差圧25kPa、設計圧力0.5MPa、プロセスの最大圧力0.6MPa abs.) (ゼロ・スパン シフトを含む) 各条件での精度は下記計算式によります。 総合シフト%/30℃変化=±(0.2+A+B+C+D) ※Dは温度入力ありの場合のみ PPREF. A: 0.24% (χ×    ≧12.5kPaの時) PPMAX. 12.5 PPREF. PPMAX. 0.24×    (χ×    <12.5kPaの時) χ ×    % PPREF. PPMAX. PPMAX. PPREF. B: 0.1×    % (χ×    ≧25kPaの時) 3.5 PPMAX. 25 PPMAX. PPMAX. PPREF. 0.1×   χ ×    PPREF. × 3.5   % (χ×    <25kPaの時) PPMAX. C: 0.1% (PPREF.≧0.35MPa abs.の時) D: 0.35 0.1×    % (PPREF.<0.35MPa abs.の時) PPREF. 0.2%(温度入力ありの場合。温度補正なし、または飽和蒸気補正の場合は0%)  差圧発信器としての  校正精度(*3) 校正レンジの上限値(URV)(*1)と下限値(LRV)(*2)またはスパンの最も大きい方の値 χ(kPa)に対するパーセント リニア出力: ±0.1% (χ≧5kPaの時) 5 ±(0.025+0.075×   )% (χ<5kPaの時) χ  圧力発信器としての  校正精度 校正レンジの上限値(URV)(*1)と下限値(LRV)(*2)またはスパンの最も大きい方の値   χ(kPa)に対するパーセント ±0.1% (χ≧0.35MPa abs.の時) 0.35 ±(0.025+0.075×   )% (χ<0.35MPa abs.の時) χ  温度発信器としての  校正精度 −100℃≦(LRV)(*2)、(URV)(*1)≦650℃で、スパン50℃以上の時 50 ±(0.3×    +0.05)% FS スパン 注) (*1):URV とは 100%(20mA DC)を出力させる測定値。 (*2):LRV とは 0%(4mA DC)を出力させる測定値。 (*3):LRV ≧ 0%、URV ≧ 0% の範囲の精度です。 付録 A-7 ■形番構成表 一般ガス測定用 理想気体補正 基礎形番 選択仕様 0.75∼100kPa 出力/通信形式 4∼20mA(標準) 1 DE対応 XX 付加仕様なし 注3) 3 接液部材質 メータボディ カバー ベント・ドレン センタボディ プラグ 接液部 SCS14A SUS316 封入液 一般用(シリコンオイル) A5 ロング・ベントドレン  F1 E SUS316 酸素用(フッ素オイル) ボルト・ナット材質 注2) G1 エルボ1個 注1) D1 2 E6 禁水処理(禁油を含む)ハイグレード 禁水処理(禁油を含む) Rc1/2、プロセス上部 A D2 禁油処理 Rc1/2、プロセス下部 B T1 テストレポート Rc1/2、プロセス水平接続 D T2 ミルシート Rc1/4、プロセス上部 L T3 高圧ガス保安法準拠ドキュメント(一般用) Rc1/4、プロセス下部 M T5 強度計算書 Rc1/4、プロセス水平接続 P T6 耐圧・気密試験(一般用) C7 プロセス配管接続逆組付け 炭素鋼 1 SUS304 2 G1/2、防爆なし  X および防爆 G1/2、TIIS耐圧防爆、標準パッキン1コ   2 G1/2、TIIS耐圧防爆、標準パッキン2コ    3 メータなし  X デジタルメータ標準目盛り(0∼100%) 1 デジタルメータ実目盛り 2 防食処理 なし バーンアウト方向 なし X バーンアウト方向上限 U バーンアウト方向下限 D 取付けブラケット 温度補正なし 1 電気コンジット 指示計 付加仕様 JTD720A 測定スパン プロセス接続 付加選択形番 X なし X 炭素鋼 1 SUS304 2 リプレース用 F 注1) 禁油処理を含みます 注2) 温度補正が不要な場合は必ず選択ください。 注3) バーンアウト方向“なし”との組合せは不可。 付録 A-8 飽和蒸気補正  注)(付加仕様“F2:飽和蒸気補正”を選択ください) 基礎形番 選択仕様 0.75∼100kPa 出力/通信形式 4∼20mA(標準) 接液部材質 メータボディ カバー ベント・ドレン センタボディ 接液部 プラグ SCS14A SUS316 封入液 一般用(シリコンオイル) ボルト・ナット材質 電気コンジット および防爆 指示計 1 XX 付加仕様なし E A5 ロング・ベントドレン  SUS316 F2 1 飽和蒸気補正 注) G1 エルボ1個 Rc1/2、プロセス上部 A Rc1/2、プロセス下部 B D1 禁水処理(禁油を含む) E6 Rc1/2、プロセス水平接続 D D2 禁油処理 禁水処理(禁油を含む)ハイグレード Rc1/4、プロセス上部 L T1 Rc1/4、プロセス下部 M T2 ミルシート Rc1/4、プロセス水平接続 P T3 高圧ガス保安法準拠ドキュメント(一般用) テストレポート 炭素鋼 1 T5 強度計算書 SUS304 2 T6 耐圧・気密試験(一般用) C7 プロセス配管接続逆組付け G1/2、防爆なし  X G1/2、TIIS耐圧防爆、標準パッキン1コ   2 G1/2、TIIS耐圧防爆、標準パッキン2コ    3 メータなし  X デジタルメータ標準目盛り(0∼100%) 1 デジタルメータ実目盛り 2 防食処理 なし バーンアウト方向 なし X バーンアウト方向上限 U バーンアウト方向下限 D 取付けブラケット 付加仕様 JTD720A 測定スパン プロセス接続 付加選択形番 X なし X 炭素鋼 1 SUS304 2 リプレース用 F 注) 飽和蒸気専用の密度補正を実行します。選択しない場合は、一般ガス用の理想気体補正となります。 付録 A-9 (単位:mm) ■外形寸法図 端子接続図 測温抵抗体 受信 + 計器 - - + DC電源 24V 垂直接続 注1) プロセス配管接続は、上下2方向を自由に選べます。 接続変更の場合は、それに応じてアダプタ・フラン ジとベント/ドレンプラグを付け替えてください。  2) 取り付けブランケットの位置を変えることにより、 いろいろな取り付け方ができます。 (図は代表的な例です)  3) 測温抵抗体と端子間は、ノイズの影響を受けやすい ので、必ずシールドケーブルを使用してください。 付録 A-10 (単位:mm) 水平接続 付録 A-11 付録 A-12 宛:当社担当者→マーケティング部 マニュアルコメント用紙 このマニュアルをよりよい内容とするために、お客さまからの貴重なご意見(説明不足、間違い、誤字 脱字、ご要望など)をお待ちいたしております。お手数ですが、本シートにご記入の上、当社担当者に お渡しください。 ご記入に際しましては、このマニュアルに関することのみを具体的にご指摘くださいますようお願い申 し上げます。 資料名称: お 名 DSTJTM3000 スマート・トランスミッタ 温度・圧力補正形差圧発信器  JTD 720A 形 前 資料番号: 貴 所 属 部 門 社 CM1-DST720-2001   4版 名 電 話 番 号 貴 社 住 所 キ ページ 行 コ メ ン ト 記 入 欄 リ ト リ 線 当社記入欄 受付No. 記   事 受付担当者 資 料 番 号 資 料 名 称 CM1-DST720-2001 DSTJTM3000 スマート・トランスミッタ 温度・圧力補正形差圧発信器 JTD 720 形 改 訂 年 月 2004年 3月  初版 2012年 9月  4版 発 アズビル株式会社 発 行 年 月 行